岸田総理「岸田に投資を!」と訴える
政権発足以来、ほとんどなにも成し遂げていない岸田総理ですが、ロンドンのシティーで金融街シティーで行った演説で、日本の個人金融資産約2000兆円を貯蓄から投資へと誘導する「資産所得倍増プラン」を始めると発表しました。
そして、岸田総理は、「安心して日本に投資してほしい。インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」と市場関係者らに訴えました。
でもこれ、よく考えてみると、「お金のある人は自分で資産運用してお金を増やしてね」と言っているのと同じことです。つまり、岸田政権はこれまで通り、「何もしない」ということになります。
資産運用するお金のある人はいいですが、そんな余裕のない人は、置き去りにされてしまいます。
1株も持っていない岸田総理
「資産所得倍増プラン」をぶち上げた岸田さんですが、自分では投資をしておらず、1株も持っていないようです。
岸田文雄総理大臣は、貯蓄から投資へと誘導する「資産所得倍増プラン」を始めると表明。
「安心して日本に投資してほしい。インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」と呼びかけた。 pic.twitter.com/tJGXN7tUxY— Mi2 (@mi2_yes) May 7, 2022
そりゃツッコまれるわな笑
▷岸田首相、「貯蓄より投資」宣言するも「持ち株ゼロのお前が言うな」「まずは国民に投資しろ」の声(SmartFLASH)#Yahooニュースhttps://t.co/BpPfdl1riG
— もりちゃん@ロックンローラー (@morichanemorich) May 7, 2022
投資をしたことのない人間が「岸田に投資を!」と呼び掛けても、市場参加者からは悪い冗談と受け止められたのか、週明けの9日、日経平均は大きく下げています。
岸田首相「キシダに投資を!」
日経平均「一時600円超の下落、2万7000円台を割る!」岸田首相が首相になってから株価が冴えない。「資産所得倍増プラン」も初っ端から怪しくなってきている。まさか、これも「文字通りの倍増を指しているものではない」で逃げるつもりか?https://t.co/PJkroe4mz6
— 鈴木傾城 (@keiseisuzuki) May 9, 2022
株価下落は今に始まったことではなく、岸田さんが総理になってから、日経平均は下げ続けています。
ドル建ての日経平均だとすでにコロナ前より下落しています。。特に岸田総理が就任して以降は大きく暴落。
アメリカ人にはこう見えているという。。安心して投資できるかというと… pic.twitter.com/IIFVd6m5ji
— もふ社長@不動産投資家 (@mofmof_investor) May 9, 2022
国民に投資をさせて金融所得税を引き上げるのが狙いか?
岸田総理は海外投資家に「岸田に投資を」と訴えた一方で、松野官房長官は「金融所得課税強化の検討、投資環境損なわないよう配慮」と、総理の発言と矛盾するようなことを言っています。
あるいは、これは矛盾でもなんでもなく、岸田政権の真の目的は、国民に投資をさせて、その上前を撥ねるために金融所得課税を引き上げるつもりかもしれません。
なぜなら、何も決められない優柔不断な岸田総理が一貫しているのは、金融所得税の増税だからです。
優柔不断の岸田が一貫しているのは金融所得課税
参議院選のハードルを与党で過半数と低くしてあるから絶対に手を付けてくる
マーケットを知らない官僚が作った増税案は思った以上に影響がある
後期高齢者の保険料、金融所得も勘案検討 骨太方針原案: 日本経済新聞 https://t.co/Zlyj3FHMpr
— ABC Trader (@ABC87791035) May 22, 2022
ほら、金融所得課税がきた。税金を取りまくる。岸田首相は最初からこれをやりたくてやりたくて仕方がない。国民が投資しやすい環境を作るというのであれば税金は下げるものだが、上げるというのである。しかも貯蓄から投資に誘導して税金を取るのだ。頭がおかしい政権だ。https://t.co/7y01linjCQ
— 鈴木傾城 (@keiseisuzuki) May 9, 2022
金融所得課税強化の検討、投資環境損なわないよう配慮=官房長官
日銀・年金資金まで注ぎ込んでバブルを膨らませ、国民には株を買えと言い、海外投資家にまで「岸田に投資を」と呼びかけ、片や自らそのバブルを破裂させるようとする。支離滅裂。岸田首相は、大丈夫なのか? https://t.co/FoneMCEtSM
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) May 10, 2022
結局は「自分で資産運用してお金増やしてね」ということ
「資産所得倍増プラン」とはいっても、投資で資産所得が簡単に「倍増」できれば誰も苦労しません。投資経験のない素人がやっても、ほとんどの人は資産を減らすだけでしょう。
どうしようもないプラン。簡単に言えば「これまで通り政府は何もしません。国民のカネを使ってビジネス始めてください。中には上手くいくものもあるでしょう。上手くいくことを祈っています。」ということ。
何が新しい資本主義だ。経済成長がなぜ起きるのか、勉強しろ。https://t.co/L6ACIh18Ol
— あんどう裕(ひろし) 前・衆議院議員 新党くにもり共同代表 (@andouhiroshi) May 5, 2022
岸田文雄首相の言う「所得倍増計画」は「資産所得倍増プラン」で、カネがある人は自己責任で株に投資して運が良ければ増やしてください、カネが無い人は自己責任でなんとかしてくださいという突き放し政策。メディアは「所得」と「資産所得」の重要な違いを指摘しないと駄目。https://t.co/WnrzdfMNM7
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) May 6, 2022
岸田首相は知らないかもしれないが、投資というのは判断を間違えたら半減でも全損でもありえる世界である。投資して「はい資産倍増しました」となるのなら、誰も苦労しない。政府が貯蓄から投資へ誘導し、国民が大損したら政府として責任をどう取るのかを知りたい。放置か?https://t.co/xUD8VP3YxN
— 鈴木傾城 (@keiseisuzuki) May 6, 2022
投資の勉強をせずにいきなり株式投資をすれば、ほぼ間違いなく資産を減らして退場を余儀なくされます。
しかし、しっかりと勉強をして知識を身につけた上で株式投資を行えば、資産を増やせる可能性は間違いなく高くなるでしょう。
不確実性の高いこれからの時代に株式相場で成功するためには、確かなトレード技術が必要になってきます。
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