4月17日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した
まずは日経先物の日足ですが、現在、高値が並んでいます。
上に抜けると少しが上がる感じがします。大きく下げて。陰線、陽線、陰線、陽線・・・とほぼ交互に出現していますので、買ったら下がるということになりかねません。
なので、ここはトレードしない方がいい場面ですが、やるならば上に抜けたら買い、下に抜けたら売りを入れて、ロウソク1本獲って終わりにした方がいい。
しかしながら、あえて日経先物をやるよりも、他にやりやすい銘柄を手掛けたほうがいいです。
日経先物がこのような動きの中、相場先生は山崎製パンを買いで獲ったそうです。
山崎製パンはオレンジ際の戦いをやって、上に抜けたから買いを入れたとのこと。
それと(相場先生は)まだ買ってませんが、明治HDもいい感じです。
ずっと下げてきたのがオレンジの上に出て、横ばって下げたが、オレンジに下げ止まったところで買う。
しかも紫と青も上を向いています。紫の上に青があるということは、(上昇の)土台ができているということです。
週足を見るとN大の形になっています。月足も下値が揃っています。
日経先物のような陰、陽、陰、陽・・・と乱高下している銘柄をやるのではなく、上昇を目指している銘柄、または下降を目指している銘柄をやったほうが良いです。
ちなみにこの番組で紹介したので、相場先生は明治HDをトレードしないそうです。
次はナスダックです。これもやりにくい動きです。どっちに行くか分からない動きです。
原油は下値切り上がりで上に抜けたら上がってゆく。日経先物と同じ動き。ただし、上抜抜けたからといって、オレンジまで上昇するかは分からない。
コーンについては、相場先生は直近の上昇を獲ったそうです。この後、コーンが再び上昇すればカップウィズハンドルの形になります。
コーヒーは下げを獲り、今は上昇を獲るために買い玉を保有中とのことです。
資金100万円でトレードして、1日で22万円の利益が出ているそうです。
ココアは下値が固まってきている感じ。
ヘッジはどう使う?
今回の「相場の提言」は、相場流のヘッジの使い方の紹介でした。
コーヒー先物
コーヒーの先物でご説明します。
オレンジの100日線まで下げてきました。横並びになり下ヒゲ陽線が出たので、買いを入れたとします。
すると翌日に陰線が出ました。オレンジの下で陰線なので、翌日下げるかもしれないと思い、売りヘッジを入れました。
ボックスでの動きになっており、まだ下げると決まったわけではないので、買い玉は保有したままです。これで売り1、買い1。
翌日、陽線になりましたが横並びなので、上に抜けるとは言えないため、何もせず。
翌日、並びを上抜けしたので「これは上昇だな」と判断して、売りを手仕舞い、買いを1足、または2つ足します。
通常、買い玉の追加は1つを例に出していますが、相場先生は2つ買い足すとのことです。
その理由は、2回目に入れた売りのマイナス分を取り戻したいというのと、方向感がはっきりしてきたので多めに追加するということです。
相場流では、このようにヘッジを使います。
ヤマハ発動機
次は相場先生が10年くらいトレードしていたヤマハ発動機です。
移動平均線が上から紫、青、緑、赤の状態で、この陰線を見たらまずは売りを考えます。
翌日、上がったけど陰線だし、移動平均線の順番も変わってませんので、売り玉はこのままです。
その後の2日間は下げてきましたので売りはキープです。
翌日、陽線が出ました。この陽線は下半身だし、緑にも掛かっているのでダブル下半身です。
ダブル下半身は上がる確率が高いので、買いヘッジを入れます。
この時、移動平均線の並びは依然として上からオレンジ、紫、青、緑、赤です。青が下がっており、弱そうです。なので売り玉は手仕舞えません。
なぜなら、ここで売り玉を手仕舞って買いを追加した後に、さらに下げてしまったら大変なことになるからです。
翌日はコマなので分からない。その翌日も陽線コマですが、横並びの陽線です。
この数日間の線組を見ると、下値まで下げずに上がるように見えるので、売り玉を外して買いを1つ、または2つ増やします。
その後、上昇して前の高値に並んだところで手仕舞います。まだ弱い状況下での買いなので、早めの手仕舞いをします。
住友金属鉱山
次は住友金属鉱山です。相場先生は、この銘柄も10年以上手掛けたとのことです。
移動平均線は上からオレンジ、紫、青、緑、赤で下げてきました。
一挙に3本の移動平均線を超えるトリプル下半身が出たので、一応、買ってみます。
その後2日間は上げてきましたが、移動平均線の並びが弱い並びですので、いつ下がるか分からない状況です。
次の日陰線が出ました。ここで手仕舞ってもOPKです。手仕舞わずにいると2日連続で横並びになってきたので、ここで手仕舞います。
ところが、上がって、並んで、その並びを割らないで上抜けしたので強いと見て、一応、買いを入れます。
翌日、陰線コマです。これは逆下半身ではありませんが、下げているオレンジの下で陰線コマです。危ないのでここで売りを入れて1-1にします。
翌日は逆下半身が出たので2-1にします。
最初は買いが本玉でしたが、1-1にしたところでヘッジを使いました。つまり、本玉は買いで、ヘッジは売りです。
ところがその後、オレンジに当たり下げて、赤の下に入ってしまったので、もしかしたら下げるかもしれないと思い、売りを1つ足して買いはキープです。
なぜ買いを手仕舞わないか?
その理由は、0-0にしたところの並びを割ってないので、この並びで反発して再度、オレンジにチャレンジする可能性があるからです。
その後、下に抜けたので本玉の買いを手仕舞い、売りヘッジに1を足して3-0にして、売りを本玉にします。
そのまま売りはキープして、どこかで手仕舞います。
以上、相場師朗流のヘッジの使い方でした。