12月28日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
今年の日経先物を振り返りますと、前半は大きく上昇しましたが、6月以降はボックス圏内での動きとなりました。
2023年の日経先物は、このボックス圏の天井に差し掛かって終わりました。2023年最後のロウソク足は陰線で終わりましたが、27日の陽線を割っていません。
相場先生の見立てでは、「下値切上がり、三角持ち合いで上に抜ける可能性も出てきた」とのことです。
月足を見ると、下値切り上げがもっとよくわかります。
2023年の下値は2021年の高値辺りで切り上がっていますので、上に抜ける可能性があるように見えます。
視聴者からの質問
今年から相場流を勉強して、日経先物を1年間トレードされた方からの質問でした。
今年の日経先物のドストライクは、どこだったのでしょうか?
相場先生の回答
ドストライクの場面は2つありました。
一つ目は、4月11日でした。
理由は、オレンジが下にある。その上に紫と青がある。その上に緑があって、この下げが緑を一旦割った後に上に戻した。これでPPPが完成した。
二つ目は、4月28日でした。
ここは下からオレンジ、紫、青、緑、赤の順番(PPP)の状態の時に押し目をつくり、再度上昇した場面です。
その後は大きく上昇しています。
相場先生は、「このようなドストライクの場面は日経先物では、しばらくは来ないかもしれません」と話していました。
しかしながら、「現在の状態を底として2024年も上昇し続ければ、2023年の4月のドストライクの場面が再びやってくる可能性も出てきます」とも話していました。
ただし、「すでに前の高値に並んでいますので、ここを天井として下げる可能性もあります」とのことでした。