相場師朗先生がトレード人生で一番稼いだのはどこの局面か?

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相場先生が人生で最も稼いだトレード

4月27日放送の「株は技術だ!」を視聴しました。

番組後半の課外授業では、相場先生が人生で最も稼いだところの紹介がありました。さらに、その後には新たな練習方法の説明もありました。

相場先生は、NYダウのセリングクライマックスのところをトレードして、人生最大の利益を上げたそうです。

NYダウを買い下がった逆張りトレード

相場先生が人生で最も稼いだのは、NYダウのセリングクライマックスから反転上昇したところで、下げ局面の最後の方を逆張りで買い下がったとのことです。

相場先生がやったことは、大きな下落におけるロウソク足の本数を数えて、底を打つタイミングを計って逆張りで買いを入れたとのことです。

20000ドル辺りで下げ止まり、下落が始まったロウソク足から起算して25本目くらいで止まると予測したそうです。つまり、株価が下げ止まるであろう25本目を目標に、買い下がったとのこと。

また、相場先生の説明によりますと、買いを入れる前に上の方で売りも入れてますので、空売りでの利益を背景に逆張りで買いを入れたことになります。

ちなみになぜ25本かというと、リーマンショックの時でもロウソク足25本で下落が止まったということと、ほとんど場合、どんな大きな下落でも最大23本くらいでで下げ止まるからです。

MAだけを表示させて現在の傾向を見る練習方法

番組最後で相場先生が紹介したのが、赤(5日線)、緑(20日線)、青(60日線)、紫(100日線)のみを表示させて、株価の傾向を見る練習方法です。

移動平均線だけを表示させて日経225採用銘柄を最初から見て行くというものです。これを毎日行うことで、今トレードすべき銘柄とそうでない銘柄を見分ける力が身につくとのことです。

セクターによって、チャートの形が異なるのが分かります。

日経225日足MA

カルビー日足MA

中外製薬日足MA

小田急電鉄日足MA

まとめ

今回の放送を視聴して最も感動したのは、NYダウの下落局面を逆張りで買い下がったところの説明でした。というのも、逆張りの分割売買こそが、相場師朗先生の本来のトレードスタイルだからです。

相場先生は最初の教材である「7step株式投資メソッド」や、初期の「富豪ファミリープロジェクト」、「みんなのうねり取り」、「一銘柄集中うねり取りセミナー」では逆張りを教えていますが、それ以降は順張りを中心に教えています。

逆張りと比べ、順張りはトレンドが変わってから入るため失敗が少ないという利点がありますが、乗せをする場合は平均値が高くなるという欠点があります。そのため、上の方で多くの玉を入れてしまった直後に下げを食らってしまうと、それまでの利益が簡単に吹っ飛んでしまいます。

一方逆張りでは、買い下がるにつれて玉を多く入れて行きますので、平均値が低くなります。ただ、買い下がって行く間は損失が増えて行きますので、精神的につらい状況が続きます。

しかし、買い下がると同時に空売りを入れておけば、下落中の損失を抑えることができます。このやり方が、相場先生がNYダウの買い下がりで行った手法です。

今回の説明で、リーマンショックや武漢コロナショックの暴落であっても、最大25~28本で下げ止まることが分かりました。

また、平時であれば9本、または、17本か23本(多くの場合は9本)で下げ止まりますので、そのタイミングを計って逆張りで買いを入れることもできます。

私はここ数年は順張りでトレードしていましたが、これを機に逆張りの練習を再開しようと思いました。

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