
2025年12月4日放送の「株は技術だ!」を視聴した
日経先物
四角で囲まれたところは、先週お話ししたボックス圏の場面です。どちらに抜けるのかという話をしました。
今朝の時点では下のチャートの状態です。上下に緑のラインを引きました。
先週はボックス圏といっていましたが、陰線の翌日、ボックス圏の下まで下げずに上がりました。
これを見た相場先生は、「これは上がるんじゃないか?」と思い、買いを入れたそうです。
そしていまはボックスを上抜けました。
学びとしては、ボックス圏は上に行ったり下に行ったりするから注意しないといけません。ところが、ボックス圏の途中で下値が切り上がり、ボックスの上限を抜けると買いのチャンスです。
S&P500
オレンジの100日線まで下げてきましたが、パンパカパンの最中なので、この後は上がるはずです。
なので陽線出現で買いを入れますと、その後は上昇を続けています。
ポンド/米ドル
先週はW底を形成していました。
相場先生は赤丸の辺りで買いを入れて、陰線出現で手仕舞ったそうです。
その後は横ばっており、青の20日線と緑の10日線が上がっていますので、相場先生はここで買いを入れようと考えましたが、結局買わなかったそうです。
そして今は上昇してオレンジに当たって陰線が出ています。
米ドル/スイスフラン
オレンジを軸に上に行ったり下に行ったりして、いまはちょうどオレンジで下げ止まっています。
「ここでもう一本陽線が出るのを待って買いを入れるつもり」と相場先生は話していました。
相場先生はすでに2つの底値付近で買いを入れており、下げではヘッジの売りで利益を獲っています。
買い玉においても現在はプラスの利益になっているとのこと。
ユーロ/米ドル
こちらもW底で上がってきて、オレンジに差し掛かっています。
ゴールド
入塾3年くらいゴールドをメインにトレードされている方がいるのですが、その方のゴールドでの利益が3億5千万円に達したそうです。
ゴールドは前の高値を抜けてきました。下値が切り上がったので、ここで買いでした。
相場先生は下値切り上げのところで買いを入れて、陰線2本出現で手仕舞ったそうです。
この後、もう一回上げるかもしれないとのことです。
シルバー
相場先生はシルバーの買いで、一晩で800万円儲けましたが、上に抜けたところで再び買いを入れました。
そして陰線2本出現で手仕舞いました。
相場先生が最初の買いを入れたところの移動平均線の並びを見ると、きれいなパンパカパンになっています。
その時に一度押して戻したところの下半身で買いを入れました。
2回目の買いは、過去の高値を抜けたところでした。
高値を抜けたということは、前の高値までした売り買いをしなかった人しかいなかったのに、この価格よりも上の価格帯で勝ってもいいと思う人が集まってきたわけです。
つまり、マーケットが活況だという証拠です。
逆張りと順張りの違いについて
大豆を例に挙げます。
日足では逆下半身が出ています。この逆下半身、つまり下げ始めてから売りを入れるのが、「順張り」です。
次に逆張りです。以下はクボタの日足です。
日足だけ見れば、ただ上がってるだけです。
月足を見れば過去の高値が揃っています。いま下から頑張って上がってきましたが(赤丸)、(青丸の位置から上がるのと比べて)途中で息切れして天井を迎えるかもしれません。
いまが2298円ですが、2500円近辺(緑丸)で天井を迎える可能性があります。
日足では上がっています。本数が13本ですので、そろそろ下げるかもしれないけどパンパカパンだから、売りと買いを一つずつ入れて、あと200円ちょっと上がると2500円です。
上がったら買いを切らずに売りを入れます。また上がったら買いを入れます。
さらに上がって頭が詰まってきて、これ以上上がらなくなってきたら、下の方で買った買い玉を切って売り玉だけにして、それで下げを獲ります。
このように月足を見て、「そろそろ天井ではないか?」と考えて仕掛けます。
上に抜けてもいいように、天井圏では下で買った買い玉を持ったまま売りを入れます。
この時点では買いは大幅プラス、売りはプラマイゼロです。
上に抜けたらそのままで、上に抜けなかったら買いを手仕舞って売りだけにします。
このようなやり方が逆張りです。
リスナーからの質問
上場来高値の狙い方
上場来高値を狙う時の心得を教えてください。
相場先生の回答
上場来高値抜けたら買います。買った後に逆下半身になれば手仕舞ったらよい。
テルモは下げ止まった?
4543テルモは下げ止まったように見えますが、いかがでしょうか?月足はパンパカパン、週足でも前回の安値で止まったように見えます。まだ判断するには早いでしょうか?
相場先生の回答
日足はW底の予兆で、W下半身になっています。したがって止まったように見えます。
週足ではまだ下半身になっていません。月足もまだ赤の下です。
ではどう考えたらよいか?
日足がやがて成長して、週末になったら下半身になっているかもしれない。
今日は木曜日なので、明日もう一本上がれば週足は下半身になります。
なのでフライングで一つ買っておいて、金曜日が終わった時点で下半身になったら良かったと。
もし一つ買って横並びになったら、買いと売りと一つずつ持っておいて、上に抜けたら売りを切って買い。そしたら来週あたりから上がっていく。
ただ、月足は紫の上ですが青が下向きなので、危ないとも言えます。
とはいえ、日足がW底なので1~2本は獲れるかもしれません。
もしダメだったら1-1にして次の機会を待つのであれば、止まってないけど止まったと判断してトレードしていいじゃないかと思います。
とうもろこしの今後は?
とうもろこしを買っていたのですが、先日、利確をしました。今後はどうでしょうか?
相場先生の回答
月足はW底です。W底は強いですが、オレンジのすぐ近くで行われているので、ボックスになる可能性があります。
この場合、オレンジに届かずに下がることもあります。
もっと上にオレンジがあって下の方でW底ができなのだったら、これからグングン上がる可能性がありますが、このW底はボックスの可能性があります。
とはいってもオレンジまで行くには、あと1か月か2か月かかりますので、この場合は週足で判断したほうがいいです。
週足はオレンジ際の戦いになっています。
週足では下向きのオレンジに負けて下がってきましたが、ついに前の安値手前で下げ止まりW底形成。そして下値切り上がり。
いまはオレンジ際なので、錯綜して上がる可能性が出てきました。
つまり、買いは入れてもいいと思う。
ただし、いったん緑と紫の中間あたりまで下がる可能性があるので、買いを入れておいて下がったら1-11して、戻ったら0-2にするという操作が必要です。
2158FRONTEO
2158FRONTEO4か月にわたって高値切り下がり、安値切り上がりを繰り返していて、いわゆる三角持ち合いの形ですが、相場流では三角持ち合いの話を聞かないのですが、何か理由はありますでしょうか?
抜けたら買い、割ったら売り問う考え方で説明がつくからでしょうか?
相場先生の回答
ラジオでは三角持ち合いと言ってませんが、たまに言っています。本にも書いてます。
高値が下がってきて、安値が上がってくると、最後は詰まっていって重なってきます。
そうなると、どちらかに抜けるしかありません。この銘柄は下に抜けました。
コーヒーとココア
コーヒーとココアの解説をお願いします。
相場先生の回答
ココアはずっと下げてました。これはドル箱の値動きです。いくらでも儲かります。
逆パンパカパンなので、上げは無視して下げ始めたら売りを入れたら儲かります。
週足を見ると先ほどのクボタに似ています。過去の天井に並んで、結局、超えられずにオレンジを割りました。オレンジ割れは弱い。
月足は天井を迎えて、ひたすら下げているだけです。
では現状はどうか?
これはまだ下げます。もうちょっと上げても、どこかにぶつかって下がります。
下げたところで売りを入れて、前の安値まで下げずに下半身になればW底です。
前の安値で止まらずに下げたら、もっと下がる。
まだ下がる理由は、オレンジの下であることと、紫と青が下を向いているからです。
下げ止まる可能性としては、月足の紫まで下げてきたから。ただ月足の下半身が出るには時間がかかります。
買いを入れるには日足のW底待ちですが、週足を見るとまだまだです。
なので、買いを入れのはもう少し待った方がいいです。
4755楽天グループの見立てはどうか?
4755楽天グループで11/10を見て買い出入り0-2。連続陰線だったので決算日に2-2にしました。19日にオレンジ際で陽線コマだったので買いを追加して2-3。20日を見て1-4。26日に下半身だったので、本日26日に0-6にしました。
月足オレンジを抜け、週足青で反発してほしいなあと希望的観測ですが、この見立てはどうでしょうか?
相場先生の回答
これは上昇の起点から数えて12本目で買っているので、遅いです。下がりましたね。
抜けたから買ったんですね。でも、ここは一度下げてから、戻したところを買った方がよかったです。今回はそのまま下がってしまいましたが。
現時点ではマイナスでしょうね。ですが、動きとしてはものすごくいいです。
つまり、このトレードは負けてますけど、よい建玉操作をされているということです。
では、この建玉を直していきます。
まず最初の買いは入れないほうがいいです。買いを入れるなら、もっと下の方で入れます。
そして13本目の陰線で買いを手仕舞います。ちょっと儲かります。
14本目の陰線は逆下半身ではないので、売りは入れられません。なので、次の陰線で売りを入れるしかありません。
そしてオレンジに当たって下ヒゲ陽線で手仕舞います。こうすれば(建玉が)複雑にならないです。
その後は長い陽線で買いを入れます。下がるかもしれないけど1つだけ買います。
その次の陽線で買い追加。
ここで0-6にしたときに、すでに上がっていた紫が天井を打っていて、青が紫を割っているから、ここはボックス圏になる可能性があります。
いまは0-6で負けていますけど、W底を形成しそうだったらここで買える。
というのも、前回はオレンジまで下げましたが、今回はオレンジまで下げてません。
つまり、より高いエリアで取引が行われているということです(緑の安値切り上げライン)。
週足を見ると天井が続いています。
移動平均線の順番は下からオレンジ、紫、青なので、日足ではボックスになっているんですね。
月足を見るとオレンジ際の戦いです。
オレンジ際では一発で抜けることもありますが、オレンジを挟んで上に行ったり下に行ったりします。
月足でオレンジ際ですので、しばらく上がったら下がって、しばらく下がったら上がってを繰り返します。
そして、その後はW天井で下げるか、オレンジが横ばって上がっていくかのどちらかですので、ここは動きが不安定な場面に突入しています。
ボックスだからあと2日くらい上げるかもしれません。
その時、この0-6のうち上で買った2つの買い玉以外はプラスになっています。
売りでは獲れていますので、W底になってあと1~2本上げてボックスの天井辺りで陰線になったら手仕舞うようにすれば、なんとかプラスには持っていけますね。
とにかく、この方の最初の2つの買いがなければ、いまは大幅プラスでしたね。






















