⇒ 相場師朗先生主宰の株塾とは?

一撃で今の下落トレンドが本物なのかを見分ける方法とは?

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

2月7日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回放送は1週間前に収録したものでしたので、日経先物の現状分析はありませんでした。

しかしながら、明日からでもトレードに使える”極意”ともいえる「本物の下落の見分け方」を教えていただけました。

相場の提言

その極意の前に、相場先生が「相場の提言」で話した内容を以下にまとめましたので、ご紹介します。

複数の技を鍛錬しておくことが重要。

技は一つではダメ。どの技を使うのがベストなのかを、見分けられるようにしておくこと。

習得した技のどれも使えない時は、「やらないという技」を使うのがベスト。

しかし、ポジポジ病の人にとっては、この技を使うのが一番難しい。

まずは5つくらいの技を習得して、鍛錬しておく。

ある銘柄の値動きを追っていて、それら5つの技に該当する値動きが来たら、トレードする。

あるいは、習得した技が使える値動きをしている銘柄を探す。

つまり、「待つ」か、「探すか」のどちらかになる。

そしてトレードした後は、そのトレードが上手く行っても行かなくても検証する。

検証することで、そのトレードがまぐれで上手く行っただけなのか、あるいは実力で上手く行ったのかが分かる。

習得した技は時代ともに変わらない。なぜなら時代は変わっても、人の心理は同じだから。

今の下落が本物の下落なのかを見分ける方法

YouTube配信の課外授業では、日立製作所のチャートを使って、今の下落が本物の下落なのかを見分ける方法を伝授していただけました。

日足チャートでは、ここから大きく下落するように見えます。

しかし、以下の週足チャートを見ると、景色がガラリと変わります。

確かに大きな陰線を引いていますが、ここまでの期間、赤の5週線は一度も緑の10週線を割り込んでいません。

本格的に下落するためには、赤が緑を割り込む必要があります。つまり、この陰線は、まだ下落する位置にはいないということになります。

以下は、さらにその先の期間の週足チャートです。

大きく下落する前は、赤が緑を割り込み、その後もう一度上昇して、再度赤が緑と青の30週線を割り込みます。

そしてもう一度上昇しようとするが、緑を越えられずに力尽き、最後に紫の50週線も割り込んで大きく下げて行きます。

最後に相場先生は、「チャートを見る順番は、日足⇒週足、または、日足で”良さそう”と思って週足で確認するのでもよい」と仰っています。

順番はどちらでもいいですが、必ず週足は確認してほしいとのことでした。

月足の確認もした方が良いですが、月足は難しいので、通常の場合だと週足と日足だけで良いとも話していました。

その理由は、スイングトレードは週足の期間でのトレードとなるので、何か月にもわたるトレードをするわけではないからとのことです。

ただ、「月足の分岐点に差し掛かっている時は、月足を見た後に週足と日足を確認して、大きく取ることもできる」とも話していました。

タイトルとURLをコピーしました