エバーグランデ(中国恒大)の破綻は20日の月曜日か!?チャイナショック再び?日本株への影響は?

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上海の夜景Herbert BieserによるPixabayからの画像

日経平均はドル建てだと史上最高値を2回超えている

元野村証券の株式ストラテジストであるエミン・ユルマズ氏の動画で、最近の株式市場の動きと中国不動産市場の影響についての解説があったので、ご紹介したいと思います。

~エミン氏の解説はここから~

まずはじめに、ドル建てで見た場合、日経平均は今年に入り史上最高値を2回更新している。

ドル建てで見る理由として、投資家及び取引高の7割は海外投資家であり、彼らは最終的にはドル換算しなければいいけないため、ドル建てでみる必要がある。

テクニカル面で言うと、前回の高値を越えているため、過去30年にわたる下げ相場は終了したとみてよい。

ドル建てで見た場合、日経平均株価が底打ちしたのは2003年だった。そこから下値を切り上げて行き、上昇局面に入っていった。

日経平均、「ドル建て」ならすでに史上最高値(写真=ロイター)
日経平均株価は現在、すでに30年半ぶりの高値まで回復しました。ただ1989年12月29日につけた史上最高値(3万8915円87銭)まではまだかなり遠い距離があります。ところが海外勢は日経平均について違った見方をしているかもしれません。実はドル建ての日経平均はすでに史上最高値の水準に達しているのです。今回はドルベースで算...

なぜ最近になって株価が急上昇したのか?

9月に入って日経平均が急上昇したが、その理由は以下の通り。

  • コロナは4か月に1回、波が来る
  • 今のコロナ感染の波は6波目になる
  • コロナ感染者の減少が株価上昇に関係している
  • コロナ感染者数の減少と日経平均の上昇はタイミングが一致している

つまり、菅総理が退任を発表して新しい総理が誕生する期待感もあるが、それよりもコロナ感染者数の減少が株価の上昇に寄与したとみてよい。

あと言えることは、日本のワクチン接種率がアメリカを越えたことで、次の12月の感染の波はかなり低くなるだろうと思う。

12月は多くの人が動く時期なので、年末年始の国内景気が良くなるとの見方から、今の株価上昇は、この年末年始の景気上昇を織り込んだともいえる。

RSIは買われ過ぎを示しているので、大きな調整がどこかで入るかもしれない。ただし、すでに上昇相場になっているので、前の安値までは下がらないだろう。

中国第2位の不動産デベロッパーの破綻

いまの懸念事項は、中国の大手デベロッパーである中国恒大の破綻危機である。この会社の社債はすでに取引停止になっており、破綻は秒読み段階にある。

会社としては手持ちの資産を売却して負債を返して行くことになるが、そうなった場合、中国の不動産相場全体が下げることになる。つまり、負の連鎖を引き起こすことになるだろう。

ただし、100%そうなるとは限らない。もし中国政府が救済に入れば、それほどひどくはならないだろう。

しかしながら、習近平は以前から中国恒大に対して「投機的な不動産投資は止めなさい」と警告してきた。それにもかかわらず、中国恒大は投機的は投資を継続していった。

このようは背景があるため、中国政府はそう簡単には救済しないだろうと思う。

ちなみに、この会社はドル建てでも社債を発行しており、海外の投資家のお金も入っている。日本からのお金も入っていると思う。

2015年のようなチャイナショックが再び起きるのか?

不動産業界以外にも、中国政府はテック規制を行っており、アリババやテンセントなどは実質上、解体に向かっている。

そのため香港株はベア相場に突入しつつある。

世界第二位の経済規模の中国株がベア相場に入っている時に、日米の株価が最高値を更新しているという事は、かなりのダイバージェンスと言える。

このようなダイバージェンスになった場合、「下が上に行くのか」、あるいは「上が下に行くのか」という事になる。

ハンセン指数がここから上昇相場に復帰するとは思えないので、日米の株価は調整に入って行くと考えるのが妥当だろう。

不動産相場がシステミックなリスクになった場合、人民元を切り下げてくるはず。チャイナショックの時がそうだった。

2015年のチャイナショックの時は、中国経済が低迷したことで人民元の切り下げを行った。その時、アメリカがテーパリングをしようとしていた。これはいまの状況と似ている。

この理由から、今回もチャイナショックの時のような状況になるのではないか。

さらにチャイナショックの時は、大量のシリア難民がヨーロッパに押し寄せ、アメリカではトランプ氏が大統領に立候補した。

今回も米軍がアフガニスタンから撤退したことで難民が増えている。アメリカ国内ではバイデンの支持率が下げってきており、トランプ支持が勢いを取り戻してきている。

今の状況はチャイナショックの時のと酷似している。ちなみにチャイナショックの時は、日本株は30%下落した。

ということで、目先の株式市場は要注意だが、その後の日本株のシナリオとしては明るいものがある。

  • 下落トレンドはすでに終わっており、上昇トレンドに入っている
  • 中国へのエクスポージャーを減らし、その受け皿に日本株がなる
  • その際、チャイナマネーも含めて日本株に来るだろう

~エミン氏の解説終わり~

エミン氏の最新のツイートによりますと、エバーグランデ(中国恒大)のデフォルトは月曜日の可能性が高いようです。

最後になりますが、以下の本はエミン氏の最新刊です。氏の話を詳しく知りたい方にはおすすめです。


米中覇権戦争で加速する世界秩序の再編 日本経済復活への新シナリオ

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