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相場師朗流、建玉操作を使うリスクを抑えた日経先物の売り上がり

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

1月31日の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の動画では、今現在の日経先物のチャートを使って、売り上がりのやり方を教えていただけました。

相場先生は、「視聴者の皆さんは、実際におカネを入れてトレードするのではなく、まずは仮想トレードでトレーニングを積んで、売り上がりのイメージを掴んでください」と仰っていました。

相場先生の説明を聞くと簡単にできると思いがちですが、実際におカネを入れてトレードしてみると、感情の入り方が違ってきますのでイメージ通りにできません。

まずは仮想トレードでトレーニングが必要です。

日経先物の売り上がりの練習

売り上がりの練習をすることで、勘所が養われて技術の向上につながります。

現在の日経先物は天井に近い価格帯で動いていますので、売り上がりには良いタイミングに差し掛かっています。

株でもそうですが、天井圏での動きは荒くなります。下げると見せかけて、さらに上がったりして、じたばたした動きを見せて、最後は力尽きて下げるといった感じです。

以下のイラストは天井圏での戦い方です。これは相場先生が番組内で使っていたイラストを基に、私が作成したものです。

まず、売りを1つ、買いを1つ入れます。建玉は1-1です。

この後、上昇したら買いを1つ追加します。さらに上昇したら、次は売りを1つ追加します。これで建玉は2-2です。

さらに上昇したら買いを追加、さらに上昇したら売りを追加…とやって行くうちに、最後は力尽きて下げてきます。

そのタイミングで買い玉を手仕舞い、売り玉のみにします。

上のイラストでは、最後の建玉が4-3になっています。

これは2-2にした後もさらに上昇したら、28000円か29000円にさらに近づくことになります。さすがにここまで上昇したら一旦は下げてきます。

目標としている天井圏の手前での建玉は2-2ですので、買いはプラスですが、売りはマイナスです。しかし、互い違いに玉を入れてきたので、損益はほぼトントンです。

そして28000円か29000円に近づくと下げる確率はかなり高くなってきますので、ここで2-2だったのを4-3にします。

なぜ売りが4に対して買いが2なのかというと、はじめた時よりもさらに上がってきたので、下がる確率は益々高くなっているからです。

ですので、少しだけ自分の気持ちを表現して4-3にしておこうというわけです。

このあと少し下げたら売りを1つ手仕舞って3-3にします。天井圏ではもう一度上がることがありますので、その時はまた、売りを1つ追加してら4-3にします。

そしてまた下げてきたら、売りはそのままにして、買いを少しずつ減らして行き、最後は4-0で下げを取って行きます。

売り上がりをする場合、このような建玉をすれば、ある程度の下げは取れます。もし下げずに上がったとしても、それほどリスクはありません。

日経先物の売り上がりのイメージ

以下のチャートでは、相場先生が番組内で説明された建玉を基に、私なりに理解した建玉を記入してみました。

※これはあくまで私が想像で作成したイメージ図です。当たり前ですが、この通りに行くとは限りません。

なんのプランもなくトレードすると、想定外の出来事に対処できません。

あらかじめ何通りかのパターンを用意しておくことで、リスクを最小限に抑えることができます。

儲けようようという気持ちよりも、損をしない、あるいは負けないことに意識を集中させた方が、結果的に上手く行くと思います。

今回の番組で学んだ建玉の操作も、売り上がりに失敗した場合でも、損失を最小限に抑えることができます。

勝って大きな利益、負けてもトントンか少しの損失で終えるのが、相場流建玉操作を使ったトレード方法です。

私は、このやり方をとことんまで究めて行きたいと思っています。

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