節目は“分岐点”|次の一手が決まる値動きパターンと売買ルール

節目は“分岐点”|次の一手が決まる値動きパターンと売買ルール

2026年4月30日放送の「株は技術だ!」を視聴した

相場の潮流

先週の番組で紹介した5銘柄の、その後の値動きについての解説がありました。

節目となる高値に到達し上ヒゲの動き

8360:山梨中央銀行
9101:日本郵船
3994:マネーフォワード
8001:伊藤忠
7906:ヨネックス

5銘柄のその後の値動き

8360:山梨中央銀行

6000円の節目を少し超えて下落しています。4/28に上げましたが、弱ってしまいました。

次の営業日に陰線が出ると、オレンジ(100日線)まで下げてしまう可能性があります。


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9101:日本郵船

6400円に到達した後、下げてきています。青(20日線)が前回横ばったのは4/18です。そこから青が上の向きになり、そして横ばいになり、現在は下がってきています。

青がW天井のような形になっていますので、あまり強くない感じです。


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3994:マネーフォワード

オレンジを超えて勢いよく上昇しましたが、6000円手前で下落しました。


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8001:伊藤忠

オレンジ際の戦いに負けて下がってしまいました。


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週足を見ると、青を割り込んで緑(10週線)がW天井となっていますので弱いです。

7906:ヨネックス

週足では、上ヒゲが4000円の節目に当たって下げて、オレンジ際の戦いになっています。

日足では、オレンジ際の戦いに敗れて、再度オレンジにチャレンジしましたが、そのまま下がってしまいました。


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このように多くの銘柄が高値圏に到達して、下げています。

金先物2年7か月ぶりに「逆下半身」

月足を見ます。4月のロウソク足が赤(5日月線)の下に入っていますので、逆下半身になっています。


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ベストな形は赤が横向きか下向きになることですが、とりあえず現状は逆下半身です。

23年9月に月足ベースで赤を陰線で割って以来、2年7か月ぶりに終値ベースで完全に赤を割りました。

従いまして、ゴールドは一時的に方向転換したといえます。

ゴールドに買いを入れてる人は、日足を見てしかるべきタイミングで売りヘッジを入れないと、マイナスがどんどん増えていくことが考えられます。

売りヘッジを手仕舞うのは下半身が出たときですから、まだその時ではありません。もう1本下に陰線が明日(5/1)に出ると、下がってしまう可能性があります。

相場先生は直近の下げを獲ったそうです。

小麦が相場流通りの値動きに

週足を見ます。下がってるオレンジに当たって下げて、底をつけて前に安値に並んで、オレンジまで上がらずに下げて、前の安値に並んだ。次はオレンジを超えてから下げて、前の安値に並んだ。


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もう一度オレンジを超えてから下げて、前の安値を少し割り込んだけど、W底を形成して下値切り上げでオレンジを超えて、一度下げたけどまた上がった。

これは相場流のストーリー通りの値動きです。

25年10月からもう一度見ていきます。

ここから上昇して、上ヒゲでオレンジにに当たり下げましたが、前の安値まで行かないで下げ止まりました。次はオレンジを超えて下げましたが、その下げが浅くて再び上昇しています。

この一連の値動きは、まさに相場流通りの値動きです。

リスナーからのコメント

コーヒーとココア

コーヒーとココアを、底と考えて買いで入ってしまいましたが、なかなか上がらないので、毎日震えています。

相場先生のコメント

コーヒーの日足を見ます。底っぽいですよね。なので、もう1本下半身が出れば一旦は上がるけども、オレンジが下を向いていますので、オレンジくらいまで上がったらいいかな。

週足を見ると、オレンジの下でW底をつくっています。相場流で言うと、オレンジの下で上がったり下がったりを繰り返す性質があります。

下値が揃っているので、もう1本陽線が出れば上がるけども、とりあえずここまで(310ドル辺り)。

なので、震えなくでいいんじゃないかなと思います。

あとコーヒーとココアを両方買うというのは効率が悪いです。値動きが似ていますので、コーヒーかココアのどちらかをやって、残った資金で値動きの違う銘柄をやったほうがいいかもしれないですね。

投資の提言

今回のテーマ

今の状況での日経先物の戦い方
他の銘柄にも
異なる時期にも応用可能

今回の「投資の提言」では、日経先物の今後の戦い方についての解説でした。

この戦い方は、他の銘柄や異なる時期であっても、今の日経先物と同じ値動きであれば応用できます。

節目を使って先の値動きを読む

以下は日経先物の月足チャートです。2月、3月、4月はボックス圏でした。


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25年10月、11月、26年1月の高値が揃っており、この高値は26年2月~4月の安値近辺になります。3月の下ヒゲは1月の始値、12月の始値、11月の終値になります。

これらの高値、安値辺りに水平ラインを引くと、2000円ごとの節目で下げ止まったり、上げ止まったりしていることがわかります。


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2000円ごとの節目で考えられる今後の値動きパターン

この2000円ごとの節目で上げ止まり、下げ止まりの性質を使って、この先の値動きのパターンをいくつか読むことができます。

ここから下がっていって10月、11月の高値で下げ止まるようだと、もう一度上がる。ただし、6万円を超えるかどうかはわかりません。


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あと、いくつかのパターンが考えられます。

1つ目は、5万円まで下げた後、反発して再び6万円を試す値動きです。

もう1つは、5万円まで下げた後、54000円付近で上げ止まり、そこから再び下落する値動きです。


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次は、54000円で下げ止まり、いったん反発します。その後、再び下落し、54000円を割り込んで5万円まで下げます。

その後、54000円付近まで回復しますが、再び下落し、今度は5万円を割り込みます。


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このように過去の高値と安値を使うことで、今後の値動きをある程度読むことができます。

ボックスでの戦い方

以下は2月~4月のボックスでの値動きを表しています。


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ボックス相場だと判断した場合は、次のように対応します。

まず、価格がボックスの下限付近にあり、陽線(下半身)が出たら買いを検討します。

買いポジションは、ボックスの上限まで保有します。ただし、上限付近で上昇が止まった場合は、買いは手仕舞います。その後、下げ始めたのを確認してから売りを入れます。

売りポジションは、ボックスの下限までを狙います。ただし、下限を割るかどうかは不確実なため、いったん下限付近で利確します。その後は、反発して再び上昇するのか、それともボックスを下抜けるのかを見極めます。

ゴールドの売り

先述しましたように、相場先生はゴールドの売りで獲りました。

以下のチャートは日足です。相場先生は、赤枠の下げを獲りました。


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この場面を4時間足チャートで見てみます。

オレンジを割り込んで下げました。陰線(逆下半身)で売りを入れて、下半身で手仕舞います。


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なぜここで下半身が出て上げたかというと、この場所は日足で見ると過去の上ヒゲの辺りだからです。過去に上ヒゲで上げ止まったところで、今回は下げ止まったということです。


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リスナーからの質問

6501日立製作所の買いはOK?

質問

並びを抜けた下半身と見て、引けで買いを入れましたが、見立ては合っていますか?

相場先生の回答

先週の木曜日に買いを入れたのが、正しかったかどうかですね。下半身だけで見るとダメで、長い期間を見ましょう。


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ずっとオレンジが上がってきたけど、結局、横ばってきて、下半身はここですが、過去の天井が2つありますので、ここは天井圏なんです。

ここで買うと、そのすぐ上で詰まってしまう可能性があります。オレンジが横ばっているということは、長い期間で見るとオレンジの天井圏ですから、この下半身で買うと下がってしまいます。

6976太陽誘電の売り

質問

6976太陽誘電の上げを獲って、現在、売りを仕込み始めています。週足陰線1本でも獲れればいいと思っています。

相場先生の回答

先週の木曜日に売りを仕込み始めたんですね。ここが売りの1。さらにしばらく上がって売りが2。それで、下がったから…というやり方でしょうね。

たとえば、木曜日に売りを1つ入れて、さらに上がったら売りを2つ入れる。すると合計3。(4/30の陰線で)平均値がトントンかちょっとプラスということになるでしょう。


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このように、分割で売り上がるというやり方もあります。

週足を見ると、まだパンパカパンですね。ただ、6500円で上げ止まる可能性もあるけど。これは明日以降の動きを見ないとわからないですが、売りを1入れて、さらに上で売りを1だと、今はトントンですね。

ところが木曜日に売りを1つ入れて、2つ目の売りを入れないと、まだマイナスです。つまり、上がっている最中に売り始めて次の下げを狙う時は、1,1、あるいは1,今度は上の方だから2とやると、今はトントンかプラスになるんですね。

ショットガンで一発で狙う時は、木曜日ではなくて、赤と緑が交差するくらいまで売りを我慢したほうがいいです。

4661オリエンタルランド

質問

オリエンタルランドの底を静かに待ちながら過ごしています。チャートを見ていると、大きく下げ始めています。この機会にBUY&HOLDで少しずつ買い増し、いずれは500株まで育てたいと思っています。ご助言を頂けますと幸いです。

相場先生の回答

これがどこまで下がるかですが、そんな時は週足を見て過去の安値を探します。


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過去の安値は18年10月と20年3月ですが、それらを割ってきたので、まだ下がる可能性があります。

オレンジが天井をつけて下がっています。この時に上昇するためには、W底にならないといけません。W底にならないでちょっと上げただけだと、また下がってしまいます。


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そうすると、これはしばらく下がる感じがしますね。

月足で見てみます。2000円が一つの区切りとして考えられます。今が2188円なので、次に買うのは2000円ですね。


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いま100株買いを持っているので、たぶん買ったのが2500円、または2600円辺りでしょうから、結構マイナスになっています。

次に2000円で100株買い、次にW底になったころにもう100株(3回目の買い)買うようにしないといけないので、買いを持っていると苦しいと思います。

私(相場先生)だったらどうするかというと、これは下げていますので、売りから入ります。そして、買いを集めていきます。

具体的には4/15の陽線を見て1-1で入ります。高値安値切り下がりなので、下がるのはわかっていますが1-1で入ります。


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安値を割り込んだ4/23の陰線を見て、売りを追加して2-1にします。

売りで儲けながら2つ目の買いを4/30に入れます。そうすると4/15に入れた買いはマイナスですが、売り2つが大きくプラスになっていますので、4/30は余裕で2-2にできます。

あるいは2-1を3-2にします。売りを伴って下げを追いかけて、買いを500株まで貯めていくと、空売りで利益になる上に、底を打った時に500株貯まりますので、このやり方がいいです。

2127日本M&A

質問

売りの目をしながらあさがおが咲くのを待っていた2127日本M&Aですが、ついに咲いたように見えます。先生はどう思われますか?

相場先生の回答

オレンジにトライして負けました。紫の下に青が入ってますので、ちょっと下がるんじゃないでしょうか。

620円まで下げないで戻ればW底になりますので、ちょっと上がるかもしれません。この方は売りを持ってるんですね。620円辺りに底がありますので、この辺でいったん手仕舞っておかないと。


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ただ、紫が上にありますからね。まあ、売りを持っていて良くて、次に日足で下半身になったらいったん手仕舞った方がいいかもしれないですね。

下半身が出なければ、売りはそのまま持っていて良いということになりますね。

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