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日経先物の予測的中!今後のシナリオは?

2025年10月2日放送の「株は技術だ!」を視聴した

相場先生による市場環境解説からです。

日経先物は今年5月にオレンジ際の戦いがあり、それに勝ってずっと上げてきました。


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先週、先々週の解説では「3段上げが通常だが、いまは上昇4段目なので一回下げるのでは?」と話していましたが、その後は下げてきました。

そして、「そのあと、あまり下げないで上がる」とも相場先生は話していましたが、その通りになりました。

今日(放送日)に上がった理由は、パンパカパンの状態で青の20日線が上を向いているからです。

青の向きは非常に重要で、青が上を向いているときは、一時的に下げても戻る可能性が高いです。

このあともう少し上げて、そして下げて、もう一度上げたときにあまり上げないで下げると、青の20日線は寝てきます。

そうなってくると、次は大きな下げを考えておいた方がいいです。

今後の日経先物ですが、45600円を陽線で超えないと、一旦は下げる可能性があります。

ポンド・スイスフランは8月に安値をつけたあと、一気にオレンジの100日線まで上げました。


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その後は下げましたが8月の安値で下げ止まり、上げてきました。

相場先生は、このW底での上昇を狙っていたので、ここで買いを入れたそうです。

このあと青を超えて上げてくると、青のW底になりますので、かなりの上昇を見込めます。

スシローのその後の値動き

パンパカパンの中、緑の10週線まで下げて、ロウソク足2本上げたけど下げた。これは弱いと判断します。

日足で見ると、ずっと上げていたのがW天井をつけたあと、一気に紫の50に線割れまで下げました。

そのあと少し上げましたが、過去の安値を超えられずに再び下げました。

9月29日(月)の陰線で空売りを入れると、今頃は大きな利益になっているはずです。

このようなパターンはいくつもありますので、このようなパターンを狙うのもアリです。

次は原油です。相場先生は逆下半身の陰線で売りを入れて、安値に並んだところで利確したそうです。


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現在、安値に並んで陽線がでていますが、まだこれは買いでありません。もう1本横に陽線が出るか、1本下げて次に陽線が出ると完璧です。

コーンの日足はオレンジの100日線近辺で動いています。

週足では2024年9月の下値まで下げないで戻しています。現在は青の20週線に絡んでいます。もし下げが浅ければ安値切り上げになりますので、買いのチャンスが出てきます。


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株塾生からの質問

大阪の勉強会の後の懇親会で、相場先生は塾生から質問されました。

とある広告にあったチャートを見せられて、「この後どうなると思いますか?」とのこと。

ちなみに、その広告の回答は、「このあと下げる」だったそうですが、相場先生はプロらしく少し違う回答をされました。

前の高値を超えずに下げているので、この後下げるというのも一理あります。ですが、この形が現れる場面によって、この後の値動きは変わってきます。

たとえば以下のチャートです。

前の高値を超えずに下げていますが、そのあと上がっています。

これは株価の下にオレンジ、紫、青があり天井圏での動きです。

ただし、この反対に株価の上にオレンジ、紫、青があり、それぞれが下を向いている場合は、この広告にあるチャートのような値動きになる可能性があります。

ですので、相場先生によると、「一律にこれは下げというのは、素人的な回答です」とのことです。

次の場面です。

一度上げて、下げて、もう一度上げたけど前の高値に並ばず下げましたので、さきほどの広告の答えだと「下落」のはずです。

しかし、このあとどうなったかと言いますと、下げた後に前の安値で下げ止まって前の高値まで上げずに再び下げましたが、ここが大底だったので、このあと上がっていきました。

つまり、同じ値動きでも、移動平均線の位置によってその後の値動きは変わってくるということです。

視聴者からの質問

権利付最終売買日について

建玉を持っていて、権利付最終売買日が近づいてきた場合はどのように対処するか教えてください。

相場先生の回答

ある会社の株を空売りしている場合、配当分を取られることになります。

これを避けるために、その日までに空売り分が儲かっていたら、手仕舞います。

買いを持っていた場合は配当をもらえますが、私は配当で何かをもらう気がないので、権利付最終日に向けて買いがどんどん入って株価が上がったら手仕舞ってしまいます。

問題は権利付最終日が近づいてきて、その時に買い玉、または売り玉がマイナスだった場合は、反対玉のヘッジを入れてスクエアにします。

あるいは他の銘柄との兼ね合いで「もういいや」と思って手仕舞う場合もあります。

最近は権利付最終日にはポジションを持たないようにしています。

1-1で入る場面について

買い1、売り1の1-1で入るトレードをしてみたいのですが、天井圏、底値圏、オレンジ際など、おすすめの局面はありますでしょうか?

相場先生の回答

月足、週足から判断して、いまの下げが前の安値辺りで下げ止まる、あるいはそこまで下げずに上がるかもしれない場面で、逆下半身が出たら1-1で入ります。

さらに下げたら2-1にします。前の安値に近づいたら2-2にします。下半身で上げたら0-3にします。

このときに注意すべきことは、そのまま上げずにもう一度下げる場合もあるということです。

その場合は、もう一度2-2にします。その後、下半身で上げてきたら0-4にします。

以上が底値圏での戦い方です。天井圏での戦い方は、この逆です。オレンジ際は1-1で入っていいです。

あと上がってる最中も1-1でいいです。

ロウソク足15本くらい上げてきて、それでもまで上げてる場合は1-1で入ります。15本上げてきたということは、いずれ下げるからです。

下がれば2-0にしますが、さらに上がれば1-2にします。そのまま下がれば、さらに利益が増えます。

13~15本くらいから1-1で入ると、上手く行く可能性が高くなります。

ゴールドはどこまで上がる?

ゴールドはどこまで上がりますか?

相場先生の回答

これだけ上げているゴールドも、今年の7月にもみ合いの期間がありました。24年11月は下げました。

どこまで上がるかわからないけど、下げるまで上げると思う。

いまの上昇はロウソク足31本目です。過去に連続何本上げたか検証してみるといいです。

どこかで下げは来ると思いますが、青の20日線が上を向いてますので、また上がります。

一旦下げてもどこかで戻されますので、しばらくは本気を売りは入れないほうがよいです。

SANKYOの下げを獲った

以前解説していただいたSANKYOがやっと3000円で天井をつけて下げてきました。ありがとうございました。下落の切りどころと次の上昇をどう備えればよいでしょうか?

相場先生の回答

パンパカパンで徐々に青が寝てきた。陽線4本なのでもう手仕舞い。

週足はパンパカパン。月足は青がまだ上げている。まだ勢いがある。

明日5日線の上に陽線が出たら1回は上げるけど、オレンジまで上げると、そこでオレンジ際の戦いになるので、そこで負けるかどうか。

なので、ここは短期でやるべき。陰線で並びを下に割れば売り。

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