2025年6月12日放送の「株は技術だ!」を視聴した
ドル円からの解説です。
前回の番組では下値を割ってくると円高になるのではと話していました。
そして、円高になってくると日本株は弱くなる傾向にあります。
前回の番組の後、一時円安に振れましたが、145円を超えられずにいました。その後は円高に再び振れています。
143円の第一関門、142円の第二関門、そして最終的砦の141円を割ってくると、ドル円は円高傾向になってきます。
ドル円の週足を見ると去年の9月にオレンジ際の戦いに勝って上昇しました
ところが7月の162円の高値まで行かずに157円で下がりました。
そして、2度目のオレンジ際の戦いに負けて、過去の安値の価格帯まで下げてきてます。
前回はオレンジ際に価格がありましたが、今回はオレンジの下にありますので、弱いといえます。
なのでここを割ってくると130円台までずるずると下げる可能性もあります。
次は日経先物です。
日経先物はオレンジ際の戦いでもみ合っているところです。
移動平均線が集中して横ばっていますので、ここで手を出すと火傷します。
原油の買いは手仕舞ったとのことです。手仕舞った理由は、金額が大きいので利益が出ている間に手仕舞ったとのこと。
週足で見るとまだ逆パンパカパンの状態です。上がっても青か紫手前までで、オレンジなないだろうと見たそうです。
月足で見るとオレンジ際なので、ちょっと上がると下がる動きをする状態にあります。
視聴者からの質問
オレンジ際の戦いからの抜けについて
オレンジ際の戦いにて、抜けたと判断することが掴みづらいです。5/22のZOZOや5/29の明治HDのロウソク足では、エントリーポイントとしてNGなのでしょうか?
相場先生の回答
5/22のロウソク足はとりあえず抜けました。オレンジ際でどんなことが行われるかというと、オレンジの周辺でいろいろな出来事があって、最後は上に抜けるか下に抜けていきます。
ZOZOはいまボックス相場の中にあります。ところが、週足を見ると赤と紫と青が集中してます。このように線が集中してるところはボックスになりやすいので、週足で確認して、日足でエントリーするようにします。
5/29の明治HDはボックスになっており、下に抜けたわけではありません。ボックス圏の中にあります。
ただ、この状態が延々と続くことは100%ありません。いずれ必ずどちらかに大きく動きます。
レーザーテックのレンジ相場について
6920レーザーテックに今朝売りを入れたら上がっていきました。下半身となったので、明日売りを切って買いを入れるのがよいのか、レンジなのでスクエアにするのが良いのか迷っています。
相場先生の回答
オレンジ際のいいところは、かならずどちらかに動きますが、ボックス圏をつくることがあります。
レーザーテックは(ZOZOもそうですが)ボックスをつくってますが、ボックスをつくらないでちゃんと動く時の方が多いです。
レーザーテックは紫が下がってきて横ばってますので、たぶん上に抜ける気がします。
週足を見てみますと48週間下げています。
ちなみに青を割ると最大49日下げます。レーザーテックは48週終わって青の上にあるので、基本、これは上昇の可能性があります。
青が1年ぶりで横ばってます。緑が青に近づいてます。 もうちょっとすると緑が青を上に抜けるので、そうなるとオレンジと紫以外は上昇になります。
ただ、オレンジまでの距離が遠いのでオレンジまでは行かない。
月足を見ます。約4万円から1万2千円まで、約4分の1まで下げて、月足オレンジ際まで来ました。
オレンジ際での動きの特徴を考えますと、しばらく上がるとしばらく下げることを繰り返すことになるでしょう。
なので短い期間のトレードを繰り返すのが良いです。
具体的に言うと、レーザーテックは上に抜けたときが買いです。
レーザーテックはいまボックス圏になるので、売りは切らないで買いを入れてスクエアにした方がよいです。そして上に抜けたら、また買いを入れたらよい。
ボックスばかりにはまってしまいます
いつもよかれと思ってエントリーしたら、ボックスばかりにはまってしまいます。なかなか実トレードでスルスルと上がって行く場面にでくわしません。良いアドバイスはありますでしょうか?
相場先生の回答
あります。ボックス圏の練習をすればよいです。株塾ではボックス圏は危ないと教えています。ボックス圏にはまったら、それを上手く戦うか、回避する練習をしましょう。
さきほどのオレンジ際の戦いだったら、上から降りてきてオレンジを抜けたら買い。隣に陰線が出たら買いを持ったまま売り。ずっと見ていて、どちらかに抜けたほうにつく。
オレンジ際はボックス圏になる可能性が高いです。ただ、そのあと良い果実が得られます。
オレンジ際でないボックス圏はどんなところがあるかといいますと、移動平均線が集中したところです。
相場流ではボックスでの対処の仕方を教えており、徹底的に練習します。