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中国企業を生かすも殺すも中共政府次第
毎日のように中国恒大の破綻危機のニュースで賑わっています。
ある人は「恒大の破綻はリーマンショックの再来になる」と分析しています。一方では、「恒大の破綻はリーマンショックのようにはならない」と分析する人がいます。
どちらの分析が正しいのか私には分かりません。
ですが、一つ言えることは、恒大の不動産危機は共産主義国家で起きていますので、中国企業を生かすも殺すも中共政府次第だという事です。
この件に関してSNS上で情報を探してみましたが、ABC Traderさんの説明が一番しっくりきました。
- 中国企業というのは実質国営企業で生殺与奪権は共産党にある
- 自由経済下でのリーマン処理と一緒にしたら読み違える
- 中国恒大は日本のバブル崩壊と似てる
- その後の金融機関への波及、経済減速、デフレを懸念
- 癌みたいに拡がるのでポリープを除去しないといけない
- リーマンは一気に世界の金融システムが危機に陥って経済が麻痺
- 心筋梗塞みたいなもので蘇生が必要
余談は許さないがひとまず乗り切った
中国企業というのは実質国営企業で生殺与奪権は共産党にある
自由経済下でのリーマン処理と一緒にしたら読み違える
金融システムは2008年と現在とでは内なかやまきんに君と内山信二くらい違う
金融機関と一般企業のレバレッジはエステとマッサージ器くらい違う https://t.co/3Mn5kqGTdi
— ABC Trader (@ABC87791035) September 23, 2021
レイ・ダリオ氏も「中国恒大の債務危機は対処可能」との見解
ブリッジウォーター・アソシエイツの創業者のレイ・ダリオ氏は、「中国恒大の3,000億ドルの負債は、2008年のリーマン・ブラザーズの破綻とは同等ではなく、状況は「管理可能」だとダリオ氏は語っています。
ダリオ氏はまた、「リーマン・モーメントはシステムに広範な構造的ダメージを与え、それは財務省が借り入れを行い、FRBが量的緩和を行うまで修正されなかったが、今回はそのような揺り戻しのようなものではない」とも述べています。
(↓ こちらは原文 ↓)
シティやJPモルガンなど米銀大手、中国恒大危機の影響ほぼ回避か https://t.co/LUkDfbaBGF
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) September 22, 2021
ジム・クレイマー氏「中国恒大の債務危機はシステミックなものではない」
米CNBCの人気番組「マッドマネー」の司会者であるジム・クレイマー氏は、2つの最大の心配事が株式市場からなくなったと述べています。
一つ目は、FRBが極めて緩和的な金融政策を維持したこと。
二つ目は、中国恒大オンショア債券保有者への支払いを完了すると示唆したこと。
クレイマー氏は、「恒大明日、外国の債券保有者に支払うべき、もう一つの大きな請求書の期限を迎えます。その外債の購入者は、ほとんどが中国に全面的に依存している国の人たちです」と話しています。
そして、「だから、彼らはこの国債には関心がないでしょう。彼らはただ打撃を受けるだけです」と付け加えています。「だからこそ、報道されているようなことがあっても、恒大のリスクは実際にはシステミックなものではなかったのです。なぜなら、誰もが中国とビジネスをしたいと思っているので、損失を見過ごしてしまうのです」とも話しています。
クレイマー氏の独特の見解はなかなか興味深いですね。
🔷2つの最大の心配事が株式市場からなくなった
🔸たくさんの心配事を抱えているが、その中でも最大の2つの心配事が消えた
🔸1つ目はFRBが極めて緩和的な金融政策を維持したこと
🔸2つ目はEvergrande社がオンショア債券保有者への支払いを完了すると示唆したことhttps://t.co/YhczZ3vGuv— かぶきあげ大好き (@kabukiagesuki) September 23, 2021
Citi Global Wealthの方も「恒大を巡る問題は”中国国内”の問題」であり、「システミックな金融危機となるような規模ではない」と話しています。
🇨🇳シティ
「恒大を巡る問題は"中国国内"の問題」
「システミックな金融危機となるような規模ではない」Citi: Evergrande crisis is "domestic Chinese issue" || This is not systemic-level event – CNBC pic.twitter.com/Uv3CPVaOqf
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) September 23, 2021
中国恒大、利払いについて国内社債保有者と協議して一旦は落ち着いたと。
Evergrande's domestic bond payment deal soothes fears, for now https://t.co/PSIrFpdAVL
— hase (@GawaHase00) September 22, 2021
ウォール街は「中国共産党を信頼」
ウォール街は「中国共産党を信頼」しており、「恒大の問題が中国発リーマンショックにはならないだろう」と、投資家に説明しているようです。
・恒大集団の問題 ウォール街の見方は「中国共産党を信頼」
複数の大手金融機関や資産運用会社は恒大の問題が中国発リーマンショックにはならないだろうと、投資家に説明
— フジトミ証券株式会社 公式アカウント (@fujitomi_8740) September 22, 2021
確かに、恒大の問題は中国国内の不動産市場の問題ですのでシステミックリスクはないとしても、同社は所有する不動産を投げ売りしているので、これにより中国の不動産市場が崩壊する危険性は残りますね。
それが連鎖倒産につながることは考えられます
中国恒大のディフォルトをリーマンのような金融危機と勘違いしている人が散見されるが危機はそこではない。恒大は所有する不動産を投げ売りしているので不動産市場が崩壊する可能性があるのが問題。不動産は中国経済の大きな部分(25%?)を占めており、価格が暴落すれば倒産する会社が他にも出てくる。
— H.S. Kim (@xcvbnm67890) September 21, 2021