11月30日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
今回の放送は、前回に相場先生が予測した個別株の予測の答え合わせと、上手く行く人と上手く行かない人の圧倒的な違いについてのお話でした。
前回の放送で相場先生が予測した銘柄は、以下の通りです。
弱い:6194, 8136, 2531
成績は8銭6勝1敗1分でした。このうち、負けは2531宝HD、引き分けは6028テクノプロでした。
強いと予測した銘柄はすべて上手くいって、弱いと予測した銘柄はすべて失敗したとなれば、これは単なる上昇トレンドだったということになります。その逆も然りです。
ですが、上げ下げどちらの予測もほぼ当たったわけですので、株式相場全体のトレンドがどうであれ、相場流の考え方は上手く行くということになります。
6028 テクノプロHD
放送日時点では、テクノプロHDはトントンの状態でした。
以下は12月7日午後1時過ぎのテクノプロHDの日足チャートです。この日の日経先物は大きく下げていますが、この銘柄は陽線が出ています。
30日の放送日の時点では、青の30日線が紫の50日線を下から抜きそうな状態でした。その時、相場先生は「青が紫を抜きそうなので悪くはない」「もし上抜けしてくると、オレンジを除いてPPPの状態になるので上がって行く」と話していました。
12月7日現在、青と紫は交差しており、今後、株価が上昇してくると赤の5日線が緑の10日線の上に出てきますので、PPPが完成となります。
今後の動きが楽しみな銘柄ですね。
上手く行く人と上手く行かない人の圧倒的な違いとは?
今回の「相場の提言」では、上手く行く人と上手く行かない人の圧倒的な違いについてでした。
相場先生によりますと、上手く行かない人と上手くいってる人(相場先生)との違いは、ある場面に出くわした回数が圧倒的に違うということ。
相場先生は、ある場面に出くわしたら、その場面を「深く考え」「反省し」「修正する」ということを繰り返しているそうです。
これを本番トレードで行うのではなく、シミュレーショントレードで行います。
株塾では「リーディング練習」と「紙芝居練習」と呼んでいる練習を行っています。
リーディング練習は、1年分くらいのチャートが見えた状態で、値動きと移動平均線の関係などを考察します。
紙芝居練習は、適当な場面のチャートを表示させて、理由を考えながら一日ずつチャートを送り、仮想売買を行います。
自分の考えが外れたときは、一旦立ち止まって「どうして自分の予測は外れたのだろうか?」と考えます。
とことん考え抜くと、アイデアが浮かびます。そのアイデアをメモに取り、次のシミュレーショントレードに活かすようにします。相場先生は、このようなメモが大量にあると話していました。