8月1日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
番組の冒頭でおもしろいお話がありました。
相場先生は、80名くらいのとあるLINEグループに「鬼沢」という名前で登録しているそうです。
この80名くらいの中に元株塾生が2名ほどおり、あとはいろんな人がメンバーとして登録しているとのこと。
この中では各々のメンバーがいろんなうんちくを語っているそうで、「ファンドアメンタルがどうの・・・」とか、「株塾のやつら今頃大損してるだろうな」とか、言いたい放題言ってるそうです。
この番組で鬼沢氏の正体をばらしてしまったので、相場先生はLINEグループからは外されるかもしれないと話していました。
直近の日経先物の解説
相場先生のお話では、直近の日経先物の大きな下げも、相場流の考えだと説明が簡単で利益が獲れたとのこと。
まず①のロウソク足でオレンジを越えたので、買いを入れます。38000円の価格帯でW底を形成して上昇して行きます。これは株塾では「オレンジ際の戦い」と呼んでいるエントリー方法です。
その後14本上昇して15本目の陰線を買い玉を手仕舞います。
この陰線で42000円という2000円ごとの節目を割ったので買いを手仕舞って、売りを入れます。
そして11本下げて12本目に陽線が出て38000円の節目で下げ止まります。
しかも、ここには過去のシコリ(過去に価格が停滞している場所)がありますので、下げ止まる可能性が大きいです。
なので、上で入れた売り玉は、ここで手仕舞います。
次に、大きく下げた後に緑(10日線)まで上がったときは、「ロウソク足4本くらいで終わる」と株塾では教えています。
したがって、仮に12本目の陽線で買ったとしても、「ロウソク4本」ということを知っている株塾生は、次の大きな下げに引っかかる前に買いを手仕舞っているはずです。
そして今はノーポジションというのが株塾の中級者のトレードということになります。
相場先生の銘柄選定方法
相場の提言では銘柄選びについてのお話がありました。
リスナーさんからの質問
銘柄選びはどのようにされてますか?
相場先生の回答
3つあります。
①中期で戦う銘柄
日々、時間のある時に月足、週足が天井圏、底値圏にある銘柄を探しておいて日々観察し、エントリー可能なタイミングに達したら、まず1回目のエントリーをする。
銘柄によっては4か月くらい観察して、やっとエントリーしたものもある。
②短期で戦う銘柄
短期用の銘柄を週末に選定しておく。
今週動きそうなチャートの状況になっている銘柄を選定し、リストに入れておく。
これは保有期間が4日~1週間程度。
③すでに保有している銘柄(中期、長期で保有している銘柄)
毎朝、前日の引けのチャートの状態を確認し「建玉の操作」を行う。
ここから大きく発展する銘柄がある。
例えば、買いを入れていたけどシコリを割ったので、「これは下げだ」と判断して、0-1だった建玉を2-0にして、さらにもう一つのシコリを割ったので追加の売りを入れて大きな玉にして行く、という感じです。
相場先生の場合は10万株くらい仕込んで、2000円くらいの値幅を取るようなこともするとのことです。