株初心者がトレードで勝てるようになるには、どのような勉強をすればよいか?

4月4日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

今回の「相場の提言」は、「初心者がトレードで勝てるようになるには、どれくらい勉強すればよいのか?」という内容でした。

実は、相場先生は、初心者の方からこのような質問をよく受けるそうです。

この質問に対する相場先生の回答は、「成果はイールドカーブ」ということです。

つまり、一生懸命勉強したら、ちょっとは上手くなってくる。ただし、45度の角度で勉強をしただけどんどん上手くなってゆくわけではない。

トレードの上達は「イールドカーブ」

イールドカーブはなかなか上がらないけど、急に上がりだします。

イールドカーブ | 金融・証券用語解説集 | 大和証券
大和証券の「イールドカーブ」の用語説明のページ。

相場先生の例ですが、何十億円を稼ぐようになったときは、急に上手になったとのこと。

それまで利益が100万円、500万円だったのに、急にある時、いろんなことが見えるようになって1回の利益が5億円とか10億円とかになったと話していました。

つまり、トレード技術の上達は、右肩上がりで上がって行くのではなくて、ゆっくりゆっくり上がって行きます。

そしてある程度のところまで行くと急に上がりだします。この上がり方がイールドカーブの形状に似ています。

毎日練習してても上手にならない人は「もうダメだ」と思うかもしれないけど、そこを耐え抜くと急にいろんなことが見えてきます。

相場先生は、「トレード、特に相場流は必ず上手になります」と話していました。

上達のプロセス

最初は自分の得意な値動きAの場面(例えば)のみを徹底的に勉強します。

実際にトレードすると、そのような場面は月に2回しかチャンスがないかもしれません。

月に2回しかやってこないかもしれないけど、そこは確実に獲れるようにします。慎重に少ない金額でトレードしてみます。

次に他の銘柄で、自分の得意な値動きAの場面をトレードできるようにします。

相場先生が「これが一番やってほしいこと」と話していたのが、「近々Aの技が使えるようになりそうな動きの銘柄をたくさんリストに入れる」ということです。

リスト化することで、毎日の値動きの観察が容易になります。

次に、Aの場面が何となくわかってきたら、値動きB、値動きC、値動きD、、、という感じで獲れる場面を増やして行きます。

そしてAの場面の習得でやったことと同じことをやってみます。

今度は玉数を増やしてトレードします。今まで300株でやっていたのを500株でやってみます。

500株で上手くできるようになったら、次は1000株でトレードしてみます。

トレード後には必ず感想戦(トレードの反省)を行うようにします。上手くいってもいかなくても、必ず感想戦を行います。

このようなプロセスを踏んで行くと、次第に上手になって行くと相場先生は話していました。

タイトルとURLをコピーしました