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マーケットの移り変わりは繰り返し、株価の値動きには型がある

5月9日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の「相場の提言」は、「マーケットの移り変わりは繰り返す」ということと、「値動きの型もある」でした。

株価の動きをつぶさに見て行くと、「9日上がる」という場面が結構多いということが分かります。


TradingViewで日経先物のチャートを見る

4月の初めから9日間上昇しています。3月の終わりにも9日間上昇しています。

次に、3月の中旬からは9日間下げています。その前の2月の終わりからは9日間上げています。

2月の中旬は保ち合い相場(赤丸の場所)です。この保ち合いの前の1月の中旬からは、9日間上げています。

その前の12月中旬からは15日下げています。

そうすると15日下げて9日上げて、もみ合って、9日上げて、9日下げて、9日上げて、3日下げて、9日上げた、となると、これは上昇トレンドということになります。

つまり9上げて9下げてたのが、9上げて3しか下げずに9上げたということですので、下値が切り上がっています。

大きく下げた後は「合気道の場面」になる

2022年7月からは17日上げて、その後、少しもみ合って、8月初めから9日上げて、その後16日下げて、その後は5日しか上げなくて9日下げています。


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去年の10月と11月は、株塾では「合気道」と呼んでいる場面です。この期間は「上がると思ったら下げる」、「下げると思ったら上げる」となり、非常に戦いにくい場面です。

つまり、合気道の技のように「翻弄される場面」となりますので、そう呼んでいます。

去年の8月から9月は、16日下げた後に数日しか上げないのに9日下げた。これは暴落。上からだと23日下げたことになります。

多くの場合、暴落した後はW底ができています。そして、W底ができた後は合気道の場面になっています。

このパターンは去年の10月だけではなく、繰り返しています。

過去チャートでも同じような場面がいくつもある

過去に大きく下げた場面のチャートを検証したところ、相場先生が説明した動きになっている場面をいくつか見つけることができました。

2020年に起きたコロナ暴落の場面です。大きく下げた後は、方向感がよく見えない「合気道」の動きになっています。


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2018年末の暴落の後も同じような動きをしています。

2028年初めの大きな下落の後も、合気道の場面になっています。

最後は2016年初めの暴落です。こちらも暴落後は非常に戦いにくい合気道の場面になっています。

もちろんすべてがこのような動きになるとは限りませんが、株価の動きには型があることがよく分かりました。

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