1月11日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
今回放送には、投資系ユーチューバーの児玉さんが、特別ゲストとして参加されました。
児玉さんが運営するYouTubeチャンネル「Trade Labo」は、約17万人の登録者がいるそうです。
主に日本株の高配当投資の関する情報を配信されており、テクニカル系ではなく、ファンダメンタルズ的な内容とのことです。
児玉さんは、企業の業績の良し悪しをご自身が考察した結果について、色々と話しているそうです。
児玉さんが考える今年の東京市場について
日経平均だと、30100円から37000円のレンジで動くことを想定していると話していました。
相場先生の「結構間が空いてますね?」との問いに対して、児玉さんは「ええ。幅を広げて保険をかけています」と回答。
児玉さんによると、昨年は円安により株価(日経平均)が17%上昇しており、日本に対する期待感(賃上げなど)が高まれば37000円もあり得るとのことです。
一方で下限の30100円は、昨年終値から10%ほど下落した価格を想定。
「3月にアメリカで利下げがあるとの期待感で株価が上がっている感じがするが、もし期待通りいかなかった場合は株価は下落すると思っている」と話していました。
児玉さんが考える「相場で勝つために大事なこと」
まずは感情的にならない仕組みを作ることが重要。例えば余剰資金でトレードや投資を行う。
次に資産配分に気を配ること。なぜなら株に対する配分が大きいと、大きな変動に動揺してしまうから。
ちなみに児玉さんが株を買うタイミングは、騰落レシオとかVIX指数とを見て、相場全体が売られすぎているときだけ買いを入れるとのこと。
最後に大事なこととして、「わからないことをすべて知ろうとしないこと」と児玉さんは話していました。
株価の値動きは、どんなに熟達しても完全に読むことはできません。やはりランダムは動きをすることがあります。
すべてを知ろうとすると、株価が(予測と)違う動きをしたから違う指標を見ようとか、違うことをしたりして、投資行動がぶれる原因になります。つまり、期待値が高い投資ルールがあるにもかかわらず、そのルールを守らなくなる要因になってしまいます。
次に長期投資に関する話ですが、「投資で儲けようとするのではなく、投資している会社を応援するという気持ちで投資するのも大事」だと、児玉さんは話していました。
一方で投資した理由が変わった場合は、冷徹になり資金を引き揚げることもするそうです。
児玉さんが好きな銘柄は、武田薬品工業とのことです。理由は世界中の人に薬品を提供するという、壮大なスケールが好きとのこと。
好きな銘柄をいつも見ていてタイミングが来たら買うのが、児玉さんの投資スタイルのようです。ご自身は武田薬品工業の株は保有しておらず、買うタイミングを待っているそうです。
「どんなタイミングですか?」という相場先生の質問に、「(武田薬品工業は)配当がいいけども、配当性向が高く利益のバランスが悪い。そこを改善してくれればいいのになあと思いながら、株価を見ています」と答えていました。
以下は児玉さんのYouTubeチャンネル「Trade Labo」です。