白熱した相場師朗先生のセミナー【富豪ファミリープロジェクト第1期参加体験談①】

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100名超の出席者

本日、1月18日大阪梅田で行われた「富豪ファミリープロジェクト」の2回目の講義に参加してきました。

当初は相場師朗先生のみの講義だったようですが、急遽、紫垣英昭先生も講義をすることに決まったようです。午前10時より、紫垣先生のセミナーが行われて、午後より相場師朗先生のセミナーが行われました。

参加者は100名以上でした。

ちなみに隣に座った方に1回目の講義の内容(私は欠席)について尋ねたところ、開催場所が東京だったこともあり、参加者は100名を軽く越えており大盛況とのことでした。前回のセミナーの内容は株トレードを始める心構えが話の中心だったようで、トレードについての詳しい内容はなかったとのことでした。

正直申し上げまして、25万円のセミナー料金を払って参加されている方が、これほど多くいることに驚きました。

午前中に行われた紫垣先生のセミナーですが、彼が得意とする低位株の話は無く、終始、日経平均の10年サイクルや季節サイクルといった話や金利と株価の関係などの話でした。

従いまして、具体的なトレード手法を教えてくれたわけではありませんでした。具体的なトレード手法は、次回以降行うとのことでした。

白熱した相場師朗先生のセミナー

「うねり取り」を実践する者として、やはり興味があったのは相場師朗先生の講義です。1時半から4時半まで、途中10分間の休憩を挟んで白熱したセミナーでした。

セミナーの内容は以下です。

  • 実在の相場師の手法の説明
  • 今後10年間の相場の方向性
  • トレードの精度を高める15のチェック項目
  • 銘柄の選択方法
  • トレードの練習方法
  • お弟子さんによるトレードの実演
  • 参加者全員による実践トレード

相場先生のテンションは終始高く、ジョークも交えて白熱した講義でした。

今日のセミナーで教えられた内容は、「7step株式投資メソッド」でも教えられている15の目印の使い方を、より詳しく説明して頂きましたので、さらに理解度が深まりました。

特に良かったと感じたのは、5日移動平均線と25日移動平均線の応用方法です。

5日移動平均線と25日移動平均線の見方については、多くの書籍でも説明されていますので、多くの方に馴染みがあると思いますが、効果的に活用している方はあまり多くないのではないでしょうか。

それもそのはず、書籍では移動平均線の見方は説明していても、効果的な使い方を説明している本はありません。

私はこれまで移動平均線を重要視してこなかったのですが、移動平均線を使った方がより値幅が多く取れることに気づかされました。

相場師朗氏が考える今後10年間の相場の方向性

セミナーの冒頭で、5日&25日移動平均線の効果的な使い方を説明した後、相場先生が考える今後10年間の東京市場の方向性について語って頂きました。

2013年~2016年 – 上昇トレンド傾向になるので、上昇トレンドを意識した戦略を取る。但し、3ヶ月に一度は大幅下落があるので建玉の操作を怠らないこと。

2017年 – 微妙な相場になる。

2018年~2020年 – 高値圏内でのもみ合い相場になるので、上げ下げを意識した戦略を取る。

2020年以降 – 大幅下落のトレンドを意識した戦略を取る。従って、大きく儲けるには空売りの技術習得が必須。

もちろん予測ですので、この通りになるかどうかは分かりませんが、相場師朗氏がどのように考えているかを知ることで、買いあるいは空売りのどちらに重きを置くか参考になると思います。

うねり取りの銘柄選定方法と住友不動産の実践練習

相場師朗流うねり取りを実践するにあたり、以下の条件に合致する銘柄を選びます。

  • 東証一部銘柄から選ぶ
  • 空売りが出来る銘柄
  • 1日の出来高が100万株以上
  • 2007年のレベルまで上がりきっていない銘柄
  • JPX400採用銘柄

最後の2つの条件は必須ではありませんが、これらの条件を考慮すると今後の上昇相場を取りやすくなると思います。最初の3つの条件に合致していることは必須です。

当たり前ですが、銘柄によってうねりの形は異なります。

自分に合った銘柄を選択するためには、数多くのチャートを見て、「これなら取れそうだ」と思えるような銘柄をとことん練習するのです。

練習はパンローリング社が提供するチャートギャラリーが便利です。

さて、今回のセミナーでは住友不動産と伊藤園の実践練習を行いましたが、住友不動産(8830)での私の建玉を公開したいと思います。

スタート地点は2011年12月2日です。

1-1

ますは数日間様子見です。

その後、3日連続で陰線出現です。

また、5日と25日移動平均線より下回っており、前回の高値に届きそうになさそうですので、試し玉として空売りを2000株入れてみます。

12月7日に1520円で2000株の空売りです。

2

その後、陽線が出ますが25日移動平均線に当たって下がると思ったので、空売りを2000株追加しました。

12月9日に1491円で2000株の空売り追加です

たとえ、空売りの判断が間違ったとしても、その玉をすぐさま切れば良いだけです。これで翌日の建玉は4-0(売り玉4000株、買い玉なし)となります。これで売り玉の平均値は1530円です。

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その後順調に下がってきました。陰線新値6本出現を確認したので、12月19日に1408円で買いを2000株入れました。

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さらに下がりましたが、下がってくれないと追加の買い玉を入れることができないのでこれで良いのです。

とはいうものの1400円という節目を割ったので、もう少し下がると思い空売りを1000株追加します。12月20日に1398円で空売りを入れました。これで空売りの平均値は1504円となりました。

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これで建玉は5-2(空売り5000株、買い2000株)です。しかし下がりそうにありません。

陽線が出現したので上昇トレンドに変わると思い、順張りながら12月26日に1433円で3000株の買いを入れました。これで買い玉の平均値は1423円となりました。

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これで私の建玉は5-5です。

その後、1400円を大きく割りさらに下がりました。

5-5なのでどっちに動いても安心ですが、最初の買い玉が結構なマイナスになっているので、この辺りで一旦、買い玉を切り、そして空売りを追加しようと思いました。

そして12月30日に1323円で空売り1000株追加、そして買い玉2000株を手仕舞いしました。この損切りで出た損失は220,000円です。そしてこの時点で売り玉の平均値は1474円で、買い玉平均値は1416円となりました。

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これで建玉は6-3となりました。

しかしその後上昇したので、1月5日に1372円で売り玉4000株を手仕舞いして、買い玉2000株追加しました。これで私の建玉は2-5となりました。

この日の空売りでの利益は408,000円です。そして買い玉の平均値は1398円となりました。

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しかしその後さらに下がり、陰線新値10本目の出現となりました。

陰線新値の出現本数からして、いくらなんでもそろそろ下げ相場も終わりだと思ったので、1月17日に1320円で最後の5000株を追加買いしました。これで私の買い玉の平均値は1359円となりました。

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この時点の建玉は2-10ですので空売りが2000株残っていますが、大陽線が出現しましたので翌日の1月18日に1351円で全ての空売りは手仕舞いしました。空売りでの利益は246,000円でした。

その後は結構上昇しましたので、1600円で買い玉を手仕舞いし2,410,000円の利益です。今回の練習売買での損益は以下のようになります。

損切りでの損失額:-220,000円
空売りでの利益:654,000円
買いでの利益:2,410,000円

トータルの利益は2,844,000円でした。今回は上手く下げと上げの両方で結構な利益を上げることが出来たことになります。

12

富豪ファミリープロジェクトでは、毎回このような感じで実践練習をして行きます。

回を重ねるごとに難しくなる

参会者の多くが初心者ということもあり、最初の2回は難度は高くありませんでしたが、今後はさらにレベルアップした内容となるそうです。

恐らくは実践トレードを多くこなして行く内容となると思われます。

さらにBNF氏のトレード手法の解説解析も今後セミナーの目玉となります。実際、これを目当てに参加された方も何名かいました。

実践トレードに関してですが、余程センスのある方で無い限り、日々練習をしていないと変動感覚が鈍ります。

私も日々の練習は欠かしません。

1銘柄を10年分くらい「うねり取り」で練習をすると、その銘柄のクセが分かります。

もしその銘柄で上手く利益が取れない場合、私の経験上、自分には合っていない銘柄と言えます。

私は現在トレードしている銘柄に出会うまで、約100銘柄を抽出して練習しました。そして、その中で一番やり易かった銘柄を選択しました。

これから参加することはアリか?

迷った末に参加を見送ったが、やはり参加したいと思われている方は今から参加しても十分に間に合います。

富豪ファミリープロジェクトは毎回ビデオ撮影されていますので、第1回目の講義は動画で観ることができます。

うねり取り手法の具体的なやり方については2回目以降の講義で学んで行きます。やはり、実際にセミナーに参加して講義を聴くと理解度がより深まります。

この続きは、以下の記事をお読みください。

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