
2025年10月30日放送の「株は技術だ!」を視聴した
日経先物
直近の安値から数えて10月30日までで20日間上昇してきていますので、そろそろ上昇も弱るかもしれません。
週足で見ると、オレンジの100週線を超えてから数えると26週間上げ続けています。一番下からだと30週間上げ続けています。
月足では7か月上げています。
昨日は個別銘柄は結構下げていましたが、日経先物は上げています。
従って、日経先物が上げているから個別銘柄も上げるだろうと考えないこと。
日経先物は天井をつけるまでは、下げても上げる、下げても上げるを繰り返すと思われます。ただし、どこが天井なのかは分かりません。
下がって上げたけど、前の高値に届かないで20日線を割り込み、20日線が横ばうくらいにならないと、下げても戻るを繰り返すことになると思われます。
ユーロ・スイスフラン
移動平均線が上からオレンジ、紫(50日)、青(20日)、赤(5日)、緑(10日)の中、8日間上げています。
この上昇はどこまで行くでしょうか?オレンジ?紫?
逆パンパカパンでの上昇なので、そろそろどこかで下げる可能性があります。
ですので、ユーロ・スイスフランは売り狙いです。
その下げが前の安値まで下げずに上げるのか、あるいは前の安値を割り込むのかは分かりませんが、「下がるかもしれない」ということはある程度予想できます。
コーン、大豆、コーヒー、ココア
相場先生はコーンと大豆の買い玉を手仕舞ったとのことです。
特に大豆の買いに関しては、ここのところ最高額の資金を投入したそうです。
オレンジ際の戦いに負けて下げたけど、8月の安値まで下げずにもう一度オレンジまで上げた。また下げたけど直近安値で止まったので、ここ(チャート内の赤線)で買いでした。
その後は幸運にも窓を開けて上げていきました。
相場先生はコーヒーの買い玉も持っていましたが、先週の放送の翌日に下げたので、慌てて手仕舞ったそうです。
ココアが少し上げてきました。今の下げが前の安値で止まればW底になりますので、もう一度青の20日線を超えてくるかも。
ただし、ココアはCFDだと手数料が結構高いので気を付けたい。
視聴者からの質問
私はいまCFDのコーヒーのトレードで苦しんでいます。10月16日、22日に買いを入れて、その後手仕舞いができずに現在に至ります。
なんとなく下げ止まった気がします。このまま上昇すればよいのですが、この後どのような動きをするのか教えてください。
前の高値と安値が切り上がっているので、もみ合いながら上昇するのか、過去の高値が揃っているのでW天井で下落かと思います。
相場先生の回答
まずは事故防止という意味で説明すると、買った翌日に上ヒゲ陰線なので、結局過去の高値で止まったことになるから、金曜日の夕方にコーヒーのマーケットが開くと同時に手仕舞っていなければならなかった。
いまも持っていると損失は大きくなっているはずです。ご自分が儲かっていないので、そのまま持ち続けるという心理はよく分かります。
それでも、逆下半身になったので、そこで手仕舞うか、上ヒゲ陰線を見て手仕舞えばよかった。
では、今後どうするかです。週足で見ると、さらに過去の高値に並んでいるのが分かりますので、下がる可能性が出てきていますで、売りも入れておいた方がいいです。
月足では来月陰線が出ればW天井になりますので、そうなると青の20か月線辺りまで下げる気がします。
そうすると、いまは紫の50日線で下げ止まっていますので、ここで下半身が出たら少しは上げるかも。ところが過去の高値に並ぶ前に下げると、そこで手仕舞った方がいいです。
そのあとは週足、月足と相談しながら、次はリベンジで売りで戦うという感じですね。もしそのようになればですが。
相場の提言
今週の「相場の提言」は、視聴者からの質問に答えながら、核心を学んでもらうという内容でした。
視聴者からの質問①
東洋エンジニアリング、いつ利確したらいいのでしょうか?嬉しい悩みです。
相場先生の回答
このご質問は先週頂きましたので、回答が一週遅れになっています。
いまの上昇の始まりは10月3日です。天井までの日にちが17日です。
従って、手仕舞いは、この陰線でやるべきでした。
あるいは、欲を出して「もう少し伸びないかな」と思っても、次の逆下半身で手仕舞うべきです。
もう一度復活してきたので買っていいのかどうかですが、明日も陽線だったら、まだ買いは持っておいもいいかもしれない。
そして、次の陰線が出るまで持っていてもいい。
ただ、本来ならば、10月28日火曜日か、29日水曜日の逆下半身で手仕舞うべきでした。
視聴者からの質問②
コーセーの説明、とても役に立ちました。陰陽が揃った並びの見方を教えてください。
相場先生の回答
「陰陽が揃った並びの見方」の意味がよく分かりませんが、一応、コーセーを見て見ましょう。そしたらわかるかもしれません。
下げていたオレンジがだんだんと横ばってきました。下値も切り上がってきています。
もし明日もオレンジの上で動くようだったら、上がりそうですね。
下値が切り上がってオレンジを超えた。オレンジを割ったけど、前の安値で下げ止まった。またオレンジの上まで行った。
今度はオレンジの上で下げ止まったら上がりそう。今日(10月30日)時点では下げ止まったとは言えない。もう一本上に行かないと分からない。
陰陽が並んだというのは、このこと(赤枠)を仰ってるのかな?
ここは6000円くらいで、前の高値に並んだので、下で買った人が利確を始めてるんじゃないかな。
みんなが利確を始めたらから陰線が出て、「まだ上がる」と思う人がいるから買う人がいる。でも「やはり利確しよう」と思う人がいたり。
マーケットに迷いがあるから、陰陽陰陽ができます。なので、「売りが出てきたな」と思えばよい。
明日陰線が出て、月曜日陽線が出たら、よさそうな感じがします。
週足を見ると、青の上で頑張ってます。下がってきた青が横ばって、その上に株価が出ると、このようなもみ合いをつくる性格があります。どの銘柄もです。
月足を見ると、7か月同じ価格帯で止まっていますので、底を作った感じしますが、最初にご紹介したユーロフランで解説したように、このまま順調に青まで上がるとは考えにくいです。
ということは、青と緑の間で一回こけて、次の下げがどうなるかで、本格的な上昇になるのかどうかというところ。
視聴者からの質問③
前回ご指導受けたLineヤフーが、どうも調子が悪いです。カップウィズハンドルどころかトリプル底を作りそうです。
相場先生の回答
これ、調子悪くないです。そして、カップウィズハンドルになってます。
月足はW底を作っています。下値切り上がりで前の高値を超えて、今は取っ手を作ってるところです。
恐らく質問者は、陰線の横に陽線が出て、取っ手ができてすぐに上がると思われてるから、調子が悪いと思われてるかもしれません。
私(相場先生)から見たら順調です。
これは月足ですので、長い陰線がでて、陽線が出て、陰線が出て、あとロウソク2本くらいとなると、それで半年かかってしまいます。
週足ではオレンジ際の戦いをしているところです。ここが月足では、取っ手の一番下のところになります。
日足だけ見ると調子悪そうに見えますが、週足はオレンジ際の戦いで陰陽陰なので、隣にもう一本陽線が出て下半身で上がっていくか、W底を作って上がっていくことになるかと思います。
トリプル底というのは、今の株価は460円ですが、340円まで下がるのがトリプル底です。
要するに、これが日足だと1週間くらいでカップウィズハンドルが完成しますが、これは月足ですので完成までに時間がかかります。
いまは完成までの最後の1か月目に入っている感じ。
ではどう戦うか?
週足の陰陽陰を見ながら日足で戦うことになります。
陽線で飛び出したとしても、そのまま上がっていくとは限らない。
一番いいのは陽線で飛び出した後、一回陰線で下げてもう一回上がる。そうなるとオレンジを完全にキープしたことになります。
日足で青を超えてくると少しもみ合って、徐々に上げていって、もう一回下げてから上げると、緑と赤が青を超えてきますから、上昇軌道に乗ります。
そうなると、いまはカップウィズハンドルをつくる過程にあるということになります。
もし自分(相場先生)がトレードするなら、売りから入ります。そうすることで、たとえカップウィズハンドルにならずに下げたとしても、勝つことができます。
まず空売りから入り、その後、カップウィズハンドルが日足、週足から伝播していき、月足のカップウィズハンドルが完成するまでに下値が切り上がってきたら、売りを手仕舞って買いを入れることになります。
これは「株は技術だ!」の技術の部分の、ものすごくいいところです。
逆張りについて
最後に相場先生は、「ぜひ、株塾に入ってください」と締めくくってました。











ところが、株塾レベルがものすごく上がってきたので、来週の勉強会では、12年間封印してきた逆張りを教えることにしました。
先日、6対1のプライベートレッスンをしました。実は、そこで満を持して逆張りをやってみました。
最後には皆、逆張りができるようになりました。
逆張りを習得することで、トレードの応用範囲がものすごく広くなります。
基本、あまり負けないような戦い方ができます。