誰でも上達できる株式トレード手法の入門書
相場師朗先生の「株は技術だ!」では、うねり取り手法の基本が学べます。
うねり取り手法関連の本では林輝太郎先生や立花義正さんの本が有名です。私は彼らの本はすべて読んできましたが、精神論的な記述が多いため実践トレードではあまり役立ったと思いません。
一方、相場先生の本は技術的なことに多くのページが割かれていますので、遥かに実践的だと思います。
「株は技術だ!」で学べること
この本は平易な言葉で書かれていますが、かなり重要なことが解説されています。
相場先生のトレード手法の二大要諦は、「株価の流れを読む」ことと「建玉の操作」です。この二つを習得すれば、どのような局面であっても勝ちトレードに持って行くことができます。
「株は技術だ!」では、「底値圏の探り方」や「暴落の予兆の見分け方」が紹介されています。もちろん、この二つの局面は100%正確には判断できませんが、ロウソク足と移動平均線の位置関係や節目などを勘案して、ある程度予測することが可能です。
ある程度予測できたら、あとは「分割売買」と「建玉の操作」で利益を取って行きます。
上達のカギは練習であるということが分かる
「株は技術だ!」では、上達のために欠かせない5つの練習方法が紹介されています。
「株式トレード技術の習得に練習が必要なのか?」と思われる方も多いと思いますが、上達には練習は必須です。相場先生が教える練習方法で、チャートリーディングの確度は劇的に向上します。
相場先生がこの本で紹介する5つの練習方法を毎日行うことで、「株価の流れが読める」ようになり、「建玉の操作」ができるようになります。
次のステップに移るための必読書
「株は技術だ!」は、一生モノのスキルを身につけるための入門書となります。まずはこの本を体にすり込ませるように何回も熟読して基本の知識を身につけてください。