⇒ 相場師朗先生主宰の株塾とは?

米著名投資家が大暴落の最中に株式爆買い!これは「一生に一度の大バーゲン」相場だ!

スポンサーリンク

資産家は恐慌時に生まれる

「資産家は恐慌時に生まれる」という格言のように、投資家たちは底値で株式を買い集めています。

3月20日付のブルームバーグの記事によりますと、チャイナで発生したコロナウイルスが世界を震撼させている中、世界の富豪たちは株式買い増しに、合計10億ドル(約1100億円)を投じました。

当局に提出された文書によると、アクティビスト(物言う投資家)のカール・アイカーン氏は米レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングス、家庭用品や事務用品などを手掛ける米ニューウェル・ブランズの持ち株比率をそれぞれ引き上げた。ウォーレン・バフェット氏の持ち株会社はデルタ航空の株式を追加。テトラパックの親会社テトララバルの資産相続人らは、香料メーカーの米インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス(IFF)の株式に3億1700万ドルを投資した。

引用元:「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い

米著名投資家のビル・アックマン氏は自身のSNSで、「もしこの危機を上手く制御することができたなら、これは一生に一度の大バーゲンだ。そうなるための条件は、米国が一時的に国境を閉鎖することだ」とツイートしています。

投資家たちが買い増した銘柄

ブルームバーグの英語版記事によりますと、世界の著名投資家が買い増しした銘柄は以下になります。

投資家投資先投資金額
(百万ドル)
Rausing familyInternational Flavors & Fragrances317
Rausing familyKeurig Dr Pepper200
Carl IcahnHertz, Newell120
Tammy Hughes Gustavson, Bradley HughesAmerican Homes 4 Rent108
Kelcy WarrenEnergy Transfer91
Carlos SlimPBF Energy48
Warren BuffettDelta Air Lines45
参考元:World’s Richest Spend $1 Billion on ‘Bargains of a Lifetime’

次に、それぞれの投資家の投資先となった会社のチャートを見てみます。

International Flavors & Fragrances (IFF)

Rausing familyが$317 millionを投じて購入した銘柄は、ニューヨークに本社を置く大手香料メーカーのInternational Flavors & Fragrancesです。

ちなみにWikipediaによりますと、Rausing familyはテトラパックの創設者一族です。

直近7日間の日足を見ると、7本中5本が陽線です。このロウソク足のかたまりを見ると、「上げたそうな感じ」がします。

3月19日の陽線(左から3本目)は「半分の法則」になっています。その後、陽線コマと陰線が出ましたが、来週月曜日に陽線が出たら赤の下値が切り上がってくるかもしれませんね。

Hertz (HTZ)

カール・アイカーン氏が買い増ししたのは、日本でもよく知られている米大手レンタカー会社のハーツです。

コロナショックが本格化する前は20ドルほどあった株価が、1か月で5分の1になっています。アメリカ株の暴落の勢いはダイナミックでいいですね。

相場式のやり方では、ロウソク足が「半分の法則」になっていますので、買い出動はまだ早そうです。

デルタ航空 (DAL)

バフェット氏が購入したデルタ航空株は、コロナショックの影響で株価が3分の1になってしまいました。

直近では陰線2本が並んでいますが、まだ下げ止まった感はないですね。もうひと下げあってもよさそうな感じです。相場式では、買い出動のタイミングはまだ先のようです。

ちなみに倒産危機に直面しているボーイングの株価はこんな感じです。こちらもコロナショックで株価が、ほぼ4分の1になってしまいました。

市場が暴落中でも上昇している銘柄はある

チャイナの武漢で発生したコロナウイルスは、瞬く間に世界に拡散して行き、各国の経済を弱体化させ、すでに金融危機待ったなしの状況となりました。

ただ、このような状況下でも上昇している日本株はあります。

相場先生がラジオで紹介していたヤクルトをはじめ、JPX400銘柄の中から探せばいくつも見つけ出すことができます。

ヤクルト

ローソン

アルフレッサ

東洋水産

トレードの最中に経済ニュースやコロナ関係のニュースを読んだり聞いたりすると、「そろそろ下げ止まるんじゃないか?」とか「チャート上ではそろそろ上昇しそうだけど、ニュースによるともっと下げそうだな」と判断して、手仕舞いが早かったり、次の一手をためらったりしてしまう可能性があります。

相場式でトレードしている私たちは、トレード中はコロナウイルスのことは一旦忘れて、チャートに集中すべきですね。

3月20日に相場師朗先生の新刊、「37年連戦連勝 伝説の株職人が教える 株の技術大全」が発売されました。まだ注文されてない方は、ぜひ、購入してください。


37年連戦連勝 伝説の株職人が教える 株の技術大全

武漢コロナウイルスと中国共産党の責任

最後に新型コロナウイルス関連の話です。

なぜか我が国のメディアは、コロナウイルスが武漢で発生したことをあまり強調したがらないですが、アメリカではトランプ大統領自ら「チャイナ・ウイルス」と呼んでいます。

また、反トランプ陣営の大手メディアもその動きに追随して、CNNまでもがWuhan coronavirus(武漢コロナウイルス)やChinese coronavirusと呼び始めました。

そんな中、ワシントンポストは「中共ウイルスと呼ぼう」と呼び掛けています。新型コロナウイルスを世界に拡散させてしまった責任は中国共産党にある、ということですね。

もしコロナウイルスの感染がチャイナ国内に限定されていたなら、チャイナは世界経済から切り離される可能性があった。それを恐れた中共政府は、春節を利用して世界にウイルスを拡散させた。これは十分にあるうることだと思いますね。

しかしながら、その後、中国共産党は「ウイルスは米軍が持ち込んだ」と言ってしまって、ドジを踏んでしまいました。チャイナは相変わらず稚拙な外交を繰り返しています。

安倍首相は日本企業に対して、チャイナから徹底して日本に引きげるように要求しました。チャイナが世界経済から切り離されるのは時間の問題でしょう。

タイトルとURLをコピーしました