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相場先生がオススメする株初心者向けの練習方法は?

4月24日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

まずは相場先生による、日経先物の現状の解説からです。

先週の番組で「並びを上に抜けたら上がる」という話をしていました。

現状の動きを見ると予定通りの動きではありますが、やりにくい場面です。

大きく下げた後は、たいていこのような動きになります。

今日買ったら明日は陰線になり、陰線で売ったら次の日は陽線になり・・・・といった、よくわからない動きになりやすい場面です。

この場面の今後の可能性として、相場先生2通りのシナリオを紹介されました。

一つ目は、一度下げて、その後下値切り上がりのW底を形成して、オレンジ辺りまで上がってゆくシナリオ。

二つ目は、下を向く青(20日線)に当たって、直近の安値付近まで下げてゆくシナリオ

現在の日経先物の動きを見ますと、一つ目のシナリオに近い形になっています。

S&P500はボックス圏での動きです。ボックスを抜けると、少しは上がってゆくと相場先生は話していました。

現在、S&P500はボックスを少し上抜けたところです。

日米の株価指数先物はやりにくい動きをしていますが、そんな中でも良い動きをしている個別銘柄があります。

森永乳業、明治HD、神戸物産がそれにあたります。

視聴者からの質問

練習方法は何がオススメ?

練習方法は紙芝居練習が一番オススメなのでしょうか?

これが一番という練習方法を教えてください。

相場先生の回答

紙芝居練習というやり方はとても良いのですが、何も分からない状態でチャートをめくってゆくと、何も分からない状態で練習が終わってしまいます。

ある程度基礎を身につけて、それが身についているのか確認するのが、紙芝居練習です。

基礎がない状態でいきなり紙芝居練習をやるということは、ボクシングに例えると、いきなりリングで試合をするようなものです。

つまり、習った技を使う前に試合が終わってしまうということです。

ですので、まずは3か月か4か月のチャートを開いて、そのチャートの中で相場流の技、例えば「下半身」「逆下半身」「ロウソク15本目」「W底、W天井」などを見つけて、チャート上に描いてゆきます。

一通り描き加えたら、漏れがないかチェックします。描き忘れがあったら描き加えます。

すべて終わった後、このチャートの右側を隠して紙芝居練習をやれば、分かってるし吟味した後なのでできるはずなのに、意外とできないものです。

なので、次はできないところをピックアップします。そうすることで自分ができるところとできないところが分かります。

これができるようになったら、次は別の期間の違う値動きで同じことをやってみます。

この練習を繰り前すことで、ある程度、値動きが分かるようになってきます。

紙芝居練習の前に、まずはこのやり方をおすすめします。

CFDのエントリーはどうする?

CFDのエントリーは、日足ロウソク完成で、寄り付き成り行きで買い、売りでいいですか?

相場先生の回答

基本、これで結構です。

あともう一つは、明日買いだと思ったら寄り付きで買ってもいいですが、朝に少し値が動いて寄り付き辺りを割らないことを確認してから買いエントリーしてもいいです。

そして、手仕舞いは、買った後3~4日陽線だったら、次の陰線まで我慢してもいいです。

あるいは、最初のうちはロウソク2本獲ったら終わりでもいいです。

空売りの後ストップ高になった。対処法は?

空売りしていた住友ファーマがストップ高になってしまいました。対処法を教えてください。

相場先生の回答

空売りをどこで入れたかにもよりますが、まずはスクエアにします。

空売りを1000株入れたら買いを1000株入れます。

こうすることで、これ以上上がってもマイナスは拡大しません。

下がると空売りでの損失分が減ります。ただし、ヘッジで入れた買いがちょっとマイナスになります。

そして方向感が定まったら売りか買いのどちらかを抜くか、あるいは定まった方向に玉を追加します。

週足で見るとオレンジ際の戦いに勝ったあとオレンジまで下げて、そこで反発して上がっています。

この後の流れで上に抜けるようだと買い方向です。

月足を見ると、すっと下げていたのが青の上に出て、しかも青が上を向いていてその上に緑がありますので、基本は上昇基調です。

ですが、月足もボックス圏での動きですので、下限の515円くらいまでの下げはあるかもしれません。

いずれにしても、スクエアにして方向を見極めてやった方がいいです。

(相場先生自身も)似たような経験ありましたが、このようなやり方で最終的には勝ちに持って行きました。

ゴールドの行方は?

ゴールドの行方について相場先生の見解はいかがでしょうか?

相場先生の回答

行方は分からないですが、ある出来事が発生したら、この後はこうなるんだなと予測します。

例えば、この下げは長引かないだろうということは予測は可能です(赤枠の場所)。なぜならば、移動平均線の順番が下からオレンジ、紫、緑なので、下げてもどこかで戻すだろうと考えます。

昨日陰線が出て今日陽線です(青枠の場所)。移動平均線の順番が下からオレンジ、紫、緑で急上昇していますので、この後下げてもどこかで戻す可能性が高いです。

戻したときに前の高値に行かないで逆下半身がでると、一旦は下落になると思われます。

この下落が長くなるかどうかの判断は週足を見ます。

ロウソクの本数が下から数えて16~18本です(どこを上昇の起点にするかで本数は若干変わります)。

過去の急上昇の場面を見ると、ロウソク19本上昇しているところがあります。

となると、上がってもあと数本ということになります。

現状の週足を見ると下がるはずがないと思われる方もいるでしょうけど、過去を見るとある程度上昇すれば下がっています。

ですので、そろそろ伸び悩む期間に入ってくる可能性はあります。

分かることはこれくらいのことです。あと分かることは、どの辺かまで下げて下半身が出たら、とりあえずは何本かは上げてゆくということです。

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