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株トレードでのダマシは避けられない?相場流の対処法を伝授!

2025年2月6日放送の「株は技術だ!」を視聴した

まずは相場先生による、マーケット環境の解説からです。

日経先物は引き続きボックス圏内で推移していますが、20日線の高値が切り下がってきているため、弱そうに見えます。

100日線に何回も当たっているため、下げそうに見える。

次に前回の放送で相場先生が「これ上がるかもしれない」と話していた銅先物ですが、その後、上がっています。

なぜ相場先生は、銅が上がるかもしれないと思ったのか?

100日線を超えた後、一度下がってきました。レートの下には横ばっている50日線があります。50日線が横ばうということは、下げが終わってきたということです。

(銅先物日足)

さらに20日線が下げてきてW底を形成しています。

これらを勘案して、銅は上昇の可能性があると判断したとのことです。

銅の週足を見ると、オレンジの100週線間際でW底を形成して上昇しています。その後、少し下げただけで上昇したので強いとの見方。

(銅先物週足)

ダウ先物は12月の高値に到達して一度下げました。ロウソクの本数は、下からから数えて18本目なので、ここでは買わないという選択肢があります。

もう一つは、MAの並びが下からオレンジ、紫、青、緑なので、1回下げて上昇に転ずる可能性があるため、直近高値を抜けたら買いという選択もあります。

ただし、この場合、しっかりと抜ける必要があります。

ナスダックはMAの並びが下からオレンジ、紫、青、緑、赤になっています。赤の5日線が上に抜けたあと少し下げて、青の20日線を割らずに再上昇したところを見ると、弱くはないと思えます。

この後、上に抜けたら強いけど、そうならずに下げたら弱い。つまり、強くなる場面なのにそうならないということは、「弱い」ということになります。

相場先生はゴールドの上昇を獲って、すでに手仕舞ったそうです。

日足では本数がかなり経過しているけど、週足では8本目です。この時点で前の高値を抜けています。

大豆の週足は底値を付けています。

今後、日足ベースで上がったり下がったりしながら上げってゆくというイメージになります。週足で底値を付けているので、結構堅いと思われます。

相場の提言「ダマシ」

今回の相場の提言は、視聴者からの質問の「ダマシの回避法」についての解説でした。

視聴者からの質問

私はMAが集中した後のブレイクアウトで、動いた方につくトレードが好きなのですが、その際に2日くらいでに大きく反対方向に動かれ、損をしてしまうことがあります。いわゆる「ダマシ」というやつですね。

最近では4543テルモで9月中旬に、MAの集中から下落に「売り」で入りましたが、急激な反転にあって、損切りとなりました。ダマシが出やすい場面、ダマシの対処法についてご教示ください。

質問者の建玉

相場先生の回答

ダマシを見破る方法はありません。なぜなら、どこで現れるか分からないから。その代わりに何をやるかというと、建玉の操作をやります。

以下のチャートは相場先生がトレードした場合、このように考えてトレードするという一例です。

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