株トレードで失敗しないためには先が予測できる場面でのみトレードすることが重要

8月29日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の放送は8月23日に収録された番組でした。

ですので、日経先物の予測は、8月23日に1週間後の動きを予測したものとなります。

相場先生の予測は二通りあります。

32000円が分かれ目となり、ここを超えてくると何日か上げた後に少し下げる、というのが一つ目のシナリオです。

二つ目のシナリオは、32000円を超えられずに下げて、オレンジの100日MA近辺まで下げるということでした。

なぜ32000円が分かれ目になるのかというと、日経先物は2000ごとの節目でトレンドが変わる性質を持っているからです。

本日9月4日の時点では、日経先物はさらに上昇しており、33000円を超えてきました。現時点では12日連続上昇ということになります。

ただ、相場先生は「急上昇して33500円を超えてくることはまずない」と話していましたので、どこかで反転下落する可能性があります。


TradingViewで日経先物の最新チャートを確認する

エントリーはストーリーが考えられる場面で!

今回の「相場の提言」は、「エントリーはストーリーが考えられる場面で行うこと」でした。

これはどういうことかといいますと、「下げてきたから、そろそろ買ってみよう」とか、「だいぶ上げてきたから、そろそろ下げるだろう」といった、あやふやな理由でエントリーするのではなく、明確な理由をもってエントリーするということです。

たとえば、「こうなってきたので、次はこうなるはずだ」、「こうなった後は一旦下がるけど、その下げは前の安値に並んで上がる可能性が高いから、買いエントリーしよう」「ただし、上げた後にもう一度下げたときに前の安値を割り込んだ場合は、買いを手仕舞って売りを入れよう」という感じです。

つまり、値動きが読めて、かつ、エントリー後の動きも予測できるようにしておくと、あまり失敗しないということです。

メルカリのチャートを使ってストーリーを考える

番組後半では、相場先生がメルカリの週足と日足チャートを使い、トレードストーリーの立て方を解説されました。

以下は週足です。


TradingViewでメルカリの最新チャートを確認する

長らく下げてきましたが、赤の5週線が下値を切り上げてきて、オレンジの100週線を超えてきました。

その後、下げてきていますが、この時、すでに赤と緑(10週線)の下には、上を向いている青(30週線)と紫(50週線)があります。

青と紫の手前で下半身が出たら、次はオレンジを超えてくるかもしれない、と予測します。

次に日足を見ます。

PPPの状態が崩れて下げてきています。しかし、上を向いているオレンジの100日線を割らずに下半身が出たら、上がって行くかもしれないと予測できます。

相場流では、このように先が予測しやすい場面でエントリーをします。逆に言えば、予測が難しい場面では、エントリーを見送ります。

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