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相場師朗流、株価の値動きの予測の仕方とは?

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7月4日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の番組は、6月27日に収録されたものです。

相場先生は、6月27日時点での日経先物のチャートを見て、7月4日の値動きを予測されました。

日経先物の値動き

6月27日の日経先物の日足チャートのMAの順番は、これまで下からオレンジ、紫、青、緑、赤の右肩上がりの並びだったのが崩れて、赤が緑の下に入り、両方とも下を向いています。


TradingViewで日経先物のチャートを見る

この状態を相場流では、「PPP崩れ」と呼んでいます。

相場先生は、「あと5本のうちに、どこかで下半身が出る。それが28日になるのか分からないけど、青に当たった辺りで下半身が出るかもしれない」と話していました。

そして、「7月3日辺りに陰線が出たら、いったん下がる。そうなると青まで下がる可能性がある」とも話していました。

もう一つのシナリオとして、半年前に買った人は7月4日の時点でも、まだプラスのはず。しかし、下がっているのを見て、利益確定の売りが入ります。

そうなると、青を割って紫の間まで行くとしたら、31600円まで下げるとのことでした。

実際、相場先生の予測に近い動きになってきています。

相場先生は、その時の経済状況やその他のファンダメンタルズを勘案して予測を立てたのではなく、MAの状況とロウソク足の形から、1週間後の動きを予測されました。

ドル円チャートと日経先物チャートの比較

ドル円チャートと日経先物チャートを比較して、どちらが先が読みやすいかというと、日経先物の方が読みやすい、と相場先生は話していました。


TradingViewでドル円のチャートを見る

その理由は、日経先物は逆下半身が出て、すでに下げ始めており、この下げはどこかで下げ止まり、1週間後くらいには下半身が出る可能性がある、と予測できるからです。

ところが、ドル円は、まだ逆下半身が出ていないので、下げるかどうかわからない。上げるかもしれないので、どうなるか分かりません。

ということで、読みやすい動きをしているものをやった方が、上手く行く確率が高いとのことでした。

ゴールドの値動き

月足チャートでは天井が揃っています。

6月27日の値動きを基に、相場先生は、「週足では青に当たってきているので、この後下半身が出ればもう一回上がるかもしれない。もし上がるとしても、前の高値で下げると、青を割るまで下げる可能性もある」と話していました。

また、「あるいは下半身が出てすぐに陰線になれば、青を割ってくる可能性が出てくる」とのことでした。


TradingViewでゴールドのチャートを見る

値動きのシナリオを考えられるようになるために、どうすればよいか?

今回の番組で相場先生は6月27日のチャートを基に、1週間後の値動きを予測されました。

過去のチャートをたくさん見ると、「いま逆下半身でここまで来ているから、あと何本か来たら下半身になるな」とか、「いま下半身になったけど、もうちょっと上がると前の高値に届くから、そこで一旦手仕舞った方がいいよな」とか、先が読めるようになってくるとのこと。

相場先生は、「どれも値動きはだいたい同じようなものなので、過去のチャートから学ぶことが重要です」と話していました。

相場先生が番組中で何度も強調したことは、「とにかくチャートをたくさん見ること」です。

つまり、現在の値動きは過去の値動きを繰り返しなので、過去問を多く解くことで、次の値動きがある程度読めるようになってくるということですね。

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