相場流の読みではGW明けの日経先物、ゴールド、原油の動きはこうなる!

5月2日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

5月2日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴しました。

今回、相場先生はリモートで台北からの出演でした。

今回の「相場の潮流」で相場先生は、以下のように話していました。

ダウ先物と日経先物の値動き

ダウ先物チャートを見ると、これまでずっとパンパカパンだったのが崩れてきて、天井から大底まで14日間下げてきている。

100日線を割って下半身が出て、その後、3日間上昇して、下を向く20日線に当たって下げてきました。現在はW底になりそうな形をしている。

オレンジの100日線間際でこのような動きを見せた場合は上昇する可能性があるため、売りを入れている人は注意をした方が良い。

さて5月4日のダウ先物チャートを見てみますと、相場先生が話した通りにW底を形成して上昇してきました。


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次に週足を見ると、ロウソク足が青の下に入ってきた。ロウソク足が青の下に入ると、そんなに強くない。

月足ではまだ緑(10か月線)まで下げていない。ということは、週足では弱くて月足ではそんなに弱くない。

日足ではW底なので、日足の動きについて行った方が良い。ただし、上まで伸びないかもしれない。

あと2,3日上昇して下げるかもしれない。とりあえず売りはまだ危ないので、下半身出現で買って38,800ドル辺りまで上昇したら、そこで一旦手仕舞う。


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次に日経先物の現在の値動きと今後の展開について、相場先生は以下のように解説していました。

日経先物はオレンジの100日線まで下げてきた。そこから上げて、先週金曜日の下げがオレンジまで届かなかった。これは買っても良いと思う。そして、翌日上がった。その翌日は下げて、いまはよくわからない場面に入ってきた。

ロウソク足が青の20日線の上に出てくると、ちょっとは強くなってくるかもしれない。

しかし、いまは日経先物はやらずに、分かりやすい動きをしている個別銘柄をやったほうが良い。

日経先物の週足を見ると青の20週線が上を向いているので、基本、上がりそうだが、緑の10週線が下を向いているので微妙なところ。

週足で下半身が出ると上げるかもしれないが、上には39,000円の節目があるので、そこでまた売られるかもしれない。


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以下は日経先物の週足チャートです。


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相場先生は、現在、日経先物のトレードはやってないのことです。理由は、よくわからない動きをしているから。

ゴールドの動き

ゴールドに関する相場先生の解説は以下の通りです。

週足ではパンパカパンの中で逆下半身が出たが、MAが勢いよく上を向いているので、相場流の見立てでは、上がってしまう可能性がある。

どうなったら上がるかというと、日足で下半身が出たら上がる。ただし、日足の青(20日線)が横ばっており、その下に赤の5日線があり、狭い範囲で3本のMAが集中している状態。

ということは、日経先物と同様に上下に細かく振れて、やがてどちらかの方向に大きく動く。

ゴールド週足

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ゴールド日足

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この後に考えられる展開は、下半身が出たら買ってみて、青に当たったら下げるが、あまり下げずにまた陽線になって、また下げて。今度は青を上に抜けるというストーリーが考えられる。

もう一つは、このまま明日以降下げて、紫近辺くらいまで下げて、その後に上げるという読みになる。以上、週足からの予測。

原油の動き

相場先生は原油の売りを入れていましたが、5日の朝に手仕舞ったそうです。

原油はパンパカ崩れで紫まで下げてきた。そして一度上げてきたけれど、緑が下を向いていて、下を向く青の下に緑が入っているので、弱い形になっていたので、売りを入れた。

原油のこの形は非常に戦いやすいので、覚えておいた方が良い。

パンパカパンが崩れて緑の下に赤が入って、さらに青まで割り込んだ。紫に当たって上げたけど、上がるときに緑が下を向いている状態で、その上に青があるから、青を越えないで出現した陰線(4月29日)を見て、売りを入れた。

この動きは個別銘柄にもある。


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前から言っているように、原油の週足はW底になっている。6月と12月の下値を割らないで上がってくると、カップウィズハンドルを形成して大きく上がる可能性がある。

月足でもW底を形成している。ここに陽線が出ると、原油高になって行くかもしれない。


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以上、5月2日放送の「相場師朗の株は技術だ!」から、GW明けの予測に関する内容をご紹介しました。

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