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「岸田に投資を!」の真意は「自分で資産運用してお金を増やしてね」なのか?

岸田総理「岸田に投資を!」と訴える

政権発足以来、ほとんどなにも成し遂げていない岸田総理ですが、ロンドンのシティーで金融街シティーで行った演説で、日本の個人金融資産約2000兆円を貯蓄から投資へと誘導する「資産所得倍増プラン」を始めると発表しました。

そして、岸田総理は、「安心して日本に投資してほしい。インベスト・イン・キシダ(岸田に投資を)」と市場関係者らに訴えました。

岸田首相、「資産所得倍増プラン」を表明 貯蓄から投資へ誘導 | 毎日新聞
岸田文雄首相は5日(日本時間同)、ロンドンの金融街・シティーで講演し、自身が掲げる経済政策「新しい資本主義」の具体策として、日本の個人金融資産約2000兆円を貯蓄から投資へと誘導する「資産所得倍増プラン」を始めると表明した。人材投資や先端技...

でもこれ、よく考えてみると、「お金のある人は自分で資産運用してお金を増やしてね」と言っているのと同じことです。つまり、岸田政権はこれまで通り、「何もしない」ということになります。

資産運用するお金のある人はいいですが、そんな余裕のない人は、置き去りにされてしまいます。

1株も持っていない岸田総理

「資産所得倍増プラン」をぶち上げた岸田さんですが、自分では投資をしておらず、1株も持っていないようです。

投資をしたことのない人間が「岸田に投資を!」と呼び掛けても、市場参加者からは悪い冗談と受け止められたのか、週明けの9日、日経平均は大きく下げています。

株価下落は今に始まったことではなく、岸田さんが総理になってから、日経平均は下げ続けています。

国民に投資をさせて金融所得税を引き上げるのが狙いか?

岸田総理は海外投資家に「岸田に投資を」と訴えた一方で、松野官房長官は「金融所得課税強化の検討、投資環境損なわないよう配慮」と、総理の発言と矛盾するようなことを言っています。

あるいは、これは矛盾でもなんでもなく、岸田政権の真の目的は、国民に投資をさせて、その上前を撥ねるために金融所得課税を引き上げるつもりかもしれません。

なぜなら、何も決められない優柔不断な岸田総理が一貫しているのは、金融所得税の増税だからです。

結局は「自分で資産運用してお金増やしてね」ということ

「資産所得倍増プラン」とはいっても、投資で資産所得が簡単に「倍増」できれば誰も苦労しません。投資経験のない素人がやっても、ほとんどの人は資産を減らすだけでしょう。

投資の勉強をせずにいきなり株式投資をすれば、ほぼ間違いなく資産を減らして退場を余儀なくされます。

しかし、しっかりと勉強をして知識を身につけた上で株式投資を行えば、資産を増やせる可能性は間違いなく高くなるでしょう。

不確実性の高いこれからの時代に株式相場で成功するためには、確かなトレード技術が必要になってきます。

相場師朗先生主宰の株塾では、その「技術」が学べます。

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