⇒ 相場師朗先生主宰の株塾とは?

株トレードで何度も大損し続けても耐えるメンタルが欲しい

8月22日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の放送は市場環境の解説から始まり、次に前回に放送したメンタルに関する補足がありました。

そして、最後に視聴者からのコメントに相場先生が回答されました。

相場先生による市場環境解説

日経先物

日経先物は下から13本上げてきてオレンジに当たっている。下の方で買いを入れた人は、陰線2本出現で手仕舞いをしたほうがよい。

これから売ろうとしている人は、もう少し待ったほうがよい。日経先物は、このあとオレンジの上に出るのかこのまま下げてしまうのかよくわからないため、もっと妙味のある銘柄を手掛けたほうがよい。

NYダウ

NYダウに関して言えば、もし買いを持っていたら手仕舞いの準備をした方がよい。その理由は、大底から14本上げてきているから。

ただし、上に抜けたら買いは継続。

EUR/CHF

下の方で買った玉を手仕舞い、新規で少しだけ売りを入れた。

なぜ少しだけかというと、まだ下げるかどうかわからないから。もし青に当たって上に行けばN大の形になるので、そうなったら買いに転換する予定。

NIKE

大量に買いを仕込んだ。買いを入れた理由は、暴落後、だんだんと緑に近づいて下げ止まり、横ばって青に近づいたから。

そして青を越えたので買った。一度下げたけど下値を割らなかったから追加の買いを入れた。

その後、飛び出したから追加の買いを入れた。現在、買い玉を保有中。

ココア

大失敗をした。オレンジを越えて、一度下げた後に上昇したので買った。相場先生は水曜日の夜に買いを入れた(ココアの取引は夕方から始まるから)。

しかしながら、下ヒゲで自動的にロスカットされてしまったとのこと。ロスカットされてなければ、大幅利益だった。

原油

売りと買いを同時に入れて、建玉は1-1となっている。売りを入れた理由はオレンジ際の戦いに負けて下げてきたので、さらに下げる可能性もあるから。

ちなみに昔の相場師は、1-1から入ることが多かったそうです。

この後さらに下げて、どこかで底を打ったときに売りを手仕舞って、買いを2つ追加して0-3にすることを考えているとのこと。

練習のメンタル

先週ご紹介したメンタルに関して、今回、もう少し詳しく話していただけました。

練習は絶対に裏切らないと信じて、練習を続けてほしい。練習量は多い方が良いに決まっているが、練習は意味を持たせてやる必要がある。

散漫にたらたらとチャートを見て練習しても意味がない。「今日は〇〇の練習をしよう」という感じで、テーマをもって練習すること。

猛練習をしたからといって思った成果は得られないかもしれないけど、練習する前よりは上手くなっている。

明日もまた練習する。その次の日も練習する。そうすると、前日よりも、前々日よりも練習をやった分だけ一歩一歩前進していると思うこと。そして、絶対にそのことを疑わないこと。

何度も大損し続けても耐えるメンタルがほしい

視聴者からの質問

自分を信じて、その結果、何回も大損し続けて、それでも耐えるメンタルが欲しい。

相場先生の回答

自分を信じて何回も大損している場合は、「手仕舞い後のメンタル」が必要です。

どういうことかというと、「今回自分を信じてトレードしたけど、どうして失敗したのだろう」と振り返り、相場流に照らし合わせると、必ず上手く行かなかった理由があります。

たとえば、買いを持っていたけど15本以上経過しているのに買い玉を手仕舞わわなかったために、その後の急落で損をした。

あるいは、買いを入れたのが上昇16本目だったため、買いを入れたらすぐに下がってしまった。

または、売りを入れたのが下落18本目だったために、売りを入れたらすぐに上がってしまった。

このように上手く行かなかった理由は必ずあります。なので、大損が続かないようにするために手仕舞い後に必ず原因追及をする。

こうすることで次からは前よりは失敗しなくなるはずです。これを繰り返して行くと、だんだんとプラマイゼロぐらいが続くようになります。

そして、それを越えて行くとプラスになって行きます。従いまして、「手仕舞い後のメンタル」をしっかりやることで改善します。

タイトルとURLをコピーしました