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トレードは値動きのストーリーが言える場面で行い、言えない場面ではやらない

7月17日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

日経先物はボックス圏での動きになっており、現在の価格はボックスの上限付近に来ています。


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今日上がったからといってもあまり期待はできません。なぜなら、価格が青の20日線にかなり近くなってきているから。

ドル円ですが、相場先生は今も買い玉保有中とのことです。149円辺りでどうなるかを見極めたい。


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ポンド・ドルは売り玉を保有中とのこと。本数も13本経過しており、オレンジの100日線にも近づいてきたので、そろそろ手仕舞いを考えている。


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S&P500は約半月の間、横ばいが続いています。このような場合は手を出さないほうがよい。

いずれどちらかの方向に動くので、期待して観察していたほうがよいとのことです。

ナスダックもゴールドもボックスでの動きです。

先週買いを入れていた原油は、すでに手仕舞ったそうです。

銅はパンパカパンで大きく上げた後に休んでますので、上に行けばもう一度上げます。下に行けば青辺りまで下げて、もう一度上がるかもしれませんので、非常に戦いやすい状況にあります。


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シルバーですが、相場先生はボックス抜け後の上昇を獲ったそうです。ボックス抜け後に上昇した後は一旦休んで上がるはずですが、現状はそのような元気がないように見えるとのこと。


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相場先生はコーンの長い下落を売りで獲ったそうです。手仕舞った理由は、下落の起点から数えて52日目ということと、陽線2連続出現で売り玉を手仕舞ったと話していました。

次はもう一度青まで上げた後に下げる可能性はありますが、下げ始めて50日以上経ちますので、次の下げが前の安値まで行かずに下半身が出るとW底を形成します。


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ストーリーが言える場面を手掛けるのがいい

今回の「相場の提言」は、ロウソク足を消して移動平均線だけ表示させたチャートを見て、ストーリーが言える場面だけでトレードしましょうという内容でした。

以下はロウソク足を消したドル円チャートです。

グレーで囲んだ場面のストーリーを言ってみます。

オレンジが下がっています。なので、基本的には下落トレンドです。

そして、オレンジの下に紫が下がっていますので、下落トレンドです。

そして、その下に青があります。その青を緑と赤だけ超えて、下がっている紫に勝てずに下がり、ここでオレンジ、紫、青、緑、赤になりました。

ここは獲れますね。

このようなストーリーが言える場面だと、値動きはある一定の方向に動くわけです。

次の場面です。

オレンジが下がってます。紫が下がってます。

基本的に中長期的には下落です。

ところが一時的に緑と赤だけが上げてますから、これはやがて下がるだろう。

この場面はストーリーが言えなさそうです。

オレンジの下ではあるけども、赤の下値は切り上がっている。

緑は上がって紫と青は下がっていてぐじゃぐじゃしているからよくわからない。

このようなよくわからないところは入らないほうがよいです。

次の場面はどうでしょうか。

赤の下値が切り上がってきている。

もう少し上がると紫、青、緑、赤になる寸前です。

そしてオレンジ抜けで買ってもよい場面です。

次は原油のチャートです。

オレンジが一番上にある。その下に紫がある。その下に青がある。

一時的に赤と緑が青に向かって上げたけど、下落した。

次は赤が青の上に出た。そして青を割らないで青とともに上がって紫を超えた。

ここは美しいストーリーが言えます。

次はゴールドです。

下からオレンジ、紫、青、緑の順番で上がっていて、一時的に赤が下がったけど、上がっている青に当たって上げ始めた。

ここも美しい移動平均線の動きといえます。

次は銅です。

下からオレンジ、紫、青なので、基本、上げです。

一時的に赤だけ下がって、上がっている青に当たって上がり始める。

次はピジョンです。

下から赤が青の上に出て、下がってけれども青を割らないで青とともに上がった。これはニチダイです(①の場面)。

そしてニチダイになって上がっていった。

次に赤がオレンジの上に出て、ガンガン上げている青に向かって赤がへこんだけど戻った(②の場面)。

これは美しいチャートです。

ところがここはストーリーがない(③の場面)。

ここはストーリーがあります(④の場面)。

赤が前の高値まで頑張って上がったけれども、下げてしまった。

緑も前の高値に届かず寝てきた。青も寝てきた。

ここは空売りで持って行って今日を迎える。

日本板硝子です。

上がっているオレンジに赤がぶつかって上がる(①の場面)。

移動平均線の順番は下からオレンジ、緑、赤、紫、青なので一見ストーリーがなさそう(②の場面)。

オレンジの上の紫があり、その上に青があるということは、上昇はほぼ決まってる。

だけど緑と赤だけが紫の下にあるので、この2つが青の上に出ればパンパカパンになる。

この場面はパンパカパンの夜明け前。

緑と赤と青と紫が近いということは、陽線2本くらいでパンパカパンになる。

相場先生は、「このような美しいチャートをロウソク足無しでストーリーが言えるようにしておいて、言えないところはトレードしないと決めておくのもよい」と締めくくっていました。

ちなみに次の勉強会では、この話をさらに詳しく説明するとのことでした。

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