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株トレードで逆行リスクの少ない場面で買いエントリー、売りエントリーする秘訣とは?

7月11日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の記事では、相場先生によるマーケート状況の解説と、「逆行リスクの少ない買いの場面、空売りの場面」の選定方法をご紹介します。

まずはマーケート状況の解説です。

日経先物

相場先生は日経先物の買い玉を保有中。日経先物は2000円ごとの節目で値動きに変化が現れるクセがありますので、そろそろ明日(12日金曜日)あたりに手仕舞う予定とのことです。

まだ買い玉を持っていたい人は、陰線が1本出て、その後また陽線が出て、その後また陰線が出たら終わりにしたら良い。あるいは陰線2連続出現で終わりにするとかでも良いそうです。


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NYダウ

先週の放送で相場先生は「5日線と10日線がくっついているので戦いにくい」と話していました。

週足を見ると高値が揃っています。そして、上が並んでいて下値が切り上がってきていますので、三角持ち合いを形成しています。通常、この形になると上昇します。

なので、「上に抜けたら買おうと思っている」とのことでした。


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ナスダック

先週の放送時点では、相場先生はナスダックを買いそびれていましたが、その後、ロウソク足1本分だけ獲って手仕舞ったそうです。

買いを入れたのは並びを抜けた日の金曜日に買いを入れて、ロウソク1本だけ獲って手仕舞いました。


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ゴールド

先週の放送時点での相場先生の建玉はスクエアでしたが、その後、上昇したので買い玉を増やしたそうです。

理由は陰線の後に陽線コマが2連続で出現して、それまで収束していた移動平均線が上方向にばらけてきたため。

さらに上に抜けたらさらに買い玉を増やす予定ですが、前回の高値付近で下げるのではと考えている。


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原油

先週時点で相場先生は原油の買い玉を持っていました。下げてきたら売りヘッジで凌ぐつもりでしたが、予定を変更して買い玉を手仕舞って利確したそうです。

その後のロウソク2本分の下げを売りで獲って、再度、買い玉を仕込んだそうです。買いを入れた理由は、青と緑の移動平均線が上を向いているから。

ただ、そのまますんなり上がるとは限りませんので、建玉の操作が必要になるかもしれないとのこと。


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大豆

先週に売り玉を手仕舞いましたが、その後、再度売りを入れて利確して、その後も売りを入れて、現在、売り玉保有中とのことです。


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ユーロ/スイスフラン

先週保有していた買い玉は利確して、その後再度、買いを入れたそうです。


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逆行リスクの少ない場面で買いエントリー、売りエントリーする方法

「相場の提言」のコーナーで、相場先生は失敗しにくい買いの場面と売りの場面の選定方法を紹介されました。

  • 「買い」を入れるなら下げにくい場面を選定する
  • 「空売り」を入れるなら上げにくい場面を選定する

下げにくい場面での買い:1808長谷工2020.12.29

2020年12月の長谷工の株価は、ずっと下げてきて1200円近辺で株価が横ばってきている状態です。株価が横ばっているということは、平均値が徐々に横ばってきますので赤の5日線と緑の10日線が近づいてきます。


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次に週足を見てみますと、前回、前々回の底値よりも高い位置で下げ止まっていますので、上げる可能性があります。しかも、オレンジの100週線が横ばってきています。

ロウソクの本数も15本経過していますので、十分に下げてきました。


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最後に月足を見ますと、上を向いているオレンジにロウソク足が当たっていますので、ここで反発する可能性があります。

日足、週足、月足の状態を考えますと、下落リスクが低いように思いますので、株価が1200円を超えてきたら買っても良さそうな感じがします。

このような場面で買いを入れた後に下げたとしても、あまり損をせずに済みそうです。

上げにくい場面での空売り:2502アサヒビール2021.10.15

以下の日足チャートの①の陰線よりも②の陰線で売りを入れる方が、上げにくいため成功しやすい場面です。


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その理由としては、②の方は前回の高値(5700円辺り)を越えられずに下げたからです。

つまり、天井を確認した後で売りを入れることになりますので、「上げにくく、下げやすい場面」となります。

移動平均線の距離を見ても、①の売りの場面では青(20日線)と緑(10日線)が離れていますが、②の場面では青と緑が近くなっています。

ということは、過去20日間の平均が過去10日間の平均に近づいてきたことになり、直近株価の勢いが弱ってきたといえます。

次に週足と月足を見てみます。


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週足では前回高値に並んできており、ロウソク足の線組も陰線、陽線、陰線となっており、弱そうな並びです。

月足では2019年の高値に並んで上ヒゲが出現。さらに青(20か月線)が紫(50か月線)の下に入っています。

これらの勘案しますと、この場面は上げにくく、下げやすい場面と判断できますので、あまり失敗のない売り場面となります。

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