移動平均線同士の距離を見てやりやすいトレードポイントを探る

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今の日経平均株価はトレードし難い動きになっている

5月25日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴しました。今回は、移動平均線同士の距離を見て、トレードポイントを判断する内容でした。

相場先生によりますと、現在の日経平均の株価チャートは、5日線、20日線、60日線、そして100日線どうしの距離が近いため、予測しづらい場面であるということです。

移動平均線同士が離れている銘柄を手掛ける

銘柄はたくさんあるのだから、わざわざやりにくい銘柄を手掛けるのではなく、もっとやりやすい銘柄を手掛けるべきだ、と相場先生は話しています。

以下は日経先物日足チャートです。

次の3つの場面は、今の日経先物の日足チャートと似た場面です。どの場面も、暴落の後は上昇して赤と緑が青と紫の間に入り、約3か月上昇した後は何らかの変化が起きています。

これらの4つの場面は、移動平均線の向きが揃ってないのでやりにくい場面です。こういうところは避けて、もっとやりやすい場面を手掛けた方がよい、と相場先生は話しています。

例えば、以下のポンド/ドルのような場面です。以下のチャートの白で囲った場面を、相場先生は売りで取ったそうです。ちなみに、動画で紹介されたキャプチャ画像には、約1億円の利益が表示されていました。

まとめ

難しい場面を建玉の操作をして利益を上げるのもいいですが、あまり効率的なトレードではないですね。

寧ろ、難しい場面は避けて、もっと分かりやすい場面を手掛ける方が精神衛生上もよいです。

分かりやすい場面というのはすなわち、GBP/USDの例にもありますように「逆PPP(※1)」の場面であったり、「PPP(※2)」の場面ですね。

(※1)逆PPPは、上から100日線、60日線、20日線、5日線の順番になっている状態。
(※2)PPPは、下から100日線、60日線、20日線、5日線の順番になっている状態。
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