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相場師朗流、株価が20日線を超えた後の3つの戦い方!

3月27日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

まずは相場先生による各マーケット状況の解説です。

日経先物はオレンジ際の戦い(100日線での攻防)に負けて約21日間下げた後、一時的に上げました。

ロウソク足は緑を超えて、現在、青の上に出ている。青の上に出るとボックス圏になることが多い。

このまま下がってゆく場合と上に行く場合があります。

相場先生はこの日、日経先物売りを入れたとのこと。売りを入れた理由は、ボックス圏の上限に達したから。

日経先物が下がっているので、ゴールドは上がっています。

ナスダックは青の20日線の上に出てきた。日経先物に似た動きになっています。

ビットコインもオレンジ際の戦いに負けて下げたが、その後、上がってきた。

銅は買っていたけどすでに手仕舞ったとのこと。

コーンは売りを入れていましたが、ラジオ日経に来るまでに手仕舞ったそうです。

手仕舞った理由は、オレンジまで下げてきて上げたけど、前の高値まで行かずに下げてオレンジを割ってきたので、売りを入れたとのこと。

小麦もオレンジ際の戦いでもみ合って割り込んだので売りを入れたが、すでに手仕舞ったそうです。

大豆もオレンジ際の戦いの最中。安値を割ってくるとおもしろくなってきます。

コーヒーの週足を見ると天井圏のような感じがする。

ユーロ・ストックス50指数は売りを入れています。売りを入れた理由は青の20日線まで下げてきて、その後、上げたけど前の高値まで行かずに紫(50日線)まで下げました。

また上げたけど前の高値まで行かずに下げた。次はロウソク足1本しか上げないで下げたので、売りを入れた。

ただ長い下げが続くかというとそうとは言えないとのこと。

週足を見るとパンパカパンなので、この下げはどこかで戻る。月足もまだ、パンパカパンの途中。

この理由から、「現在、日足で下げていても、どこかで戻す可能性がある」と話していました。

ドル円は青を割った後、40日間下げてきました。ロウソク足が青を割り、青が下に傾いているときは、なかなか上昇しません。

途中、一時的に下げて見せるけど、再び下げて、結局、30日、40日ほど下げます。

この下げが終わると、次は青の上に出てきます。そして、青が横ばってきています。

ということで、一旦の下げは終わった形になっています。ということは、また円安に戻ってゆくことになると思われます。

神戸物産も長らく下げてきて、ようやくW底をつけてオレンジまで上げてきました。

その後は少し下げたけど、前の安値を割らずに再びオレンジまで上げてきました。

この後、一気に上がってゆくのか、あるいはヨコヨコの動きになりながら徐々にパンパカパンの並びになってゆくのかという感じ。

神戸物産の今後の動きを観察することは大変勉強になります。長く下げた後の動きを学べます

視聴者からの質問

質問

三菱重工、川崎重工はいったん戻るチャートでしょうか?

相場先生の回答

パンパカパンで一回下げて、戻ったら良いパンパカパンになります。日足で見るだけだとこのような見方になります。

問題はこれが週足でどの位置にあるかを確認する必要があります。

週足も月足もパンパカパンになっていますので、日足で下半身が出たらおもしろい。

青の角度を見ると、そんなに長く下げないかもしれません。

質問

LINEヤフーはどうでしょうか?

相場先生の回答

LINEヤフーは強い。週足はパンパカパン。月足はW底を形成しているのでかなり強い動きです。

今後、一旦下げて、あまり下げずに戻すと爆発的に上がると思われます。ただし、これは月足なので、それを確認できるのは4か月後になります。

週足ではロウソク足20本下げてきているので、一旦押してくれた方が良い。

この後の戦い方ですが、週足でそこそこ本数を経過しているので、日足で上に抜けたら買いでいいけど、下がってきたら売りヘッジを入れます。

この時、売りの玉数の方を多くします。

どこかで下半身が出て上がる兆しを見せたら、売り手仕舞って買いを追加するようにします。

神戸物産同様に、LINEヤフーも実トレードせずに、このような動きをするかどうかを学んでほしい。

20日線を超えた後の戦い方は3つ

今回の「投資の提言」は、『「青(20日線)」の上に乗った!どうする?』という題名で、20日線を超えた後の戦い方を教えていただけました。

日経先物を例に挙げます。

しばらく下げて大底をつけたあと、緑を超えて青を超えたあたりでボックスの動きになることがしばしばあります。

相場先生はこの動きの特徴を利用して、ロウソク足一本一本獲っています。

青の上に出たあとの動きのパターンは3つあります。大まかにいうと、この3つのみです。

  1. 青の上でもみ合って上に抜ける
  2. 青の上でもみあわずに一気に上抜けする
  3. 青の上でもみ合って下に抜ける

相場先生による青の上に出会た後の建玉

青の上でもみ合って上に抜けるパターン

まず青の上に抜けたら買うと決めておく。

その後、陰線が出たら買い玉を残して売りヘッジを入れる。

あとはボックスの中にいる間は1-1のままにする。

上に抜けたら売りを手仕舞って買いを一つ増やして0-2にする。

どの銘柄であってもこの建玉でOK。

青の上でもみあわずに一気に上抜けするパターン

次はずっと下げてきてやっと青を抜けた。

この場合も青を抜けたら買う。

この後、横ばわずに上がっていったら、買い玉はそのままキープする。

青の上でもみ合って下に抜けるパターン

この場合も青を抜けたらまずは買う。

次に陰線が出たので売りヘッジを入れる。

そのまま見てたら下に割り込んだので、買いを手仕舞って売りを追加する。

上の3つの概念図は、相場先生が描いたチャートをもとに、ブログ管理人が作成したものであることをご了承ください。
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