2025年4月3日放送の「株は技術だ!」を視聴した
日経先物月足の解説から始まりました。
2009年から2013年の4年間で底を形成しています。W底のようなトリプル底のような形です。
そこからずっと上がっていって、途中、一旦下落して、また上がっていって一旦下落・・・となっています。
つまり、同じ波形で上げ下げが繰り返されています。
2015年の下落は10か月続きました。2021年9月からの下落は5か月続きました。今回の下げはすでに9か月続いています。
これまでの流れを見ると、日経先物はもう少し下げるだろうと思われます。
週足だと、途中、何週間か上げて、その後、結果的に下落しています。
途中で一旦上げたときに買いを入れても、いずれ下げると思っていないと、買いの利益を失ってしまうことになります。
過去の下落では紫の50か月線まで下げているので、今回もそうなるとしたら32000円くらいまで下げる可能性があります。
どこで下げ止まるのかというと、赤の5日線と緑の10日線が交わらないと、下げ止まりません。
ただし、乱高下する可能性があるので、買いを入れても長く持たないように注意が必要です。
買いで獲ったら、次は売りで獲るようにします。売りの場合は少し長く持ってもいいかもしれません。
前回の番組の「相場の提言」は、「青(20日線)の上にのったらどうする!」がテーマでした。
日経先物のその後はどうなったか?
青の上に出たあとボックスを形成して、その後、下に抜けたので、相場先生は売りを入れたとのことです。
神戸物産の日足では、ロウソク足が青の上に乗ったあとボックスを形成しました。上に抜けてくると強い。
日足を見るとW底でオレンジまで上げて下げて、またオレンジまで上げたので、これは上げる動きです。
ただし、この後上げたとしても、週足で見ると、この上昇が長く続くとは思えません。
日経先物が上昇に転じるためには?
前回の番組で青を超えた後の値動きを3パターンご紹介しました。

今回の日経先物は下落のパターンになりました。青の上に出てボックス形成後、下限を割って下がってしまったパターンです。
概念図で示すとこの形になります。現在、多くの銘柄でこの形になっています。
相場先生も日経先物には売りを入れているそうです。
日経先物が上昇するためには、まずは赤と緑が交差する必要があります。
赤の5日線が下向きのときに陽線2連続出現したとしても、次の日に大陰線が出現する可能性があります。
視聴者からの質問
ゴールドはどうなる?
今後のゴールドはどうなりますでしょうか?
相場先生の回答
週足では14週間~21週間上げています(上昇の起点をどこにするかで変わってきます)。月足では19か月上昇してきています。
なので、(上昇は)一旦休むと思われます。
世の中が不安定になるとゴールドが買われますが、そのようなゴールドでも、必ずどこかで利益確定の売り出てくるからです。
株よりもCFD?
これからは株よりもCFDを手掛けていった方が良いでしょうか?
相場先生の回答
私はCFDの方がいいと思います。私は少ない金額(100万円ほど)でCFDをトレードした売買明細を、株塾勉強会で公開しています。
なぜ少ない金額かというと、何千万円のトレード明細を出したところで、多くの株塾生にはピンとこないから。
最近では100万円分の原油ともう一銘柄を買って、130万円くらいになっら売買明細を公開しました。
3月後半の8日間の売買明細を出しています。
CFDだと、ちゃんといいい場面でエントリーすれば、少ない金額でもこれくらい稼げます。
ただし、いきなり100万円でトレードするのではなくて、1万円で始めて、慣れていったら徐々に金額を増やすようにします。
1年がかりくらいで1回のトレードで100万円くらいできるようして、ちゃんといいところでエントリーすると1日で20万円くらい稼げるようになります。
日本株もいいので、CFDをやりながら日本株も手掛けてほしいと思います。
日本株のいいところは、銘柄数が多いから、顔がいっぱいあるので、おいしい場面がいっぱい出てきます。
CFDだと、1日で3銘柄くらいしかいい場面を見つけられません。
私だと3つ見つけられますが、リスナーの方がその3つを見つけられるようになるには、ある程度熟練の技が必要です。