
11月20日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
日経先物
移動平均線の順番は、下からオレンジ、紫、青というのは変わらずです。
中長期では上昇トレンドですので、青の下に赤と緑が入っても戻してきました。
天井が11月4日で、そこから12日目となりますので、日数的にも上昇しますし、上向きの紫手前で戻したということになります。
10月2日には青まで下げています。10月14日は下ヒゲが青を割り込んでます。11月5日、7日、10日、14日には青にかなり接近してきました。
過去青にあまり接近しなかったのが連日接近しましたので、これは売りが多かったことを表しています。
しかしオレンジと紫の角度から言って、相当数の人が売らない限りは上がる勢いです。
ドル円
どんどん円安になってきています。157円は凄いです。
日本の購買力がものすごく低下しています。
東京市場の銘柄は宝の山
今回の「相場の潮流」は、値動きの異なる銘柄の紹介でした。
4503アステラス製薬
これからわかることは?
ワコールはオレンジを割り込んで下げている途中です。
日清食品は、逆パンパカパンだったのがオレンジまで上げて、W底をつけてオレンジを超えて、オレンジ際の戦いになってきました。
ワコールと日清食品の値動きは全然違います。
アステラス製薬は、オレンジ際の戦いに勝ってガンガン上がっています。日経先物が13日下げている間も、アステラス製薬は上がっています。
この3銘柄を比べて分かることは、それぞれがそれぞれの動きをしているということです。
日経先物が1300円上げた日にワコールは下げています。日清食品はオレンジ際の戦い。アステラスは上げ続けています。
三者三様の値動きをしているということは、東京市場の銘柄は宝の山だということです。
つまり、いろいろな値動きがあるので、技術レベルや好みに応じてトレードできる銘柄があるといえます。
リスナーからの質問
アステラス製薬について
直近高値を超えず、直近安値を割り込む動きで9月8日から下げていました。10月30日から切り返して上昇を開始したと考えています。ただ、下半身は出ていないと認識しているのですが、これは正しいでしょうか?
正しいとすれば、この銘柄にエントリーするのであればどこが適正か、どのような判断でエントリーすべきか教えてください。
相場先生の回答
パンパカパンだったのがオレンジ際まで下げてきて、10月30日の復活して陽線。翌日が陰線なので、その翌日の11月4日の陽線で買えばいいです。
オレンジで反発して11月4日に陽線出現です。この陽線は、下げ始めの9月10日から前日までを一気に超えたわけです。
ということは、東京市場において、過去2か月間誰も取引をしなかった価格帯までアステラスが買い進められたということです。
ですので、11月4日が買う日ですね。この陽線を見て翌日に買うということです。
週足を見るとW底をつけてオレンジ際で頑張って、オレンジに負けないで抜けた、この陽線です。
コーンについて
コーンはボックスですか?
相場先生の回答
私(相場先生)はコーンには、今年一番か二番目くらいに大きな金額を入れていました。
なので、影響があるといけないので、ラジオではほとんど触れませんでした。
オレンジがずっと下げてきて横ばって、いまは上がってきてますから、どこかで上げてきたらもう一回買いなんだろうけど、当面の底は10月14日です。
そこから直近の高値まで23本です。そうすると相場流で追いかける最大本数が23本ですので、ここでは一回買いを止めないといけません。
ただしオレンジが上げてますし、その上に紫、青なので、ここで復活したときに買いなんだけど、緑と青が近づいているから少しもみ合いになって、下げて戻ったときの方が上手く行きやすいと思われます。
ヘッジの入れ方&外し方
今回の「相場の提言」は、相場流のヘッジの入れ方と外し方について、リスナーからの質問に答える形で解説していただけました。
GBPUSDの建玉が難しいです
GBPUSDの25年4月始めのトリッキーな動きの建玉を解説お願いします。ヘッジでスクエアにするところまでいいのですが、その後がちょっと難しいです。
相場先生の回答
オレンジ際でもみ合って上がっていって、一回休んで、下がって戻ったところですね。
ここの建玉はどのようにするかというと、ものすごく簡単です。株塾生はみんな分かってると思います。
オレンジ際に勝ったということは、買いです。ところが弱ってしまったので、一回手仕舞います。
また飛び出して、下からオレンジ、紫、青、緑、赤だから、ここは買いです。
買いを入れて0-2になります。
そして明日。陽線です。いいですね。ちょっと心配なのは上ヒゲ。
翌日は陰線です。これはトリプル逆下半身ですので、売りのサインです。ところが今は買いを2つ持っています。
ここでどうするのか?
この下げが本格的に下げる見込みなのか、あるいは、もう少ししたら上げるための下げなのかが分かれば、いいわけです。
下からオレンジ、紫、青だしオレンジ際の戦いに勝っているので、恐らくこの下げはオレンジまで下げないで戻るはず。
中長期的に上昇トレンド転換しているので、この下げは本格的な下げにならない可能性がある。
つまり、これは一時的な下げであれば買い玉を手仕舞う必要がなく、ヘッジの売りを2ついれてスクエアにします。
こうすればこのまま下げ続けても、これ以上損は増えません。
翌日も下げました。
どこまで下げるか?オレンジまでであればもうちょっと。紫までだったらそろそろ。
そうであれば、上がる前にここで買いを1つ増やします。建玉は2-3となります。
翌日は陽線ですが、まだ戻すかは分かりませんので売りは手仕舞えません。
翌日も陽線ですので、売りを少し手仕舞い買いを1つ増やして1-4にします。
翌日はトリプル下半身の陽線です。これで売りはもう要りません。
ということは上がる予定ので買いを1つ追加して0-5となります。
その後、直近高値を超えたので買いを増やして0-6です。
あとは陰線1~2本出るまで持っていきます。
一回下げてくれたおかげで、買いを6入れることができました。
ヘッジの入れ方が分かりません
ヘッジを入れる時と入れない時の違いがよく分かりません。
相場先生の回答
ヘッジを入れる時というのは、例えばいま買いを持っていたけど一時的に下げてきた。
でもこれはいろいろな見方からいずれ上げる可能性が高く、いまの下げは一時的である。一時的な下げであれば買いは手仕舞わないでヘッジで守ってあげるという時です。
本当の下げだったらヘッジは入れません。本当の下げの時は買いを手仕舞って売りだけにします。
車を運転する人は自動車保険に加入しています。
これは事故は起きない予定だけど、起きたときのためにヘッジとして自動車保険に入ります。









