週足チャートの形から上昇トレンドの始まりを見極めるシンプルな方法 丸紅の例

週足における上昇トレンドの起点の特徴

これまでの上昇トレンドの検証から以下のことが分かりました。

  • 週足で下半身となり、日足で緑の上でN大となれば買いで勝負できる
  • その後、株価が青を越えてきたら、さらに強気で買いで勝負できる
  • 上昇の起点での週足MAは「下値切り上がり」と「赤の上にピンク」になっている
  • 上昇中の日足でのMAの並びは下から緑、黄緑、黒、赤、ピンク
  • 週足MAが強い並びの時、日足でN大、またはもの別れとなったら買いで勝負できる
  • 週足、日足ともに下値切り上がりはかなり有効な買いの目印
  • 青の上でN大が発生した後は上昇に加速がつく

つまり、週足チャートで下半身が形成された後、日足において緑の上でN大(下値切り上がり)になれば買いで勝負できる、ということになります。

今回の記事では、丸紅の株価チャートでも同様の特徴があるのか検証してみました。

丸紅の上昇トレンドの起点の考察

2017年9月から2018年6月までの上昇トレンド

上昇トレンドの初動を捉えるには、「週足下半身」という買いシグナルが最も効果的です。以下の週足チャートでは、赤に対して「下半身」となっている場所に赤丸をつけました。

次に、それぞれの上昇トレンドの起点を、日足チャートで見て行きます。

①と②の上昇トレンド

①の上昇トレンドでは株価がすでに緑と紫と青の上にあります。そして青の上でN大を形成し、下値を切り上げて上昇トレンドに入って行きます。

②でも同様に、株価は紫、青、緑の上にありPPPの形(下からオレンジ、紫、青の並び)になっています。株価は前々週に緑の上でN大を形成していますので、この場面は下値切り上がりから上昇トレンドに入る下地が完成しています。

③の上昇トレンド

上昇トレンドに入る前の株価は青と紫の下ですが、青と紫の距離が近く、株価がオレンジの上にあります。従って、弱い場面ではありません。さらにここでも緑の上でN大を形成していますので、「週足下半身+日足N大=上昇トレンド」となります。

④と⑤の上昇トレンド

④も緑の上でN大を形成後に上昇トレンドに入っています。⑤は横ばいから下値を切り上げを経て上昇トレンドに入っています。ここは移動平均線の並びがPPPとなっていますので、一番上昇力が強い場面です。

⑥の上昇トレンド

⑥も緑の上でN大を形成していますが、移動平均線のが上から紫、青、緑の弱い順番の中での上昇ですので、株価の動きに勢いがありません。ここはあまり積極的に買いで狙う場所ではないですね。

⑦の上昇トレンド

⑦も⑥と同様に移動平均線が弱い順番中での一時的な上昇です。緑の上でN大を形成していますが、青の下である以上は上昇幅は限定的です。ここはショットガントレードで1~2日の上昇を狙う場面ですね。

2016年2月から2017年6月までの上昇トレンド

①の上昇トレンド

上からオレンジ、紫、青、緑の弱い順番ですが、株価は緑の上でN大を形成しています。ロウソク足のすぐ上に青と紫がありますので、これら上位の移動平均線まで上昇すると予測して、ショットガン投資法が使える場面です。

②③④の上昇トレンド

②は不発に終わった場面ですが、その後の下げが浅く上昇した場合は次の上昇トレンドを狙える場面です。株価は青に当たり下落しますが、次の下げが浅く上昇しています。その後、株価は青と紫を越えてチョイ下げして再上昇しています(③の上昇トレンド)。

株価はさらに上昇して紫を越えた後、チョイ下げして再び上昇トレンドに入ります(④の上昇トレンド)。

これらの3つの上昇トレンドを見ると、いずれも草、黒、赤が混沌としている状態から、順番が入れ替わりバラけてゆく方向に玉を入れると上手く行きそうです。あと、①~③はどれも上昇トレンドもN大を経て上昇トレンドに入っています。

⑤⑥の上昇トレンド

⑥はトランプ相場ですね。移動平均線がPPPの状態の時に一時的に下げましたが、N大を形成して上昇しています。

⑦は長い横ばいを経て、さらに上昇した場面です。この時の移動平均線の並びが下からオレンジ、紫、青、緑ですので、上昇力が一番強い順番です。移動平均線がこの順番の時、株価が横ばっていたら、その後、さらにもうひと上げする可能性があることが分かる場面です。

⑦⑧の上昇トレンド

⑦の場面は日足ではPPPの順番が崩れたところですが、週足では株価がまだオレンジ、紫、青の上にあります。従って、「弱い」場面ではなさそうです。となると、株価が下げ止まって再び緑の上に出てきたら、買いで勝負できる場面です。ただ、すぐ上に紫と青がありますので、ショットガン狙いの買い場ですね。

⑧は週足、日足ともに移動平均線が混沌とした状態です。ここは移動平均線がバラけてどちらかの方向に動くところを狙うと上手く行く場面です。ここでも株価は緑の上でN大を形成して上昇しています。

まとめ

今回の記事では丸紅のチャートを使って上昇トレンドの起点を分析しました。

これまでの分析と同様に、丸紅でも「週足下半身+日足N大=上昇トレンド」の関係が成り立つのが分かりました。

これらの上昇トレンドに共通してることは、日足での移動平均線の順番が下から緑、草、黒、赤、ピンクとなっていることです。その下に長期移動平均線があれば、上昇の勢いが強いことが分かりました。

また、トレンドの初動を捉えるためには、週足で「下半身」や「下値切り上がり」、そして「赤の上にピンク」を確認してから日足でタイミングを計るのが良さそうです。

あまり難しく考えることなく、このようにシンプルに考える方が上手くトレードできそうですね。

次の記事では下落トレンドの始まりを考察しています!

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