コロナショックの暴落相場
3月2日放送の「株は技術だ!」を視聴しました。チャイナ発のコロナショックで暴落する株価ですが、今後、どう動いて行くのでしょうか?そして、私たちはどのような対応をすればよいのでしょうか?
今回の放送のポイントは以下です。
- コロナショック相場では、ほとんどの株塾生は儲かっている!新記録続出!
- 底打ちは3月末か4月ごろか?
- 日銀総裁の談話は良かったが、相場流のトレードにはあまり関係ない
- 日経先物には節目近辺で下げ止まるクセがある
- ということは、20500円か20000円辺りでチョイ上げチョイ下げをしながら下げ止まって行くかもしれない
- これが一段落するのが3月末か4月ごろになる
- その後、半分の法則が出て、そこから上昇して行くだろう
- どこまで上昇するかの議論は意味がない
- 重要なのは、底打ち後の上昇の流れを見ること
- 今考えるべきは、どこでロウソク足が横ばうのかということ
底打ちは3月末か4月ごろ?
以下は日経225先物の日足チャートです。
相場先生が説明した株価に印しをつけました。今現在は21000円レベルですが、前回の安値は20500円辺りです。下ヒゲも考慮すれば、前回の安値は20000円になります。
もし、これらの節目を割ることになると、次の下値の目標は19000円になります。
このようにチャートを俯瞰すると、日経225先物は500円ごとの節目で動きが変わっていることに気がつきます。特に1000円ごとの節目では、流れの変化が顕著ですね。
相場先生は、「20000円か20500円か21000円辺りで足踏みをして、悪くて19000円。この4つの中のどこかで日足が足踏みをするところが今回の底になるだろう」と話しています。
この4つの候補の辺りでロウソク足が横ばってくると、次に5日線が横ばいになってきます。その後、株価がチョイ上げチョイ下げを繰り返しながら、下値を切り上げて上昇に入って行くわけですが、この一連の動きが終了するのが、3月末か4月ごろということですね。
過去の暴落相場との比較
今回のコロナショックでは相当な下げとなりましたが、相場先生は今回の下げについて以下のようなことを話していました。
これは特別な下げではなく、過去にも似たような下げはいくつもある。
過去10数年のチャートを見ると、今回のような下げは10回以上ある。
今回の下げは前代未聞の下げではなく、だいたい1年に1回くらいこのくらいの下げがある。
2018年12月はもっと下げた。24000円から19000円まで下げた。
今回はまだ21000円近辺。
2015年以降の下げ相場を探してみましたが、3000円以上下げているところが6つもありました。2018年12月~2019年1月には約4000円も下げています。
過去の下げ相場と比較すると、今回のコロナショックは前代未聞の下げではないことが分かります。特に2015年8月の暴落の形は今回の暴落と似ています。そして、株価の下落が収まって横ばいになり、再び上昇するまでだいたい2か月以上かかっています。
こうしてみると、「過去6か月以上株価が上昇してきたから下げただけ」ということがよく分かりますね。
相場先生は、「今回の下げの理由付けが、新型コロナウイルスがきっかけだったこともあり、そのインパクトの強さから1日の下げ幅が大きくなった」と締めくくっています。
まとめ
リーマンショックや3.11の暴落相場でも、株価はどこかで下げ止まり、数か月の底練りを経て上昇相場に転じています。そして、今回のコロナショックの下げは、3月末か4月ごろに底を打つと相場先生は予測しています。
今回の番組内容をまとめますと、利益を上げるために私たちが考えるべきことは以下です。
- どこでロウソク足が横ばうのかを見る
- その候補としては21000円、20500円、20000円、そして19000円が挙げられる
- ロウソク足が横ばってくると次に5日線が横ばってくる
- 株価が下値を切り上げて上昇相場に入って行くタイミングを見計らってトレードする
- その後の日経平均株価の動きがロウソク足9本目で23000円くらいであれば、そこが天井の可能性がある
- その後、少し下げた後もう一度上昇して24000円を超えてくれば、次は25000円を目指す
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