今トレードしている銘柄のチャートが描けますか?

8月22日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

番組の冒頭では、今の日経先物の動きの解説からでした。

そして、そのあとの「相場の提言」と番組終了後のYouTubeライブでは、相場先生の玉の入れ方について学ぶことができました。

まず、日経先物からです。

22日時点では、日経先物は下半身を形成して上げていますが、相場先生の見立てでは、これは自律反発の上げで、「下げるための上げ」とのことでした。

この日の下半身を見て、相場先生は買いを入れましたが、そう長くは上がらないと思いながら買い玉を持っているとのこと。

寧ろ、次の下げに関しれは、長く下げると思って売り玉を持つだろうと話していました。

日経先物の週足チャートをは、PPP崩れの形になっています。

PPP崩れでのトレードの鉄則は、下半身が出るか、赤と緑が交差するまでというのが、一つ。


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日足においては、一番上に紫があり、その下に青があります。ただし、赤が上を向いており、緑も寝てきていますので、もしかしたら青くらいまで上げるのでは、と先生は予測されていました。

ゴールド

ゴールドは下げてきて、前の安値に並んできました。

放送日時点では陽線2本出現していました。

相場先生は「この陽線を見て買いを入れる。もし、そのあと陰線が出たら売りヘッジでしのいで、その次の日に陽線が出たら、底は脱したとと見て、売りヘッジを切って買いを足す。その後は何日か上がるだろう」と話していました。

相場先生が話した予測は、前の底値付近で起きた線組と同じ動きです。

月足で見ると過去の高値に並んでいますので、ここから下げることが考えられますが、もし上に抜けると歴史的高値に入ってきます。


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というのも、緑の10か月線の高値が前の高値を超えており、月足ベースで軽く下げただけで上げると、歴史的に高値に突入していくことも考えられます。

相場先生は、どちらに動くことも考えられるため、ゴールドは両睨みと話していました。

原油

1年ちょっと下げてきましたが、ついに6月に陽線が出て、7月にはW下半身(赤と緑を同時に超える状態)出現となりました。

今月は月足の緑の上にロウソクがあり、このまま緑の上で頑張り通したら、上に抜けるだろうとのことでした。そうなると結構上がるとのこと。

原油の週足では下値が定まっている感じが見て取れます。MAの一番下にあった赤が、もうすでにオレンジを除いて一番上に来ています。


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一方、日足では、今現在は下げています。

月足、週足では上げそうですが、日足では下げています。ということは、現在の下げが終わり、下半身が出たら買い出動というシナリオが考えられます。


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今トレードしている銘柄のチャートが描けますか?

相場先生は、今現在ご自身がトレードしている銘柄の、日足、週足、月足チャートがすべて頭に浮かぶし、即座に描けるそうです。

それほど毎日猛烈に考えて、建玉をしているため、夢にチャートが現れるそうです。

そういえば、かつてパイオニア株のトレードで数億円の利益を築いた立花義正さんも、夢でも建玉をしていると著書で書いていました。

トレードが上手くなるためには、今のトレードしている銘柄のチャートの形を即答できるくらい、毎日真剣にチャートに向き合う必要があるということですね。

さて、YouTubeライブでは、相場先生が現在トレードしているゴールドの建玉についての解説がありました。

その熱い話しぶりから、猛烈に考えに考え抜いて、明日、買いを入れるか、売りを入れるか、あるいは見送るかを決断されてることがよく分かります。

以下のチャートは、相場先生の解説を基に、建玉を書き入れました(玉数は便宜上、最小単位で表示してます)。

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