3月28日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
トレードする銘柄をいきなりチャートから見つけるのではなくて、候補となる銘柄をリストアップしておくことは重要です。
「今の値動きがあと何日かしたら、あるいはあと1週間、2週間したらあの動きになるだろう」と思う銘柄を選んでリスト化しておいて、毎日値動きを観察して行きます。
今回の「相場の提言」で相場先生は、「トレード候補となる銘柄のリスト化」についてお話されました。
リスト化の一例
例えば、以下の横河電機のチャートのように、MAの順番が揃っている状態の中(パンパカパン)、株価が一時的に下げてきている銘柄をいくつか選んでリスト化しておきます。
そして、それらのチャートを毎日観察します。
下半身(赤の5日線を越える陽線)が出現、すべてのMAが上向きになるのを待って、買いエントリーします。
このように、候補となる銘柄をあらかじめ選んでおくことは重要です。
赤以外のMAが上向きの時、株価と赤が上を向き、他のMAの方向と合致するタイミングを待つわけですので、毎日チェックする時間は1銘柄につき1秒で終わります。
もしこのようなリストを作らずにJPX400銘柄を最初から見て行き、その中から良さそうな銘柄を選ぼうとしても、途中で疲れたり、見立てが甘くなったりするかもしれません。
そして、最後はロクでもない銘柄にエントリーしてしまったために、資金を失ってしまうことになりかねません。
月足を使った銘柄選定方法
番組終了後のYouTube配信で、相場先生が作成したリストを見せていただけました。
相場先生は、その中から2銘柄を紹介されました。
一つ目は、シマノです。
月足のロウソク足がオレンジと2万円の節目まで下げてきて、下げ止まっています。
この後、日足で観察して行き、「直近高値を越えてきたら買いエントリーしよう」と、トレードプランを立てることができます。
二つ目は、GMOペイメントです。
月足のロウソク足がオレンジまで上げた後に上昇しています。
「この後、1万円を超えてきたら買いエントリーしよう」というプランを立てることができます。
ちなみに株塾では、このような銘柄を一発で検索できるソフトを塾生に無料で提供しています。