1月9日放送の「株は技術だ!」を視聴した
2025年最初の「株は技術だ!」は、現在の日経先物の値動きに解説から始まりました。
現在、日経先物は4万円が高い壁になっています。
日経先物の月足はパンパカパンになっていますが、8か月横ばいになっている。つまり、ボックス圏にあります。
日経先物のトレードをやっていた人は、去年の後半は苦しんだはずです。また、日経先物と似た値動きになっている個別銘柄をトレードしていた方も、去年後半は苦しんだはず。
今後は2通りのやり方が考えられます。
もし4万円を超えて月足で上に出れば、上がってゆくだろうと思われる。
もし4万円を割り込んで、陰線で並びを割ったら、下がってゆくだろうと思われる。
現在の値動きは上か下かどちらかに行く分水嶺にあります。なので、方向が決まらないとエントリーしづらい状況にあります。
もう一つは、短期のボックスを形成しているので、例えば下半身出現で買ったら、4~6本くらいで手仕舞う。次は下げるはずだから、下げを狙うことになります。
チャート内の”SAME”は、このあたりがパンパカパンで緩んできて、もみ合って上がっていった場面です。
つまり、この期間と同じことが、現在のボックスの場面で起こる可能性があります。SAMEの期間はその後上がっていきましたが、この期間でも並びを割ったら下がっていた可能性がありました。
今やるんだったら日経先物がらみではなくて、独自の値動きをする個別銘柄をやったほうがよいとのこと。
その他の銘柄についての解説
ナスダックについても同様。
去年の12月18日から大きく下げました。大きく下げた後は3日ほど上げて、次は6日下げて、2日上げて、3日下げて・・・・となっています。
この間の週足を見るとボックスになっていました。なので、この間、ナスダックのトレードをしていた人は、上手くゆかなったと思われます。
ゴールドはパンパカパンの一旦の下落の後の上昇になるか、それとも5日線のW天井の下落になるかの場面にあります。
相場先生は現在、ゴールドを保有中です。下値が切り上がっているので、買いを入れたそうです。問題は紫の50日線が下がってきていること。青の20日線に近づいているから、これも短期でトレードすべきかと思っています。
しかし、もしここで下げると5日線の高値切り下げになり、オレンジの100日線を割り込んでしまう可能性があるため、そうなると結構下げるかもしれないとのこと。
相場先生はドル円も買っていますが、伸び悩めばすぐに手仕舞う予定。
ドル円の週足を見ると、いま6週間上がってきていますが、この3週間横ばっており、直近高値を超えられない状況です。
次に日足を見ます。直近高値を超えずにがくんと下がれば、手仕舞ってしまおうと思っているとのこと。
ポンド・ドルは売り玉保有中とのこと。週足を見ると、「これから下げるぞ」という形になっています。
週足で見ると、オレンジ際の戦いに負けてしまった。これを見て、相場先生は売りを入れて、かなり儲かっているとのこと。
ちなみに、近々リリースされるSHIRO足では、下落中の陽線も陰線で表示されることになります。
原油は一旦手仕舞ったそうです。次はオレンジ際の戦い第2弾に勝てるかどうか?
日足で陽、陰、陽の並びになったので、いったん手仕舞ったと話していました。
初めてのオレンジ挑戦では負けて下げたけど、前の安値まで下げずに上げて、次はオレンジを超えたので買いを入れたそうです。その後、陽、陰、陽の並びになったので手仕舞ったとのこと。
しかし、オレンジの上に出てきたので、一回軽く下げて戻ればパンパカパンになるので、次の上げを狙えるかどうかの状況にあります。
コーンもいったん買い玉を手仕舞って、次は調整してからの上昇を狙いたいと話していました。
コーンはずっと上昇してきて下げた。その後、陽線で戻したけど、直近高値まで行かずにすぐに下げたから、弱いと見て手仕舞ったそうです。
現在コーンは調整中なので、調整だったら戻ったところで買ってゆきたいとのことで、もし、戻らななければ5日線のW天井になるため、ある程度は下げることもありうると話していました。
去年1年間の各銘柄の値動きを振り返ってみる
日経先物の週足です。
週足で横ばいのとき(5月から7月)は、日足では上がったり下がったりしているため、買うと下がり、売りを入れると上がるということになります。
その後、上に抜けましたが前の高値で大きく下げました。
10月から12月は再びボックス相場でしたので、この間トレードしてしまうと、上手くゆきません。
なので、週足でボックスを形成している銘柄は避けて、他の銘柄をトレードする方が投資効率はよくなります。
同じ時期、ダウ先物をトレードした方は上手くいったはずです。パンパカパンで上昇していますが、途中陰線が出ています。SHIRO足だと、これらの陰線はすべて陽線になりますので、惑わされなくなります。
このように、昨年前半は日本株をトレードした人もアメリカ株をトレードした人も、上手くゆく動きでした。
ところが中盤に入り日本株はボックス相場になり、数日上げて数日下げるという動きになりました。
一方、アメリカ株もボックスになってますが、数週間上げて数週間下げるという動きでしたので、そこそこ獲れたはずです。そして、年後半はしっかり上げてますので、ちゃんと獲れたと思います。
ドル円ですが、昨年前半の7月までは上昇トレンドでした。7月~9月までは下げトレンド。10月から上昇に転じて、一旦下落しましたが11月から上げてきました。
まとめますと、日経先物のように週足で横ばっている銘柄は避けて、ダウ先物やドル円のように週足の移動平均線が集中して横ばっていない銘柄を探してトレードしたほうがよいということでした。