2019年3月31日

リーディング練習では下値切り上がりと高値切り下がりを意識して30年分やってみる

同じ技を過去30年分のチャートで観察する

3月25日放送のラジオNIKKEIの番組「株は技術だ!!」では、効果的な練習方法についての話でした。

効果的な練習方法とは、自分が得意とする技(あるいはできそうな技)を過去30年分の日足チャートで探して行くというやり方です。

これは相場先生が何度か紹介した、本物のダイヤモンドの見分ける眼力を身につける練習方法と似ていると思います。

その練習方法とは、本物のダイヤモンドばかり見続けるというものです。これを続けて行くと、偽物を見た時にすぐに判別できる能力がつくのだそうです。

狙うは2つ!!下値切り上がりと高値切り下がりを狙う!

株価の動きは前の安値を切り上げると上昇して、前の高値を切り下げると下落する、という特性を持っています。

結局のところ、うねり取りでもショートトレードでも狙うべき鉄板の場所は、この2つなんですね。

まずは下値切り上がりから見て行きたいと思います。株価が緑の20日線を越えると上昇に勢いがつくのが分かります。

次に高値切り下がりです。こちらも株価が緑の20日線を割ると下落に加速がつきますね。

これら4つのチャートを見て分かるのは、日足が緑の上にある時に買いを入れ、日足が緑の下にある時に空売りを入れた方が、失敗する可能性が低くなるということです。

次に、これらの期間の週足の形はこんな感じです。

どれも横ばいであったりコマだったりしますね。

また、チャート全体を俯瞰してみると、株価が緑の20週線を越えると上昇に勢いがつき、20週線を割ると下落に加速がつくのが分かりますね。

週足チャートを見て分かるのは、株価が緑の上にでてから買いを入れ、株価が緑を割ってから空売りを入れると、失敗が少なくなるということです。

ちなみに5日線と20日線の関係については、以下の記事に詳しく書いています。

得意な場面が来るまで待つ

今回の番組のゲストとして登場されたのはトレーダーの高沢健太さんです。

高沢さんのトレードスタイルは、ボリンジャーバンドとRCIを使ったデイトレードです。

高沢さんは自分の勝ちパターンが来るまでひたすら待って、それ以外は手を出さないとのことです。

株好きにはこれがなかなかできないんですね。私も以前はポジポジ病からなかなか抜け出せませんでした。

とにかく、上達するにはまず自分の得意場面を特定して、その場面を30年分チャートで見て頭に叩き込んでおいて、実際のトレードではその場面が来るまでひたすら待つことが重要だということですね。

あれこれ技を使おうとすると「あの場面もいい」「この場面もいい」となってしまい、結局、どの場面を見ても取れるように見えてしまいます。

その結果、変なところでトレードしてしまい失敗を重ねるということになりかねません。

得意技を使う場面を意識しながらリーディング練習をしないと、ただ漫然とチャート見ているだけになってしまいます。漫然と見ているだけでは、いくら数をこなしても上達しません。

今回の番組を視聴して思ったのは、まずは1つか2つの技をしっかりと身につけ、それらを集中的に練習することが上達の早道だということです。