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【日本板硝子】相場流月足チャート底値買い!大底で仕込んで大きく稼ぐ方法!

8月14日放送の「相場師朗の株は技術だ!」を視聴した

ドル円はいま円高に振れています。そして、円高になると基本的に日本株は下がる傾向にあります。

相場先生は現在、ドル円売っています。ドル円は9日間横ばいが続きましたが、放送日の14日に下げました。


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この下げにより株価が影響を受けて、この日の日経先物も陰線になっています。


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今後のドル円の行方は、現在、上向きの50日線に当たっているところですので、ここでどうなるかです。

青の20日線の上にあったレートが青の下に入ると、もみ合うクセがあります。そうすると、上を向いていた青が横ばいになります。

ドル円に影響するのはFRBと日銀です。日銀は、物価が高くなってくると過熱感があるので円高に持っていきます。

つまり、日銀は金利を上げる可能性が高いです。

アメリカではトランプ大統領がFRBに対して、利下げを要求しています。

次のFRB議長には利下げ派を選ぶはずですので、そうなるとアメリカは利下げをして、日本は利上げをすることになります。

金利が上がる方にお金が集まってきますので、短期的には円高、ドル安の傾向になる可能性があります。

長期的には経済力の強い国の通貨が高くなりますので、いずれは円安、ドル高になると思われます。

いまの日経先物の値動きをを相場流で考えると、明日金曜日に陽線で並んで上に抜けると、来週月曜日も上がる可能性があります。

相場流の考え方で「陽・陰・陽」というのがあります。

これは、上昇中に陽線が出た翌日に陰線が出て、その翌日陽線になると、その次の日も陽線になって上がる可能性が高いというものです。

一方、明日陽線になり、来週月曜日に陰線が出たら、「上がるはずなのに弱い」ということになります。

先物市場と為替についての解説

相場先生は原油に売りを入れています。オレンジ際の戦いに負けて下げたので、売りを入れたとのこと。


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ちなみに相場先生が「いま玉を持っています」と言うときは、「まもなく手仕舞います」と言うことだそうです。

大豆は下落15本目の下半身で買いを入れたそうです。現在は買い玉を保有中。


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この時、ラジオのリスナーが「大豆は陽線1本で手仕舞いました~。持っておけばよかった~」とコメントされて、相場先生はそれにこたえる形で月足を説明されました。

大豆の月足を見ると、ボックスになっています。


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相場先生が買いを入れる前の月足は陰線でした。ではどうして買いを入れられたかというと、週足と日足では下半身が出ていました。

相場先生は、最低でもボックスの中まで行く(ボックスの上限)と思ったから、保有し続けられたそうです。

コーンが順調に下げています。

週足では、下げているオレンジまで上がって下げた。もう一度上げたけど前の高値まで行かないで下げました。

これは、下げの初動を捉えるか、あるいはオレンジに負けたところで売りを入れていれば、ものすごい利益になっていた下げです。

現時点では下げの起点からすでに19本下げていますので、間もなく一回上げるとW底を形成することになります。

月足でも、この辺で上げてくるとW底になりますが、安値を割り込んでくると、次の安値の目標が2020年3月の安値になります。

現状では、まだ下落の最中という感じです。

相場先生はやっていませんが、ビットコインも相場流でトレードできます。


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下からオレンジ、紫、青の順番の中、レートが下げてきて下半身が出たところで買いを入れると、現在、儲かっていることになります。

過去の場面でも、オレンジ際の戦いに勝って買いを入れ、上昇の終わりまでロウソク足22本目です。

ポンド米ドルに買いを入れています。ユーロポンドはW天井形成で売りを入れたとのこと。

いままでオレンジ、紫、青、緑、赤だったのが、緑に当たって上がる、緑に当たって上がる、ついに緑を割って上がったけど、前の高値に届かず下げたのを見て、売りを入れた。

週足と月足で見ると、オレンジに勝って上げているので、もしかしたらどこかで戻す可能性がある値動きです。

なので、戻すタイミングで売り玉を手仕舞う予定。

5202日本板硝子の大底を獲る方法

相場先生が実トレードをした5202日本板硝子を題材に、長い視点から今を考える重要性について解説されました。

長い視点というのは「月足」を見るということです。そして、月足から「今どうなのか?」ということを考えます。

日本板硝子は相場先生がずっと取り組んでいた銘柄だそうです。

今日(14日)は下げていますが、これは15本上昇して陰線が出たのと600円近くになったからです。

相場先生は、株価が350円くらいだったころから手掛けてきて、底値付近で買いを仕込んでいって、その後の上昇をすべて獲ったとのことです。

あとから日足で見ると、下がってきたオレンジが下げ止まって横ばって、上がっていきました。

ただ、これは後になって分かることです。途中だとわからないです。

ところが、これを長い視点の月足で見ると、わかります。

2009年からずーと下げてきました。途中頑張って上げたけど、結局下げています。

ところが、2022年5月の下げは2020年の安値を割り込んでいません。この下げは1年くらい下げています。その後、1年くらい上げています。

そしてオレンジまで上げて下げましたが、過去の安値を割っていません。相場先生は、これを発見して「日本板硝子で儲けてやろう」と考えました。

月足で下落して16本が下ヒゲ陽線ですので、これを見て「買ってやろう」と思ったそうです。しかも、この陽線下ヒゲは2020年4月の安値と並んでいます。

これは本数が経過しているし、下ヒゲが出たし、過去の安値にも並んでいるし、16本目の陽線なので、相場流での買いの条件が揃っています。

この月足は2024年12月なので、この時点での週足を見ます。

この場面の週足を見ると、ここから大きく上げるようには見えません。

ただ、オレンジを割った後、ずっと下げてきてW底をつくって上がってきたので、これは買いとなります。

買いではありますが、上の方にオレンジがあるので、どこかで下がるのではないかと疑心暗鬼になります。

そこで、長い視点で見ると2020年の下値に並んで下ヒゲが何本か出ていますので、下げ止まった感じがします。

しかも、16本目の陽線、翌月の17本目は下半身です。これは過去の安値を割らないという意思表示が、チャート上に現れています。

そうすると、過去にもオレンジまで上げていますので、次の上昇もオレンジまで行く可能性があると考えられます。

日足5本で週足1本形成しますので週足で出来た形は、かなりの人がかかわって形成しています。

月足1本は日足20本、週足4本になります。たくさんの人がかかわって、それでもこの安値を割りたくないという意思表示です。

なので月足で出来ている形というのは、そう簡単にブレるような形ではないので、月足で一番いいところを見つけて、そしていま日足、週足どうなっているのかを見ます。

この理由から相場先生は、日足からは大きく上げるように見えなくても、月足では「上がる」と判断しました。

そして、相場先生は、7か月間にわたる横ばいの場面で大量に買いを仕込んだそうです。結果的に、この大きな上昇を獲ることができました。

視聴者からの質問

エントリーポイントでの悩み

日足でエントリーポイントが来ても、週足と月足を見て悩んでしまいます。

相場先生の回答

それは悩んだ方がいいです。週足でたとえば上昇15、16本目。そこで一回下がって戻る直前は、日足では下半身になっています。

だけどもう週足では本数が経過しているので、その下半身は入らないほうがいい。

このように週足で大丈夫でないと、日足が良くてもダメです。

週足、日足の両にらみでやっていただくと、成功率が上がります。

私は43年やっているので、日足だけでもできます。というのも、チャートは5700万日分見ています。

しかし、皆さんはそこまでやってないはずなので、週足と日足を併せて見たほうがいい。

ドル円のロスカット

先週のドル円の大陰線でロスカットしました。ザラバを見て手仕舞いすればよかったですか?

相場先生の回答

オレンジを抜けて下げたけど、オレンジで下げ止まった。下半身で買いを入れた。その後上昇していって前の高値も超えました。そして、急落です。

これはザラ場で手仕舞ったらよかったのかということですが、ここで大陰線が出るのは分かりませんので、2つのご提案をします。

一つ目は、ここに150円というキリの良い数字がありますから、ここまで来ると次は151円が間もなくきます。

ドル円の1円の動きは大きいです。6本上昇して151円を付けたときに150円を割ったら手仕舞おうとセットしておくのが一つです。

二つ目は、ドル円の場合は、過去の高値安値をものすごく気にします。過去の高値が151円にあります。

これを株塾では「過去のしこり」と呼んでおり、過去のしこりに価格が到達したら要注意です。ここで一旦手仕舞った方がいいです。

後講釈になりますが、そうすれば大陰線の前で手仕舞うことができました。

日本株だと、こんな大陰線にならないので、そのまま持っていてもいいですが、為替や商品先物はこのような値動きをすることがあります。

一番良いのは過去の節目を気にして、一旦手仕舞うのがよかったと思います。あと緑の上がり方が弱いです。

ですので、ザラ場を見るとかというのではなく、過去の節目を見るのがよいです。

最後にこの場面の週足を見てみます。

上ヒゲのロウソク足が日足で急落したところです。本数を数えると、下から15本目になります。

そして、ここにもしこりがあります。

ここはオレンジが横ばっており、その下に紫がありますので、弱いなか頑張って上げてきたということです。

新高値越えは上がるのか?

一般的に新高値を取ってきた銘柄は上がりますか?ヒューリック売ろうかと迷っています。

相場先生の回答

新高値を取ってきた銘柄は、基本的には上がります

その理由は、いままでその価格帯で売り買いをする人がいなかった。そこが限界と思われていたのが、買う人がちらほら出てきた。

ということは、新しくその会社を評価する人が出てきたわけで、新高値は買いとなります。

ヒューリックの日足を見ると、過去の高値を超えてきています。

本数は10本目です。移動平均線の並びが下からオレンジ、紫、青、緑ですので、どこかで下げ止まって下半身が出て上がってきたら、買ってみてもよいと思います。

しかし、高値に並んで下げればW天井になります。

今日のテーマの長い目で見るため月足を見ます。月足ではパンパカパンになっています。

問題は過去の高値の1600円を超えられるかどうかです。

ここも新高値でしたが、そこから3~4週間で天井を打ちました。これは本数が結構行ったからでしょう。

今回はきれいなパンパカパンで、一度下げて戻ってるところですが、直近高値に並んだときにどうなるかを見ていく必要があります。

現在は逆下半身が出てますので買いではないです。

現在の下げが止まって下半身が出て買いを入れたとします。その後、1639円近辺まで上げてうろうろすると、下からちょうど15~16本くらいになりそうです。

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