2023年12月21日放送の「株は技術だ!」を視聴した
今回のメインテーマは、「相場流デイトレ」のやり方でした。
相場流デイトレのやり方には2通りあります、
ちなみに相場流トレード法は、株だけではなく、FXやゴールド、原油などの先物やCFDでも、同じやり方です。出来高があって値動きがあれば、銘柄は問いません。
一つ目の方法は、15分足でのデイトレです。モニターに張り付いて、専業としてデイトレをやるならば、15分足デイトレがおすすめです。
1分足や5分足よりも、15分足はより多くの投資家が関わってできた足のため、きれいなトレンドができやすくなります。そのため、相場流の技が効果的に使えます。
以下のチャートは資生堂の15分足チャートです。きれいなうねりが出ているのが、お分かりいただけると思います。
相場流のルールに従って、下半身で買い、本数、または逆下半身出現等の手仕舞いルールで決済することで、日足と同じようにトレードできます。
二つ目の方法は、相場先生も毎日行っているやり方です。
その日の朝までのNY市場、日経先物、為替などを勘案して、今日上がりそうな銘柄や下がりそうな銘柄を探して、朝の9時前に注文を入れておくやり方です。
その後、会社に到着する前の11時過ぎくらいには、すべて手仕舞いするそうです。相場先生は、このやり方で毎日30銘柄くらいトレードしているとのこと。
このやり方は15分足を見てトレードするのではなく、NY市場、日経先物、為替などを勘案して、JPX400銘柄の昨日までの日足を見て、その中からトレードできる銘柄を20~30銘柄ほど選んで行います。
それぞれに3000株から5000株ほどの注文を入れて、一日に1億円から2億円の資金を使って、300万円から500万円の利益を上げているそうです。
視聴者からの質問
- 株塾に入らず、ラジオやネットのみの情報で勉強しても、技術は上達しますでしょうか?
- 20日と30日の二つの移動平均線を使っていますが、なぜでしょうか?
- PPPで下半身が出ることはほぼ見当たらないのは、見方を間違えているのでしょうか?逆もまた然り。PPP状態より、下半身のほうが強いのでしょうか?
これらの質問に対する相場先生の回答は以下です。
- ラジオとネットと本を併せれば、株塾に入らなくても上達は可能。だが、ネットやラジオの内容は全てを網羅しておらず、最新技術が学べないため、習得まで長い道のりを要する
- 20日線は1か月の値動きの平均を表している。30日に関しては、まず60日(3か月)を考えた。60日の間には様々な出来事がある。その3か月区切りの半分の30日を見ることでトレンド変化の予兆を読み取ることができる
- それはその通り。下半身が出てからPPPになるため、PPPの途中ではPPPはあまり出ない。下半身が出た後にPPPになるので、下半身とPPPは比較できない