Gerd AltmannによるPixabayからの画像
今の株価上昇は本物か?
前回の記事では、株式ストラテジストのエミン・ユルマズ氏の見解について書きました。
その後の株式相場は、ユルマズ氏の予測に反して上昇を続けています。
ユルマズ氏が予測するような暴落相場の兆しは、まだ見えてきません。
ファンダメンタルズ派の予測は外れたのでしょうか?
ユルマズ氏は暴落の予測を継続する
ユルマズ氏はウォールストリートジャーナル紙の記事を紹介して、自身の予測をバックアップしています。
オプションSKEWは大きく下がっているということは年前半にショートしていたファンドは買い戻したということ。つまり、この相場にヘッジがない。下はカラカラ。 pic.twitter.com/rjPSPkl30f
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) August 11, 2022
直近のダウ平均の日足チャートを見ると、ザラ場では前の高値を越えましたが、引けでは前の高値の水準まで下げています。
今現在のチャートからは、何とも言えません。
どっちに動くかの判断は、今夜(8月12日)か来週まで持ち越しですね。
コロナ暴落の水準まで下げる?
ユルマズ氏は動画(前回記事で紹介の動画)の中で、「コロナ暴落の水準まで下げる可能性がある」と話していました。
あと著書でもバブル崩壊を予測しています。
私はファンダメンタルズを無視してトレードしてますので、ユルマズ氏の予測が外れても構わないのですが、コロナ暴落の安値まで暴落するのであれば、それはそれで楽しみです。
最後にこんなことを言うのもなんですが、他人の分析を信用してトレードしない方がいいですね。信用できるのはただ一つ、株価チャートだけです。
相場師朗先生は、「チャートにすべて表れる」といつも言っています。
確実に信用できるのは、アナリストやストラテジストの予測などではなく、株価チャートから得られる情報だけです。