5月22日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
日経先物は暴落の後は大きく上昇して、オレンジの100日線を超えて横ばいになり、現在は赤の5日線と緑の10日線の下に株価があります。
底からロウソク24本上げてきて天井を打ちました。ちなみに相場流ではロウソク23本以上は追いかけないほうが良いと教えています。
先々週の放送で、「それぞれ本数を経過している。次の売りを狙いたい」と相場先生は話していました。
日経先物はそのような動きになっていましたので、手掛けやすかったのではないか、ということでした。
日本株は輸出が中心になってきますので、ドル円が円高になってくると、株は下がりやすくなります。
なので、同じチャートの中にドル円と日本株の銘柄を入れて比較してみると、基本的に、ドル円に連動している銘柄が多いことが分かります。
円高になってきたら、日本株の主だったところは空売りを入れれば、ある程度の利益が見込めます。
相場先生の話では、「これは非常に簡単な考え方ですが、結構上手くいく」とのことです。
これについて相場先生は、以下のように話していました。
『簡単にうまくいくと、「そんなやり方はダメだ」「複雑にやらないと上手くいかない」と素人は思っています』
『複雑にやるのはトレードが下手だから。上手な人は簡単な場面を選んでトレードします』
話を相場環境解説に戻します。
ドル円は下がっています。
一番底から天井までロウソク15本です。15本上昇して逆下半身がでたので、ベッセントさんや加藤さんが何を言おうが、ここは売りです。
そして、ロウソク足が赤の5日線の上に出るまで売り継続でいいわけです。
プラチナについて先週の放送では、相場先生は建玉をスクエアにしたと話していました。
2-2のスクエアにした後、翌日、翌々日も同じボックス圏にいたけど、ここで2-2を2-3にしました。
その理由は、移動平均線の順番が下からオレンジ、紫、青、緑、赤になったから。そして、並びを上抜けしてパンパカパンになったので、売りを手仕舞って買いを追加しました。
次にコーヒーです。
先週の放送では、「週足赤のW天井になった。そして青の下に入るを下落しやすい」と相場先生は話していました。
現在はそれほど変わらずですが、移動平均線が集中してきており、明らかに勢いがなくなってきているのが分かります。
ゴールドに関しては、相場先生は買いを入れており、現在、保有中とのこと。
視聴者からの質問&トレード成果報告
相場先生の小野薬品のトレードについて
相場先生が先週の放送で紹介された小野薬品工業のトレードですが、6本から10本のボックス下半身で持ち続けるという判断は、どうすればできるのでしょうか?

相場先生の回答
大底からロウソク14本上げたところの逆下半身で売りを入れて、ロウソク足17本下げたところで手仕舞いしました。
では、どのようにして途中のボックス圏を我慢できたのか?
答えは週足です。
日足がボックスの場面は、以下の週足チャートの陽線になります。
この時、紫の50週線が下げています。紫が下げているときは、株価は上がることができません。
ロウソク足も下から11本目ですので、ここはもう上げ余地がありません。
株価はいったんは青の上に出て頑張ったけど、一度下がってからもう一度上がらないと紫が横向きになりません。
なので、週足では下落トレンドだと読みました。
そして、後半の下落の場面が青枠の2陰線になります。
次に、どうして手仕舞ったのかというと、本数が15本経過したのと前の安値に並んだからです。
視聴者からのトレード成果報告:小麦のトレード
相場先生のコメント
いいですね!これは模範的なトレードです。
5月6日に買いを入れた理由は、恐らく前の安値に並んで下半身が出たので買った。W底だと読んだ。
ところが、翌日陰線が出たのでスクエアにした。翌日、割り込んだので売りを入れた。たぶん、この時、買いが少しで売りの方が多いと思う。
そして、21日に手仕舞いをした。翌日、買いを追加した。
つまり、下落中は買い玉はマイナスだったけど、買いより多い売りで凌いだ。
14日に買いを追加したので、最初に買った玉と併せて大幅プラスになった。
従って、このトレードは売りでも獲って、買いでも獲った上手いトレードです。
株塾だともっと深く掘り下げて勉強するので、もしこの方が株塾に入会したら億トレーダーになるかもしれないですね。