
2026年5月14日放送の「株は技術だ!」を視聴した
相場の潮流
日経先物
過去5日間のロウソク足の実体高値に水平ラインを引くと、高値がほぼ揃っていることがわかります。
放送日の昼間、資料作成時点ではロウソク足(赤の星印)はまだ陽線でした。しかし、相場先生は「怪しい」と判断し、売りを入れたそうです。
ボックス圏での値動きのため、下限にもラインを引くことができます。
5日から6日のボックス圏ですので、上に飛び出せば買い、下に抜ければ売りとなります。
ただし、パンパカパン(移動平均線が順番に並ぶ強い上昇形)で20日線(青)も上向きですので、下げは限定的と考えられます。仮に下げても、20日線まで押すことはあまり考えにくいです。
なので、いったん下げても上に戻してきたら買ってみる。普通なら、そのまま上がっていきます。ただ、買ったあとに下げてしまうようなら、そこが天井だったということです。
ただ、このパンパカパンの形から判断すると、20日線が横ばいになり、10日線(緑)と20日線の距離が縮まってくると天井を意識します。しかし、まだその形ではないため、現時点では天井は考えにくいです。
ゴールド
5日線・10日線・20日線が非常に近い位置にあります。これは、価格が同じエリア内で上がったり下がったりしている状態で、ボックス圏での値動きと考えられます。
どちらに動くか予測がつきにくいため、現時点ではエントリーしづらい局面です。ただ、10日線の下値は切り上がっており、100日線(オレンジ)も上向きのため、上方向へ抜ける可能性は十分にあります。
そのため、ボックス圏の上限を明確に抜けたタイミングで買いを検討すればよいでしょう。
シルバー
シルバーは、ゴールドよりも先行する傾向があります。
100日線が上向きのときにW底を形成し、100日線を上抜けすると、多くの場合は上がっていきます。
100日線が上を向いているということは、過去100日間の平均が上昇しているということです。つまり、下げたとしても、再び上昇方向へ戻される力があります。
そこにW底が加わるわけですから、過去の安値まで売り込まれず、より高い位置で売り買いされていたことになります。ですので、上昇につながりやすい形です。
買いのポイントは、赤と緑が交差したところの下半身でした。
原油
直近高値から50日線(紫)まで下げ、その後戻したものの、前回高値には届かず。
この価格帯で上げ下げしているうちに、20日線が寝てきています。日経先物がこういう動きになってくると、天井を考えます。
いまの日経先物は、原油チャートでいえば3月〜4月あたりの値動きに近い局面です。なので、いったん下げる可能性が高そうです。ただ、パンパカパンですので、どこかで戻してくるでしょう。
ただ、その戻りが前回高値(64,000円付近)を超えられずに再び下げるようなら、20日線はさらに横ばってきます。20日線が横ばうと50日線との距離が縮まり、天井をつけやすくなります。
この考え方は、株価指数やFXだけでなく、日本株にも当てはまります。
一方、原油は下値を切り上げていますので、三角持ち合いを上抜けすれば、原油高になる可能性もあります。
投資の提言
トレードで勝つには『次の値動き』を複数想定せよ
次の値動きを複数想定しておかないといけない
今回の提言は、「次の値動きを複数想定しておかないと、トレードは上手くいかない」という内容でした。
相場先生は、コーン先物の値動きを例に、その考え方を解説されました。
買いの場合
パンパカパンの中に一時的な下落が入り、下ヒゲ陰線の後に陽線が出た場面は、買いの再現性が高いです。
次に、先が見えない状態でエントリー場面を検証してみます。
オレンジの上に紫、その上に青が位置し、いずれも上向き。上昇トレンドの中で、一時的な下げが入りました。そこへ長い下ヒゲ陰線が出現。反発の可能性はありますが、まだ戻りが確定したわけではありません。
「明日、陽線が出たら買ってみよう」と考えます。
翌日は陽線でしたが、相場流でいう「下半身」(5日線の上にロウソク足の実体が半分以上出る形)ではないため、買いにくい形です。
さらに翌日、実体が5日線の上にしっかり出たため、ここで買い。
その後も買い玉をキープしていれば、現在は大幅プラスです。

ところが、「下半身」が出るのを待つよりも、一つ手前の陽線で買えたほうが利益は大きくなります。では、ここで買うにはどう考えればよいのでしょうか。
「パンパカパン」は、基本的に強い上昇相場です。
その中で3日ほど下げ、前日に長い下ヒゲ陰線が出ました。これは、一度大きく下げたものの買い戻され、下値を切り上げてきた形です。つまり、「底をつけて戻り始めた可能性」がある。
そして翌日、朝から高く始まり、引けも高い陽線になった。
ここから、**「パンパカパンの中でロウソク足が3本ほど下げ、長い下ヒゲのあとに陽線が出たら買ってもよいのではないか」**という仮説が立てられます。
もちろん、陽線で買った翌日に陰線になる場合もあります。1回負けたくらいで、「このやり方はダメだ」と決めつけるのはよくありません。
まずは、長い下ヒゲのあとに陽線が出たら買ってみる。上がれば、そのまま買い玉をキープします。
一方、買った翌日に陰線が出た場合は、買い玉を保有したまま売りヘッジを入れ、いったんスクエア(実質ノーポジション)にします。
この後下がったとしても、パンパカパンの並びですので、そこまで大きく下がることは考えにくいです。ですので、慌てて手放す必要はありません。
その後、再び上げ始めたら売りを利確し、買いを追加。こうして上昇を獲りにいきます。
つまり、相場流では長期の経済予測で売買するのではなく、明日、明後日の値動きを想定しながらトレードします。
売りの場合
次の場面です。頭が揃っているところでの売りです。
同じ価格帯で上げ下げしているうちに、青の20日線が横ばってきました。これは天井圏のサインですので、ここで売りを入れ、そのまま保有します。
その後、オレンジの100日線に当たり、「下半身」が出ましたので、ここで売りを手仕舞い。今度は買いを入れます。
ところが翌日は陰線になりました。「下半身」が出た翌日に陰線です。ただ、まだ「逆下半身」(5日線を実体半分以上割り込む陰線)ではないため、ここは様子見です。
翌日はコマ。しかし、その翌日に陽線が出ました。つまり、軽く下げたあとに再び上げ始めた。そこで「これは上昇に戻る」と考え、買いを追加します。
その後、価格は上昇していきました。これが建玉の操作です。
こうした建玉操作が上手くできるようになるためには、とにかく数をこなして練習することです。
YouTube延長配信 ~ リスナーからの質問
6361荏原
質問
5/7の荏原がN大でエントリーしましたが、上ヒゲ陽線となりました。明日もし下がったらエントリー失敗と判断してよいでしょうか?
相場先生の回答
パンパカパンで一度下げて、戻してN大なので買いを入れたわけですね。この方は一時的には結構儲かりましたが、今現在はトントンくらいです。
これはよかったのかどうか?
一番下からの本数を数えます。24本目で買っていますので、もう伸びないです。
一度下げてからの方が良かったですが、この窓開けが嫌なんです。N大のあとに1日ずつ上げてくれれば儲かるのですが。。。。
これは週足と相談したほうがいいですね。
ロウソク足8本目で、前の高値と6000円に並んでいます。こうような節目的な金額だと、売られてしまいます。
月足を見ます。22年10月3日からずっと上げてきています。この時の株価は1200円でした。いまは6000円です。
6000円到達の上ヒゲでいったん下げて、また6000円で上ヒゲです。
たとえば年金ファンドのファンドマネジャーだったら、6000円近辺で利確するように指示出しますね。
なので、区切りは危ないんですね。1200円が6000円なので、5倍になっていますので、「一回利食いしておこう」となりますね。
ましてや買ったところは24本目ですから、危ないです。
ここで「本物」の日大(N大)について、整理しておきます。

緑の線が下がっています。赤も一緒に下がっています。緑が横ばいためには、赤がちょっと上に行ったり下げたり、ちょっと上に行ったり下げたり、をやると、横ばってきます。
赤が緑を超えて下がるころ緑が上を向きます。上向きの緑に当たらず赤が上がるので、Nの形になります。
これを「日大」と名付けました。
質問者の方の日大は、上の方で出現してますので、やや変形日大ですね。
さんざん下がったあと、やっとのこと緑を超えて、下がってきたけど緑を割らないで上がった。
これが本物の日大です。
9984ソフトバンクG
質問
昨年、高値で買ってしまい、大きな含み損となってしまいました。ですが、先日ようやく買値(修正株価で5200円付近)を超えました。
途中、上がりそうな地点で相場先生のご教授通り、追加の買いを入れて大きな利益になりました。売り時を教えていただければありがたいです。
相場先生の回答
これも6500円に来ています。そして、パンパカパンになっていますね。
週足は下からオレンジ、紫、青、緑、赤ですね。
月足も同じ並びですね。これは強いですね。
強いですが、利益確定は入ります。
5200円平均で買いを持っていて、いま5770円です。そして、ロウソク足はW逆下半身だから、一度利確しましょう。
500円獲れますから。千株持ってたら50万円の利益ですし。
そして、ポジションがない状態で、この下げを冷静に見つめて上に戻したところで買っていく。
「休むも相場なり」という言葉が江戸時代からあって、ずっとポジションを持っていると麻痺してしまいますので、一回手仕舞った方がいいですね。
ナスダック
質問
ナスダックは週明け大きく下落することが多かったので、今週中に手仕舞いします。
相場先生の回答
ナスダックは月曜日とか火曜日に下がるけど、パンパカパンで赤を割ったのは1回だけですので、この質問ほどではないですね。
仰っているようなことはないですが、新たな発見として、火曜日とかは陰線になることが多いですね。
日経先物もそうですが、赤と青が交差しないと下がりませんので、まだ天井ではないですね。
4385メルカリ
質問
4385メルカリは月曜日が決算ですが、手仕舞っておいたほうがよいでしょうか?上がりたがっているようにも見えます。
相場先生の回答
月足を見ます。2018年、2020年、2022年7月、2024年6月、2025年1月の1800円の底が揃っています。
下がっていた紫が横ばって、青と緑が上を向いていますので、これは強いです。
そして、週足はパンパカパンですので大丈夫です。
途中に決算が入っても、よほど悪い決算でない限りは全然大丈夫です。
ただ、上昇過程には必ず利益確定で下がる場面がありますので、そこを売りヘッジで凌ぐかを考えておいた方がいいです。
日本郵船
質問
日本郵船やるなら、赤と緑が並行で下がっているので売りを入れるかな?
相場先生の回答
月足を見ると頭が並んでいます。飛びだしても、再びこの並びの範囲まで押し戻されています。
これは5000円を割ってきたら、結構苦しくなります。
いまの上昇にとっての底は2020年の3月2日です。その時の株価は472円でした。いまの株価は5600円です。
ファンドマネジャーはどこかで利確したいでしょうね。ファンドはだいたい5年くらい保有します。
底が2020年3月2日です。いまは2026年ですので、すでに利確したところがあるかもしれません。
利確して、また割安の株を買って利確しての繰り返しです。
青の20か月線とロウソク足が近づいてきましたので、継続して観察して5000円割れを売りで狙うことができます。
ただし、下げてももう一度息を吹き返します。その上げが5000円を超えなかったら、そこが天井となる可能性が高いです。






















