一生使える株式投資術の実践的考察

誰でも上達できるうねり取り手法とショットガン投資法の検証・レビュー及び投資理論と実践方法の解説

7step株式投資メソッド

相場師朗氏の「7step株式投資メソッド」の特別セミナーに出席した感想

投稿日:2014年6月15日 更新日:

Speaker Giving a Talk at Business Meeting. Audience in the conference hall. Business and Entrepreneurship. Copy space on white board.

渋谷で行われた「7step株式投資メソッド」の特別セミナーに出席

6月14日(土)に渋谷の「東京渋谷T'sフラッグ」で、相場師朗先生の教材である「7step株式投資メソッド」の購入者を集めたセミナーが行われました。参加費は3,000円でしたが、非常に内容の濃いセミナーでした。

相場師朗先生が今回のセミナーで話されたテーマは3つありました。

一つ目は「今後の東京マーケットの動向」です。

二つ目は「売買するのに必要な道具」について。

三つ目は「負けトレードを勝ちトレードに持って行く方法」でした。

売買するのに必要な道具

相場師朗先生が教える「うねり取り手法」では、ボリンジャーバンドやMACD、あるいは一目均衡表などは使いません。

使うのは日足、月足、そして5日、20日、60日移動平均線のみです。

いくつも見ていると情報過多に陥り、何が何だか分からなくなってくるので、結果として最悪の手を打つことになりかねません。林輝太郎先生も仰っていましたが、「道具はシンプルな方が良い」のです。

そして、移動平均線に加えて、前の高値(安値)、日柄、酒田新値、節目を考慮して、建玉の操作をしながら利益を上げて行きます。

負けトレードを勝ちトレードに持って行く方法

株で負けてばかりいる人は、買った後に株価が下落しても損切り出来ずにそのままほったらかしの塩漬け状態にしている人です。

すなわち買ったら買いっぱなしで、損が出ても適切な処置をせずにそのままほったらかしにしているので損が拡大するわけです。

今回のセミナーでは、現在、損失が出ている状態から脱却して、逆に利益に持って行く方法を教えて頂きました。

大和ハウス(1925)を例に挙げてご説明します。

例えば、株価がどんどん上昇してきているので、さらに上昇すると思い、3月27日(赤丸)に1100円で3000株購入したとします。

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しかし予想に反して株価は下落し始めました。でも陰線2本なのでまだまだ大丈夫だと自分に都合良く考えてしまいます。

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しかし株価はさらに下落します。この日(4月5日)の終値は1074円なので、78,000円の損失です。でもこれから上昇すると自分に都合よく考えていますので、何の処置もせずにほったらかしにします。

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株価はどんどんと下がります。日足が完全に20日移動平均線の下にありますので、ここで「これは下落傾向にある」と判断しなければなりません。そしてこの辺りから失敗トレードの処置をし始める必要があります。

下チャートの赤丸の日(4月10日)の終値は1058円ですので、126,000円の含み損です。

最初の処置として、翌日の4月11日に買い3000株のうち、1000株を損切りします。そして空売りを2000株入れます。どちらも朝の寄り付きで売りましたので、1049円で約定しました。ここで51,000円の損失確定です。

ここで考えてはいけないことは、「空売りを入れた後、上昇したらどうしよう」ということです。そうではなく、日足が5日と20日移動平均線の下にあり続ける以上、株価はまだ下落傾向にあると考えます。

さらに建玉は2-2(空売り2000株、買い2000株)なので、どちらに動いても安心なのです。

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その後、日足は横ばいの動きになり、下げ止まった感があります。ここでもう1000株追加で買ってみましょう。4月18日、1057円で買い増ししました。これで買いの平均値は1086円まで下がりました。

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一旦は下げ止まったように見えましたが、再び下落しました。買いは損が出ていますが、2000株の空売りは利益が出ています。

大き目の陽線が出現して、下げ止まったように見えます。ここでさらに1000株の追加買いをします。そしてさらに下がったら怖いので、もう1000株空売りします。5月9日に1016円で売買出来ました。この時点での建玉は3-4となりました。空売りの平均値は1038円で、買い4000株の平均値は1068円となりました。

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その後、下がりましたが日足が5日移動平均線を越えてきて、さらに20日移動平均線に当たって来ましたので、ここでようやく上昇に転じるだろうと予測できます。また、前の安値まで下がらずに反転上昇しそうな感じです。

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翌日、予測通り陽線で20日移動平均線を越えてきましたので、高い確率で上昇する可能性があります。従いまして、翌日、売り玉を手仕舞いします。そして買いをもう1000株追加します。

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翌日、5月30日に1010円で空売りを全て手仕舞い、買い玉を2000株追加しました。これで空売り3000株の利益は84,000円です。そして買い5000株の平均値は1057円です。

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その後、予測通り上昇に転じました。買いの平均値は1057円ですので、1100円辺りで手仕舞いしたとして215,000円の利益です。空売りの利益とあわせて299,000円です。

損切りでの損失が51,000円ありますので、これを差し引くと248,000円の利益です。

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このように上手く「玉を動かす」と損失を利益に持って行くことが出来ます。「1100円で買った3000株を、そのまま持っていればいずれ1100円に戻るのだからいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、ポイントはそこではありません。

ここでの例では株価は1100円まで戻りましたが、大抵の場合、戻らない可能性の方が大きいです。なのでずっと塩漬け状態が続くのです。

株価が元の株価に戻らない場合の対処法

今回のセミナーでは、元の株価に戻らなかったとしても、玉を動かすことで損失を最小限に食い止めることが出来るようになることも教えて頂きました。

また、大和ハウスを例に挙げてみます。

株価がどんどんと上昇してきているので、まだまだ上昇すると見込んで3000株買ってみようと思っていると仮定します。

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翌朝、5月14日、寄り付き成り行きで3000株を2310円で買いました。

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しかし予測に反して株価は下落してしまいます。でも「陰線2本くらいならまだいいか。そのうち上昇するだろう」と自分に都合よく思い込んでしまいます。

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しかし、株価は大きく下落してしまいます。ここで、自分の過ちに気付かなければなりません。これは「失敗トレードだったんだ」と気付いて、適切な処置を取る必要があります。

この日(5月23日)の終値は1989円ですので、含み損が963,000円と結構な金額です。

この時、こんな大きな陰線が出現したので、何かマーケットに異変が起きていると判断しなければなりません。しかも6ヶ月上昇後の下落です。そして日足が2000円の節目と5日、20日移動平均線を割っていますので、この下落はきついものになると予測しなければなりません。

翌日に最初の処置を行います。

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5月24日、朝の寄り付きで成り行きで、1999円にて買玉を2000株損切りしました(全ての買玉を切るのが一番良いのですが、心理的になかなか難しいと思います)。これで622,000円の損失確定です。

そして同時に空売りを2000株入れました。これで建玉は2-1(空売り2000株、買い1000株)となりました。

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下げ止まったように見えますが、陰線がちなのでさらに下げる可能性が高いと判断します。ここでようやく諦めて最初の買い1000株を損切りします。

そして、さらに下げると判断したので、空売り1000株を追加します。

5月31日、1931円で売買出来ました。379,000円の損失確定です。そして空売りの平均値は1976円となりました。

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さらに下げました。前の安値と1800円の節目に近づいてきたので、買いを1000株追加してみます。6月4日、1849円で1000株の買いを入れました。

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その後、5日移動平均線でもみ合っていますので、そろそろ上昇するかもしれないと判断出来ます。

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しかし下がってきました。でも空売り3000株の利益がありますので、問題ありません。しかも前の安値に近づいてきたので、2000株の買いを入れてみます。また、下がったら怖いので、空売り1000株も追加します。

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6月27日、1727円で売買出来ました。この時点での建玉は4-3です。これでどちらに動いても怖くありません。

買いの平均値は1767円まで下がりました。空売りの平均値は1914円です。

その後、株価は5日と20日移動平均線を越えて来ましたので、下げが止まって上昇するだろうと判断出来ます。翌日、空売りを全て手仕舞います。

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7月1日、1881円で空売りを手仕舞いしました。132,000円の利益です。

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その後、株価は上昇して1900円付近で手仕舞いしたとして、399,000円の利益です。空売りの利益と併せて531,000円の利益です。

しかし損切りの際に出たマイナス分1,001,000円がありますので、差し引き470,000円の損失です。

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この後、株価は再び下落して1800円辺りで動いていますので、もし今回のような適切な処置をしなかった場合、約150万円の含み損を抱えてしまうことになります。

塩漬け状態は精神衛生上好ましくありません。なので、精神的に楽になるためにも建玉の操作をする必要があります。

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私は、このように建玉の操作をして臨機応変に玉を動かすことにより、損失を最小限に食い止めることができることを学びました。

今回のセミナーで学んだ重要なことは、うねり取りの相場技法を習得すると、どのような状況に陥ったとしても建玉の操作をすることで負けトレードでの損失を小さくしたり、あるいは勝ちトレードに持って行くことが可能になるということです。

「7step株式投資メソッド」についてより詳細にお知りになりたい方へ

当ブログでは、「7step株式投資メソッド」について様々な角度からレビューした詳細記事をご紹介しています。

レビュー記事は全部で5つあります。以下の順番で読み進めて頂きますと、同教材の内容が把握できると思います。教材購入前のご参考にして頂ければ幸いです。

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