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トレード前に、どう戦うか、戦法を言えるようしておくことが大切

Michal JarmolukによるPixabayからの画像

2月21日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の放送は収録でしたので、現在の東京株式市場の解説はありませんでした。

収録時(2月17日)の日経先物の動きは横ばいでした。出来高が多い日経先物で「綱引き」が行われているので、どちらかの方法に動けば、そっちの方向にずるずると引っ張られてしまうとのことでした。

2月24日の日経先物の日足チャートは以下のようになっています。

収録時には横ばいの動きだったのが、大きく下げた後に値を戻してきています。

この上昇は一時的なもので、ここからさらに下げて行くのでしょうか?

どう戦うか、戦法を言えるようでないといけない

今回の相場の提言は、「どう戦うか、戦法を言えるようでないといけない」という言葉でした。

つまり、出たとこ勝負でエントリーするのではなくて、「今の動きはこういった状態にあるから、これはこのように戦おう」とか、「次にこのように動いたらこうなる可能性があるから、そうなったらエントリーしよう」と、事前に考えておくのが大切ということです。

そして、そうなるまで毎日観察し続けて、読み通りの動きになったらエントリーするということです。

このように「事前に戦法が言える値動きをしている銘柄でないと、トレードしない」、「決して、雰囲気でエントリーしてはいけない」と、相場先生は話していました。

現在の円安は一時的なもの?

「相場の提言」のコーナーで、相場先生は現在のドル円の動きにも触れていました。

日足チャートを見る限り、着実に円安方向に動いているように見えますが、週足、月足を見ると違った感じがします。

週足チャートを見ると様子が異なります。超円安の状態から大きく下げてきて、少し上昇しただけの感じがします。

これは月足でも同じで、大きな下落の後の一時的な上昇に見えます。ということは、「この上昇はそう長くが続かず、どこかで力尽きる」と、相場先生は読んでいます。

4776サイボウズの動き

課外授業では、サイボウズの現在の動きについての解説でした。

以下はサイボウズの週足チャートです。

2023年に入り、少し上昇してきましたが、過去の高値を越えられず、弱ってきているように見えます。

しかしながら、紫(50週)と青(30週)のMAは角度をつけて上を向いていますので、上昇トレンドは崩れていないようにも見えます。

ということは、「売りが出ても買いたい人が出てくるので、株価は反発してくるのでは?」と読むことができる。

以下は日足チャートです。直近では下げていますが、過去半年間で紫の60日線を割ったのは1度だけです。

現在、サイボウズは下げていますが、「紫まで下げてもう一度上げるか、紫を少し割っただけで再上昇するのではないか?」と、相場先生は話していました。

そうであれば、今の下げは様子見して、陽線が出て5日線の上に出てきたら、そこで買いを入れるという戦法もアリだということになります。

あるいは、「上昇しても過去の高値まで行かずに下げたら、そこが一旦の天井となる」と読むこともできます。

これは一つの銘柄の値動きを丁寧に追いかけているからできることです。

儲けようとして多くの銘柄を追いかけていると、それぞれの銘柄の値動きの読み浅くなり、結果として読みが外れることになりかねませんので、この点は注意したいですね。

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