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相場流トレードの極意「建玉の操作」を紹介!

9月25日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

まずは相場先生による、現在の相場環境解説からです。

連日、日経平均は最高値を更新しています。

いまの高値の根っこは9月3日となり、そこから15日間上昇し続けています。


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ということは、連日高値を更新していますが、ある程度上がると日足ベースで下げてきます。

過去を見ても8月4日が底値で、そこから11日上げて下げました。

昨年4月の大きな下落の底値から天井までは23日でした。

現在の上昇は15日目ですので、いま買うと明日からいきなり下げるかもしれませんで、もし買うなら3~4日押してからの方がいいです。

過去の例では、7月24日の天井から底までは8日間下げました。8月19日の天井から底までは11日間下げました。

ドル円は円安になりボックス圏の天井に来ていますので、もう一度円高に戻る可能性もあります。ここはちょっとわかりづらい場面です。


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ポンドスイスフランは7月と8月の底値まで下げてきています。ここで下半身が出るとW底になります。


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NZD/USDもあと少しでW底になるかも。


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ポンド米ドルはオレンジ際の戦い。


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ポンド豪ドルは下半身が出るとW底になる。


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相場先生は、原油には買いを入れているとのことです。ただし、いまから入るのは遅い。原油は4点底で下半身出現で買いを入れることができます。

ですが、相場先生が買いを入れた場面はもっと早く、9月17日~19日の下げを観察して、前の安値で下げ止まると読んで陽線コマで最初の買いを入れて、さらに翌日の下半身でも買いを入れたそうです。


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現在、原油はオレンジ際まで上昇しています。ここで軽く下げて、もう一度下半身が出れば上がる可能性が出てきます。

相場先生は銅にも買いを入れています。銅は大暴落の後に底値が切り上がりW完成で買いを入れて何本か獲ります。その次も高値切り上げ、安値切り上げなので当然買いを入れて、ヤバい儲けだそうです。


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次は大豆です。相場先生はW天井での下げを売りで獲って、いまは買いが入っているとのこと。前の安値まで下げる間に安値が切り上がり復活するところを買っていきたい。ただ、下半身が出ていないので、まだその時ではないとのこと。

上からの売り玉を持っているので、どこかで上げる気配が出たら売りを手仕舞い買いを入れる予定。


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多くの塾生が手掛けているコーヒーですが、相場先生は売りを入れていました。ところが350ドルあたりにしこりがあるので手仕舞ったら、陽線が出て上がりました。相場先生はまぐれといってますが、長年やっている感が働いたのかもしれません。

仮に500万円分の売りを入れると、この下げで1500万円くらいの利益になるはずです。


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ココアは下げています。ココアはオレンジ際で負けたところで売りを入れて、あとは青の20日線が横ばうまで売り玉を持っていればいいです。まだ下落中ですので、買いは考えません。


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視聴者からの質問
どちらの動くか分からない場面では建玉の操作で1-1にするように言われますが、0-0にして様子を見るのと同じように感じるのですが、何が違うのでしょうか?
相場先生の回答
0-0にしてしまうと何も入っていないところだから、そこから1歩踏み出すのが大変。1-1だと、売りのマイナス、買いのプラス、あるいは売りのプラス、買いのマイナスができていて、そこで値動きを見てもう一つ入れるのは楽なんです。やったらわかります。100株程度だとわからないけど、5万株の売りと買いが入ってて、0-0にした後にいきなり5万株は入れられない。

投資の提言に入る前に、Food & Lifeの解説がありました。

スシローの前々回のときの週足は天井圏で陰線3本でした。先週は陽線、今週も陽線。つまり、陰線3本を見ただけで売りを入れてはダメということです。

青の20週線が上を向いているときの1回目の下落です。この場合、下げても戻るということです。なので、このような場面は気をつけたほうがいいです。

相場先生の秀逸な建玉操作

今回の相場の提言は、視聴者からの質問に答える形で、プロの建玉操作を見せていただけました。

視聴者からの質問

ヘッジが切れない病で両建てで引っ張りまくってます。

相場先生の回答

以下のチャートは相場先生の東京電力の建玉です。

ずっと下がっていたのが、やっと青の20日線の上に出ました。ここで陽線、陰線、陽線で強いので1000株の買いを入れました。

オレンジの100日線を超えて上がっていったけど、オレンジを超えると一旦弱るので、逆下半身で下がったときに売りヘッジを入れました。下で買った買い玉は保有したままです。

建玉は1-1です。やがて上がるだろう。上がらなければ2-1、または3-1にすればいい。

上がるだろうと思った理由は、長らく下がて来た青が横ばって上がってきたから。その後、下半身が出たので売りヘッジを切って買い玉だけにして、パンパカパンで上に抜けたので買いを足して15本目で手仕舞い。

これがヘッジの切り方です。

ヘッジはあくまで保険です。ヘッジの必要がなくなったときにヘッジを切ればいいけど、マイナスになってるので切りづらい。

東京電力の場合は、ヘッジの売りは逆下半身で入れたけど、下半身が出たということは、反対の事象が起きたのでヘッジを切った。

ただ、ヘッジを切った後にまた下げたらどうしようとなるので、たくさんのチャート見ること。もしまた下げたらヘッジを入れたらよいだけ。

次のはもう少し複雑です。これは江戸時代のコメ相場のころから行われていた「つなぎ売買」です。

長らく下げてきました。ところが青の上に出たので買いを入れた。その後上げたけど、紫に当たって陰線。まだ強くない動きなので1-1にしました。

翌々日、下半身が出たので売りヘッジを切って買いを足した。次に並びを抜けたので買いを足した。

下から14本目で、下げているオレンジに当たって大陰線出現。ここで買い玉を手仕舞うのアリだが、もう少し上げると思ったのでヘッジを入れて3-3にした。

ここで0-0にしない理由は、0-0にしてしまうと3-0にならないから。いきなり3-0には怖くてできない。

5-0にできたのは、一度下げて戻したけど前の高値まで行かないから、買いを切って5-0にした。

3-3のところで0-0にしてしまうと、5-0は絶対に入れられない。3-3だから5-0にできます。

3-3が「つなぎ」になります。3-3の時点では下で買った買い玉は大幅プラスです。左の3(売りヘッジ)はプラマイゼロですので、上に行っても下に行っても利益は変わりません。

視聴者からの質問
青が上を向いているのに売りを入れていいのですか?
相場先生の回答
ロウソク15本上げてきて、オレンジも下を向いているので「そろそろ下げるだろう」ということで売りを入れた。

青が上を向いていてもオレンジも下を向いているので、大きな流れでは下落だけど、これは一時的に上げているという読みです。

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