2025年7月3日放送の「株は技術だ!}を視聴した
先週の放送で相場先生は「日経先物を買っている」と話していましたが、金曜日の終値を見て、月曜日の寄り付きで手仕舞ったとのことです。
手仕舞った理由は、金曜日のロウソクは上昇の起点から数えてちょうど19本目であり、そろそろ利益確定が入るころだったからです。
次はどう戦うかですが、一度下がってから下半身が出たら買いのチャンスが出てくるだろとのこと。
ただ、問題は価格がオレンジ(100日線)を越えてから26日経過しています。なので、もし相場先生が次の下半身で買いを入れたなら、「ロウソク2本で手仕舞う」と話していました。
また、「寧ろ、次の天井での大きな下げを獲りたい」とのこと。
ドル円は三角持ち合いになりそうです。
これは「ある程度上がると下がる、ある程度下げると上がる」を繰り返していくうちに、高値が段々と低くなってきて下値が段々と低くなっている、三角定規のような形です。
このようになると、必ず上か下に大きく振れる性質があります。
週足を見るとW天井となっており、オレンジの下でボックスを形成しています。どちらかに触れたら、そちらにつくのが良い。
現在、週足ではボックス圏(緑枠)の中で動いています。ボックス抜けの判断は、実体を抜けたら「抜けた」と判断します。
次はユーロポンドです。相場先生はユーロポンドに買いを入れています。
買いを入れた場所は、オレンジ際の戦いに勝って、ボックスを抜けたところで1回目の買いを入れて、その後の押し目で追加買いを入れたそうです。
ゴールドは高値が揃っています。そして、ついに紫(50日線)を割ってきました。ゴールドが弱くなってきているということは、NYダウやその他の株価指数が強くなってきているということです。
相場先生は少しだけゴールドに買いを入れているそうです。弱い状況というのは分かっているので、弱くなってきたら早めに手仕舞いして、売りに切り替えるとのこと。
原油はようやくオレンジ際の戦いに勝って上げてきました。上に抜ければ買えるかもしれない。
銅は前回の放送でも話した通り、パンパカパンで強い動きです。
視聴者からのコメントと質問
コメント
実際、400まで下落しました。
ゴールドはどうですか?
金はそろそろピークでしょうか?
相場先生の回答
頭が揃っており紫を割っていますので、ピークのように見えます。そして紫が横ばっています。次の上げが前の高値に届く前に逆下半身が出ると、一旦は軽く下げるかもしれない。
週足では青がまだ上を向いていますが、緑が横向き始めています。3月からもみ合っていますので、一旦は下げるかもしれませんが、紫まで下げることは考えられません。
私(相場先生)は買っています。どうして買ったかというと、一旦下げて下半身を付けたから。
月足を見るとかなり強いです。紫まで下げることは考えられない。青まで下げると暴落です。緑まで下げても暴落です。また、天井とは言えない。
紙芝居練習
紙芝居は2020年分のチャートで練習してもよいでしょうか?
相場先生の回答
はい。いいです。ただし、連続でやっていただきたいです。例えば2020年の1月から12月まで。
どうしてかというと、1月から12月まででは、値動きに春夏秋冬があります。上がっていったり下がっていったりします。
おもしろいのは、2020年に何が起きたのかわからなくても、ちゃんと上がったり下がったりしています。下げっぱなしや上げっぱなしはありません。
1年間をやり終えたら、次は2023年をやって下さい。すると、20年と違う年なのに、また上がったり下がったりしている。
じゃあ、2014年をやってみてください。いろんな顔を見ることができて、似たような値動きが近い将来あるので経験をしておくと、非常に良いです。
自分は忘れていても脳みその奥の中に残っていて、勘となって生きています。勘といっても完全な山勘ではなくて、過去に経験したことの集積で無意識に判断していることです。
ぜひ、何年分でもやってください。多ければ多いほどいいですが、手抜きでたくさんやってもダメ。丁寧にたくさんやる。
信越化学
ズバリ、信越化学は買いでしょうか?
相場先生の回答
信越化学の月足を見るとパンパカパンで上がってきたことが分かります。
月足のパンパカパンは非常にトレンドが強いので、このボックス飛び出し(赤丸の部分)を買っていたら、たらればだけど、2023年から2025年の天井まで全部獲れていました。
ただ、月足だから、途中、いろいろなことがあります。
さて、信越化学は買いでしょうか?いまは買いです。
月足パンパカパンで青を割って紫まで来て、下ヒゲがオレンジに当たって戻ったので、基本的には今は買っていたほうがいい状況です。
ただし、下ヒゲから4か月経っています。したがって、今現在(7月4日)で言うと、少し疑問です。というのも、4か月目にになりますから、一旦休む可能性があります。
一旦は下ヒゲでオレンジまで行ったので、次の3か月間は買いだったと思う。次に一旦下げて戻したらW底で買いです。
週足はW天井をつくって青が横ばって、紫が横ばっていますので、ここは売りです(青枠の部分)。
そして今はボックス圏での動きです。結局、信越化学は上は4810円。下は4400いくらまでの間でボックス圏をつくっており、10週間もここで動いています。
ただ、ついに下値(緑の水平ライン)を割らずに上がってきた。問題は過去の高値でもある4900円くらいのところ。ここを抜けてくると強いかもしれない。これは相場流ではN大の形です。
ただし、オレンジの下に青が入っている。オレンジが天井圏をつくってるわけですから、これはそんなに大きく上げずにもう一度下げる可能性がある。
それを日足で見ると、過去の高値に達しています。そうはいっても、オレンジ際の戦いに勝って上がってきています。上昇10本目なので、上がってもあと5本ですね。
そして、上には5000円という壁があるので、本来だったら 、この下半身で買っていたらよかったでしょうね。そして今、4日並んでてあと4,5日の間にもう1本陰線が出たら終わり。
もう10か経過してるので、途中から入るのは怖いですね。例えば、ここで1回下げて戻ったら、下げて戻るときの下半身は有効かもしれません。
ソフトバンクは天井?
ソフトバンクはそろそろ天井でしょうか?
相場先生の回答
ソフトバンクGの月足ですが、この方が仰るように、月足ベースで1万円、一回、1万2千円まで行ったけど、やはり1万円が天井だったわけです。直近でも1万円まで行ってダメだった。
オレンジ際の戦いと同じように、1万円際の戦いがあって、これに勝ったら買ってみたらいいかもしれない。
(天井を)超えたら新たな未体験ゾーンに入っていきます。
日足で見てみます。まずオレンジを超えてからの本数は15本ですので、まあまあいってます。
従って、戦うならば上に抜けてから買いますが、16本目なので、懸命な買い方は一度下げて戻したときの下半身で買うことです。
そして、買ったけど緑のライン辺りで陰線が出て、もう1本逆下半身が出たら、一旦の天井となります。
いま天井かどうかは、今後の値動きで判断します。
じゃあ、ここで買ったら損になるじゃないかと思うかもしれませんが、下半身で買ったら、それを手仕舞って売りに変えればいいのです。売りはもっと下げますから。
どっちにしても一回踏み絵をやったほうがいい。この下半身で買うことが踏み絵になります。
そして、そのまま上がっていけば、ずっと上がっていくわけですから。