9月18日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
日経先物は11日上昇してますので、あと4日ほどで一旦上昇は休むと思われます。
過去を見ても、上昇を休みながら下値と高値を切り上げてきて上げてきたわけです。
いま上昇4段目ですので、気を付けながらトレードする必要があります。
今回の上昇を獲るのは簡単でした。移動平均線が下からオレンジ、紫、青の中、一度下げて下半身出現で買いを入れて、いま保有中(放送日の18日の時点)ということになります。
昨日、アメリカで利下げをしましたので、米国株は上げています。
ドル円は、一時大きな下ヒゲを引いて円高になりましたが、再びボックス圏に戻ってしまいました。
小麦が興味深い値動きをしています。
下げ止まった後にオレンジの100日線近くまで上げて上げてきましたが、再び下げました。しかし、下値を切り上げて再度、オレンジまで上げてきました。
この後少しもみ合って上に抜けるとおもしろい展開になってきます。ただ、1回で上抜けするかは分かりません。
週足では過去の下値を割っていますので、もしかしたら青の20週線に当たって下げるかもしれません。
そうなると、日足ではオレンジを超えずに、そのまま下げてしまう可能性があります。
日足だと下値も上値も切り上がっていますが、週足だとまだわからない値動きです。
月足で見ても下値が切り下がっています。底値かもしれませんが、青の20か月線まで遠いため、何とも言えない状態です。
いずれにしても、月足、週足ではどちらの方向もあり得ますので、日足のオレンジ際でどうなるかがポイントとなってきます。
ちなみに相場先生は下値切り上げのところで買いを入れて、オレンジ到達で手仕舞ったそうです。結局、ロウソク足3本獲っただけですが、オレンジに当たった時点でその後どうなるか分からなかったから手仕舞ったそうです。
ゴールドは21日間上昇しています。上昇相場であっても、これくらい上げると一旦は押しが入ります。
この後の下げを観察して、次の下半身で買いを入れたいところです。
原油はW底を形成している感じがします。そしてオレンジまで上げて下げましたので、このあとオレンジ際でどう動くのかということになります。
視聴者さんは原油のW底を見て買いを入れたそうですが、その後の陰線を見てヘッジの売りを入れるかどうかまよっているとのこと。
これに対する相場先生のアドバイスは、売りヘッジを入れながら買い下がっていって、前の安値辺りで売りヘッジを抜けば、最低でもオレンジまで獲れるかもしれません。
銅はまた値を戻したら買っていきたいところです。
シルバーもある程度上げてきましたので、一度下げて戻したところを狙った方がいいです。
コーンはオレンジ際の戦いになってきています。
大豆は高値が切り下がっていますので、相場先生は売りを入れているそうです。
ただし、オレンジ際でどう動くか分からないため、ロウソク1本くらいで手仕舞いたいそうです。
コーヒーの上昇を獲った塾生は多かったです。ある程度の本数を上げてくると下げてきます。
リスナーの方はボックス抜けを買って儲かったそうです。
しかし、ボックス抜けで買って、その後の大陰線に引っかかった人はいると思います。
その場合の対処法は、売りヘッジを入れてオレンジ辺りで手仕舞って、下半身で買いを入れるのがいいと思います。
ただし、週足を見ると過去の高値に当たっています。月足は、前回青まで下げてもう一度上げて、過去の高値に到達しています。
この後、上に抜けるか下に抜けるか分かりませんが、とりあえずは売りながら上げの予兆を見たら早めに売りを手仕舞って、上げてきたら買うというのがよいと思われます。
1か月ほど前の質問で、「ドイツ指数はどうか?」というのがありました。
ドイツ指数はオレンジ際に負けて下げましたが、今日(18日)スパっと上げてきました。
週足では天井圏ですので、上がったり下がったりしています。前の安値まで来ると一旦は上げますが、ここで買いを入れるとどこまで上げるか分かりません。
もし買いを入れたとしたら、いつ下げるかもしれないと思いながら、下げたら買いを手仕舞い売りを入れるようにしたい。
視聴者から「レーザーテックはW底ですか?」との質問がありました。
相場先生はレーザーテックに買いを入れているそうです。
相場先生の回答は、「レーザーテックはW底です。W底プラス、オレンジ際の戦いに勝ったという感じです」とのこと。
ちなみに相場先生は今日明日にでも手仕舞うそうです。
週足では三角持ち合いになっています。上に抜ける可能性も考えながら、見ていった方がいいです。
月足はオレンジ際の戦いでした。オレンジまで下げて一度上げて、そして下げてオレンジで下げ止まり、再度上げてきたところです。
半導体株とバイオ株は相場流と相性が悪い!???
先週、視聴者から質問がありました。
相場先生の回答
結論は、相性いいです。
8035東京エレクトロン
パンパカパンで天井をつけて暴落して、底値W底をつけて赤の5日線の上に下半身で買ったら、上昇を獲れます。
つまり、相場流と相性がいいということです。
他の場面も見てみます。
オレンジ割れで下げて一時的に上げたけど、下落した。ただ、途中の陽線が嫌ですが、赤の下なので陰線とみなしていいです。
6857アドバンテスト
オレンジ際の戦いに負けて下がった。横ばってオレンジまで上げたけど、負けて下がってW底をつけて上がっていった。
その後、一旦上昇を休んだけど、再びオレンジ際の戦いに勝って上がっていった。
4004レゾナック
今回、これが一番相性がいいと思いました。
パンパカパンで一旦下げて青に当たってW下半身!これは絶対にいいと思った。
週足も良いです。
週足はオレンジ際の戦いに勝って上に抜けました。
月足も良いです。
オレンジ際の戦いに勝って下半身出現です。
なので、ここ1年くらいで一番多く買いました。
3436SUMCO
パンパカパンで上がっていきました。
週足ではずっと下がってきました。青まで行ったけど下がった。そして、下値切り上がり、青越えで上昇。
ちょっとやりにくいけど、基本、相場流でOK。
月足でも16本上げた後に下げて、オレンジ際で下げ止まり。
4593ヘリオス
移動平均線が下からオレンジ、紫、青、緑。いったん下がって下半身で買って、14本目で天井。
オレンジ際まで下がって戻ったけど、移動平均線が集中しているので、方向感が分からず。
6869シスメックス
オレンジの下で動いて暴落して、そのままずっと動いていて、そろそろW底になるかなというところ。
上に飛び出たら買っていけるけど、そんなに上がらない。なぜなら、紫とオレンジが遠いから。
週足ではオレンジ際の戦いに負けて下がって、横ばって、下がって、いま陰、陽、陰、陽。
まだ下半身になっていないから、もう1本陰線が出て、次に陽線になれば、何週間かは上がる。
ただ、青が下向いているので、そんなに上がらないでもう1回下がる感じ。
4565ネクセラファーマ
上からオレンジ、紫、青、緑でずっと下がってきて、一旦青まで上げて下げたけど、前の安値まで下げないで上がっていって青を超えた。
次は青を割らないで上がっていった。これは完璧に相場流の値動きです。
月足は前の安値を割って下がっていって、下ヒゲが何本か出て緑を超えた。有望な値動きになっています。
結論を言うと、半導体株とバイオ株は、相場流と相性が良いということです。
視聴者からの質問
移動平均線の順番の定義
W下半身やW逆下半身での移動平均線の順番の定義はあるのでしょうか?
相場先生の回答
W下半身というのは、ずっと下げてきて、赤の5日線の下にロウソク足があったのが、陽線で赤の5日線の上に半分くらいでる。ところがその時、すぐ上に緑の10日線があり、赤と緑を同時に踏んでいる状態が、W下半身です。
これは上がる可能性が非常に高いです。
どうしてかというと、ロウソク足が赤を超えたときに、上のほう緑があるということは、赤は超えたけど、過去10日間の平均には程遠いので、まだ弱いということです。
ところが、赤のすぐ近くに緑があるということは、過去5日間と10日間の平均がほぼ同じになってきたところに、この2つを超えてきたので買いが集まってきて強いということです。
逆W下半身というのは、天井圏でロウソク足が赤と緑を同時に割るのが一つ。
もう一つは、上の緑があり下に赤だけど、緑も割って赤も割るというのもたまにあるかもしれない。
順番の定義は特になくて、同時に割ればよい、両方超えればよい。